【世界五大陸制覇❹】Pan-American選手権優勝🏆陸上の聖地”アメリカ大陸”チャンピオンで4大陸目を達成🎊残すはアフリカの大地

目次

『世界五大陸制覇』チャレンジの4大陸目となるアメリカ大陸に挑戦してきました。
 出場した大会は 「2024 Pan-American Masters Games(全米大陸選手権大会)」 、開催地はアメリカのクリーブランドです。
 パンアメリカン・マスターズゲームズは、4年に一度開催される、IMGA(国際マスターズゲームズ協会)主催のシニア・オリンピック(35歳以上が対象資格)です。今大会は陸上競技、水泳、バスケットボール、テニス、サイクリングなど、20種目の競技に、50カ国以上から約4,000名のアスリートが参加し、盛大に開催されました。

 出発は7月、羽田空港もコロナ禍を乗り越え、旅行客がだいぶ戻ってきて混雑しています。
それだけに、最近の搭乗手続きは顔認証システム「Face Express」に助けられています。チェックインから搭乗ゲートまで、パスポートや搭乗券の提示をすることもなく、顔認証のみで通過できるのはありがたいですね。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド 顔認証のFace ExpressWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 コロナ・パンデミックへの対応もあり、顔認証のFace Expressの流れがとてもスムーズになっていますね。

Face Expressの利用の流れ  

 とても便利な搭乗手続きなのに、あまり利用されていないので、ここにまとめてみました。
①チェックイン・顔情報の登録 
 航空会社のチェックインカウンター、または自動チェックイン機でチェックイン手続きを完了します。Face Express登録機で、パスポートと顔写真の登録を行い事前準備は完了。
登録が完了すると、以降の手続きでは顔認証のみで通過できます。
②手荷物預け 
 自動手荷物預け機に荷物を預けます。カメラに顔を向けて認証を行うことで、荷物の預け入れが完了します。
③保安検査場は専用レーンに  
 出発ゲートに向かいます。もちろんFace Express専用の優先レーンに進みます。カメラに顔を向けて認証を行うことで、保安検査場を通過できます。
④搭乗ゲートも専用入り口 
 搭乗ゲートに設置されたカメラに顔を向けて認証を行います。認証が完了すると、ゲートが開き搭乗できます。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド 顔認証のFace ExpressWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 保安検査場の入り口です。左側の一般レーンの混雑に比べ、右側の「Face Express専用レーン」のガラガラ感、一目瞭然ですよね。

 Face Express のおかげで空港ラウンジに一直線、ゆっくりと出発前の腹ごしらえができます。ヨーロッパやアメリカ便といった長距離便の時には特にありがたいです。
 感染症対策で、各国の空港も顔認証など各種の最新システムを導入して、手続きの迅速化、混雑緩和に取り組んでいるのは嬉しいことです。

 ANA LOUNGE いつもお世話になってます。
 そしていつもの出発前のルーティン、最後の日本食で乾杯。(毎回同じ写真のようでスミマセン)
【Pan-American Masters Games】クリーブランド 顔認証のFace ExpressWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 いよいよ搭乗…ペットも一緒に?最近はペットも同乗できる航空会社が増えてきましたね。

 まずは経由地のシカゴに向かいます。試合前のコンディション維持のためにプレミアムエコノミー席での移動です。やっぱり少しでも横になって寝られるのは嬉しいです。
 それに最近はプレミアムエコノミー席のサービスが、各航空会社ともに拡充しています。ANAでは快適な座席や充実したアメニティに加えて、食事も充実しています。日本(羽田と成田)発の国際線では、有料ですが”特別機内食”が注文できます。それも和食と洋食から選択できますよ。料金は2,500円(税込)で出発の24時間前までの予約制です。

