私は日本陸連に登録する陸上競技選手です。
カテゴリーはマスターズクラス。このクラスは、現役の若手選手とは区分して、年代別で分かれたクラスで戦う競技です。皆さんも知っているところではタレントの武井荘選手が40代のマスターズクラス選手です。他にも朝原宣治選手や末續慎吾選手などの元オリンピック選手もマスターズクラスで現在活躍されています。
そして、私は現在60代の登録選手として励んでいます。やりがいを持った趣味として陸上競技を続ける私の活動をご紹介します。皆さんの健康な身体作りの参考になればと思います。
憧れのオリンピック選手と一緒の舞台で走る、競う、喜ぶ。
朝原さんはデカかったなぁ。

東京マラソンで55歳の新人選手デビュー。
外国選手との皇居前の激闘で34位に。
私が陸上競技の世界に入ったのは55歳の時です。健康管理のために始めていたマラソンで、たまたま出場した東京マラソンで運良く上位(10km総合34位)に入ったことで、「競走」の楽しさを知ったからです。マスターズ陸上連盟に所属して競技を始めたものの、最初は周りの選手は学生時代から陸上部だったり、運動部だった方ばかりで、思うような結果は残せませんでした。
でも持ち前の負けん気で、練習を積み重ねていくうちに着実に自力が増していき、翌年の56歳で東京都選手権大会で優勝すると、その勢いのままに順位を上げていきました。
2012年に世界マスターズ選手権フィンランド大会に出場した頃から、舞台を国際大会に移し、戦っています。各国を代表するライバル選手達とも回を重ねる毎に交友を深め、今は友人仲間として世界を一緒に回っています。

世界陸上”室内”選手権もフィンランド、ハンガリー、韓国に続いて4度目の出場になります。陸上競技の盛んなヨーロッパでは、室内競技大会はとても人気なエンターテインメントです。室内競技場はコンサートホールのようで、週末夜に開催される競技会の決[…]
マスターズ陸上とは怪我との戦い。
骨折も、筋断裂も、原因不明の激痛も乗り越えて。
マスターズ陸上での成績は、本人の持つ潜在的な能力とたゆまぬ努力の結果ですが、一方では怪我との戦いでもあります。 やはり歳を重ねるにつれて、体力も落ちたり、身体の動きも悪くなってきて大きな怪我につながります。マスターズ選手として良い成績を残すには、しっかりとした心身のケアと、故障した時の対応力が不可欠です。
そういう意味では、競技を続けられていることは、健康管理の見本のようなものでしょう。長い競技生活を通して得た、健康増進の実践法や大怪我や慢性的な故障への画期的な治療方法など、自分の身体で試してきた経験値もご紹介したいと思います。

■主要国際大会入賞歴 ■
【2022年】
◆パンパシフィックス選手権 ゴールドコースト大会
Pan Pacific Masters Games – Gold Coast 2022
200M:優勝、400M:優勝、800M:優勝、300MH:優勝、100M:準優勝
◆世界マスターズ室内選手権 タンペレ大会
World Masters Athletics Champioships – Tampere 2022
800M:第3位、 300Mハードル:第6位
久しぶりに陸上競技についての投稿です。 私のブログの旅行記について…「ユニークな旅行が多いですね」「結構マニアックな旅ですね」というコメントが多いので、お答えも含めて今年のフィンランド旅の続きを投稿します。私はマスターズ・[…]
【2019年】
◆世界マスターズ室内選手権 トルン大会
World Masters Athletics Champioships Indoor – Toruń 2019
200M:第12位、 400M:第8位、800M:第9位、4×200Mリレー:第5位
世界陸上”室内”選手権もフィンランド、ハンガリー、韓国に続いて4度目の出場になります。陸上競技の盛んなヨーロッパでは、室内競技大会はとても人気なエンターテインメントです。室内競技場はコンサートホールのようで、週末夜に開催される競技会の決[…]
◆ヨーロッパマスターズ選手権 トリノ大会
European Masters Games – Torino 2019
200M:優勝、400M:準優勝、800M:準優勝、300Mハードル:優勝
イタリア・トリノで開催されていた『2019 European Masters Games(ヨーロッパ・マスターズ・ゲーム)』に出場してきました。 マスターズ・ゲームは4年毎に開催され、全ての競技を網羅したシニア世代のオリンピックです。 […]
◆アジアマスターズ選手権 クチン大会
Asia Masters Athletics Championships – Kuching 2019
200M:準優勝、400M:第3位、800M:準優勝、300Mハードル:準優勝
4×100Mリレー:優勝、4×400Mリレー:優勝
アジア選手権 開催地はマレーシアの Kuching(クチン)はサワラク王国の風光明媚な元首都。 2019年をしめくくる大会として、21st ASIA MASTERS ATHLETICS CHAMPIONSHIPS(アジアマ[…]
【2018年】
◆世界マスターズ選手権 マラガ大会
World Masters Athletics Champioships – Malaga 2018
大失態、800M:予選落ち
【2017年】
◆世界マスターズ室内選手権 大邱大会
World Masters Athletics Champioships Indoor – Daegu 2017
400M:第5位、800M:第4位
◆世界マスターズ選手権 オークランド大会
World Masters Games – Auckland 2017
400M:優勝、800M:第3位、300Mハードル:優勝
新型コロナ感染症の影響で、今年は出場を予定していた陸上競技大会がすべて中止になってしましました。残念!!1レースも走っていません。いつかは再開されると思って、筋トレだけは続けてきたのですが・・・余計に残念です。そこで今回は過去の[…]
◆アジアマスターズ選手権 如皋大会
Asia Masters Athletics Championships – Rugao 2017
400M:第3位、800M:第5位、300Mハードル:第3位
【2016年】
◆世界マスターズ選手権 パース大会
World Masters Athletics Champioships – Perth 2016
800M:第4位、300Mハードル:第5位
【2015年】
◆世界マスターズ選手権 リヨン大会
World Masters Athletics Champioships – Lyon 2015
800M:第12位
【2014年】
◆世界マスターズ室内選手権 ブダべスト大会
World Masters Athletics Champioships Indoor – Budapest 2014
400M:第5位、800M:第8位
◆アジアマスターズ選手権 北上大会
Asia Masters Athletics Championships – Kitakami 2014
400M:第3位、800M:準優勝
【2012年】
◆世界マスターズ選手権 ユヴァスキュラ大会
World Masters Athletics Champioships – Jyväskylä 2012
世界大会初出場、800M:準決勝落ち