イタリア・トリノで開催されていた『2019 European Masters Games(ヨーロッパ・マスターズ・ゲーム)』に出場してきました。
マスターズ・ゲームは4年毎に開催され、全ての競技を網羅したシニア世代のオリンピックです。
この大会は International Masters Games Association(IMGA)が主催し、年齢、性別、人種、宗教、スポーツのステータスに関係なく、マスターズ・スポーツマン達の生涯にわたる競争、友情、理解を促進する目的で開催されています。世界大会もオリンピックと同じに4年毎に開催され、次回かなんと2021年に日本の関西で行われます。また、大陸大会として、アジア大会、パン・アメリカ大会等が地域毎に開催されています。
ヨーロッパ・マスターズ・ゲーム は前回2015年のフランス・ニース大会に続き、今回はイタリア・トリノで開催されました。(このページの写真は大会公式ホームページとFacebookから引用しています。)
2019 European Masters Games Turin in Italy
🌍年齢、性別、人種、宗教、スポーツのステータスに関係なく
マスターズ・スポーツを通し競争と友情、そして理解を。
🏃♀️全31競技、8300名の12日間に渡る熱い戦いのスタート。🥇
今回の 2019 European Masters Games は2019年7月26日から8月6日まで12日間に渡って熱戦が繰り広げられました。種目は 陸上、水泳、レスリング、柔道、フェンシング、ラグビー、サッカーなど全31競技、総勢約8300名の選手が出場しています。
大会期間中の街はお祭り騒ぎです。選手だけでなく、国外からも応援の家族や地元市民の観客が大勢つめかけるので数万人もの人出になります。特にマラソンや自転車のロードレースでは街路を封鎖して行なわれるので、凄い観客数になるんです。
💑出場選手証 (IDカード)がつないでくれる。
選手、応援、観客が一つになったトリノの街。
そして私たち選手は大会の主役です。毎日苦しみながら積み上げてきたトレーニングの成果を街中の人達が讃えてくれます。選手は大会期間中は「出場選手ID証(カード)」を首からぶら下げています。これが選手の証。街角で選手同士がすれ違う時、レストランに入って注文をする時、トラムに乗って競技場を移動する時。常にこのカードが目に入ります。すると、声を掛けて来るんです。「頑張れ!」「Hang in there!」「Tenere duro!」「Accrochez-vous!」。レストランではオーナーが1品サービスで奢ってくれることも。こんな風に街中で楽しんでるのがマスターズ・ゲーム独特の雰囲気です。
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