 ANAの国際線では日本発の便で特別機内食が注文できます。@ANA公式より

 この日のフライトでは洋食を選びました。ビーフの赤ワイン煮込みでしたが美味しかったですよ。ちなみに2024年9月のメニューはアペタイザーに海老のマリネとオーロラソース、メインディッシュは(和食)金目鯛の煮付けか(洋食)ビーフハンバーグ 自家製デミグラスソースの選択、デザートにプルミエマロンとなっています。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド ANAプレエコ機内食World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 長距離フライトは食事も楽しみですからね。往路便の特別機内食。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド ANAビジネス機内食World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ちなみに復路のビジネスクラス機内食です。比べてみるとさらに充実してますね🤤
 シカゴ上空に到着しました。ミシガン湖側からの進入です。

シカゴ・オヘア国際空港で国内線に乗り継ぎマニュアル 

 シカゴ・オヘア国際空港に到着、クリーブランドへ向けて乗り継ぎです。シカゴ・オヘア国際空港はアメリカ屈指のハブ空港なので、とにかく広大で乗り継ぎが大変です。

【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周

 一般的に…「最低乗継時間(MCT:ミニマムコネクティングタイム)」は航空会社や空港毎に設定されていますが、通常は2時間程度ですね。
 しかしシカゴ空港では入国審査が激混みということで、相当な余裕時間が必要とアナウンスされています。アメリカ税関の統計では、シカゴ国際線の入国審査待ち時間は平均で100分、混雑時には194分というデータがあります。これ以外に荷物のピックアップや再預け、ターミナル間の移動もあるので、4時間越えの乗継時間を覚悟しなければなりません。
 実際に私の場合、絶対に乗り遅れられないので、シカゴに9時到着(ターミナル5)で、乗継便はシカゴ14時20分発(ターミナル1)のフライトを手配しました。5時間20分もの乗継時間を空けました。
 ところが結果的には…私がクリーブランド行の出発搭乗口に到着したのが10時!なんと1時間で乗り継げました。(ESTA申請等の事前準備もしっかりしたし、降機の際は急ぎ足で入国審査の列に並んだりした効果でしょうか…)

 ANAの到着はターミナル5(左の青〇)、クリーブランド行のユナイテッド便はターミナル1(右のピンク〇)だから大移動!です。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 国内線に乗り換えの場合は、入国審査後に各航空会社の乗継カウンターに行き搭乗手続きを行い、荷物を預け直します。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 やっぱりターミナルは大混雑、4つもあるターミナルを渡り歩きます。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
シカゴ・フィールド博物館(The Field Museum)から貸し出されている草食性恐竜ブランキオザウルス(Branchiosaurus)が乗客を迎えてくれます。 全長72フィート(22m)の化石標本の複製だそうです。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 案内掲示板はわかりやすいので、これを目印に。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ターミナル間移動用の自動運転電車 ATS (Airport Transit System)。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ターミナル1に到着。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ターミナル内でもまた長い地下トンネルを通って別棟へ。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港でトランジット  ターミナル間移動World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 とにかく広いシカゴ・オヘア国際空港。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ターミナル5はユナイテッド航空のメイン施設だけあって、ラウンジも充実しています。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ラウンジ内は明るく快適です。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 たっぷり広さもあるので、あまり混んでいませんでした。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 ちなみに空港全体にいくつかあるユナイテッド・ラウンジでは「POLARIS」がおすすめです。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 内装も高級感があり、アルコール類やフードメニューも充実していますよ。
【Pan-American Masters Games】シカゴ空港 ユナイテッド・ラウンジ  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 乗継時間をたっぷり取っていたので、余裕のラウンジタイムとなりました。
 ANAからの乗継なので、同じスターアライアンスのユナイテッドとの連携が一番ですね。
 シカゴを出発してミシガン湖、エリー湖と5大湖を横切りクリーブランドへ約1時間。

 やっとクリーブランドへ到着しました。まず迎えてくれたのはギターのオブジェの数々です。クリーブランド・ホプキンス国際空港ターミナルにはロックンロールに関連したモニュメントが多数展示されています。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド空港  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 空港のギターオブジェはまだ始まりです。興味のある人は市内にある Rock & Roll Hall of Fame and Museum (ロックンロールの殿堂博物館)へ直行。

 クリーブランドはロックンロール発祥の聖地です。1952年3月21日、地元のラジオDJ アラン・フリードによりクリーブランド・アリーナで「Moondog Coronation Ball」というコンサートが企画されました。しかしチケットの偽造や印刷ミスが重なり、当日は会場の2倍以上の観客が押し寄せ大パニックになってしまったのです。
 ところが、このことで伝説となる大規模なコンサートが誕生し、アラン・フリード自身の番組で初めて「ロックンロール」という言葉を使用したため、この新しい音楽ジャンルが世に広がっていくことになったのです。現在では市内にロックンロール殿堂博物館が誘致され、クリーブランドのアイデンティティを確立しています。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド空港  World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 Guitar Mania の出品? Fenderのようだけど…こんな逸品が空港中に展示されてます。
【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 空港を出て…もう最近はタクシーじゃなくて、Uber 一択ですね。

 クリーブランドは、1796年に設立された歴史ある街です。オハイオ州エリー湖の湖畔に位置する、鉄鋼業や製造業の中心地として栄えてきました。
 南北戦争の際には、五大湖の水運と鉄道網を活かし、北軍にとって重要な物資供給拠点となりました。特に、オハイオ州は豊富な資源と人的資源を誇り、クリーブランドはその中心都市として、軍需物資の生産や輸送、兵士の訓練など、様々な形で戦争遂行に貢献しました。
 クリーブランドからは多くの若者が北軍に従軍し、勇敢に戦いました。その中には、北軍の将軍として活躍し、その功績が認められて後に第20代アメリカ合衆国大統領となるジェームズ・ガーフィールド等多くの偉人を輩出してきたのがクリーブランドです。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド Old Stone Church World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 街の中心となるパブリック スクエアで最も古い建物となる Old Stone Church。高層ビルに囲まれる佇まいがクリーブランドの歴史を象徴しています。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド Old Stone ChurchWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 1800年頃クリーブランドの街に初めて入植した150名程の住民が建てたのがOld Stone Churchです。その後2度の火災から再建され現在に、由緒ある鐘が記念碑として残っています。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド Fountain of Eternal LifeWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 モール広場にある Fountain of Eternal Life像は、戦争、疫病、その他様々な破壊的な要素の炎を超えて立ち上がり、神と平和に向かって上昇することを象徴しています。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド Soldiers' and Sailors' Monument(南北戦争記念碑)World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 Soldiers’ and Sailors’ Monument(南北戦争記念碑)クリーブランドの街には、力強く鼓舞するモニュメントが多く、アメリカの歴史的背景を強く感じました。

 スポーツの街でもあるクリーブランド。メジャーリーグのクリーブランド・ガーディアンズ(2024年度も地区優勝)、NBAのクリーブランド・キャバリアーズ、NFLのクリーブランド・ブラウンズなど、プロスポーツチームの本拠地でもあります。巨大なスタジアムも林立し、クリーブランドの熱気と活気を体感することができます。

【Pan-American Masters Games】クリーブランド FirstEnergy StadiumWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 NFLのクリーブランド・ブラウンズの本拠地「FirstEnergy Stadium」。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド Progressive FieldWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 メジャーリーグのクリーブランド・ガーディアンズの本拠地「Progressive Field」。
【Pan-American Masters Games】クリーブランド Progressive FieldWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 スタジアム横のオフィシャルショップも賑わっていました。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 NBAのクリーブランド・キャバリアーズは、レブロン・ジェームズがドラフト1位でキャリアのスタートを切ったチームです。街中のビルの壁面でダンクシュートが。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周

 2024年7月13日、Pan-American Masters Games 2024は Cleveland Mallで開会式の幕を明けました。
『Masters Games』はスイスのローザンヌに本部を置く国際マスターズゲームズ協会 (IMGA) が主催する国際的な総合競技大会です。IMGAはIOCに承認され「Sport for Life. Life without limits.(人生を豊かにするスポーツ)」の理念の下で、主に30歳以上を対象とし、年齢、性別、人種、宗教、競技レベルに関係なく、成熟したスポーツ選手たちが集う世界規模のマルチスポーツ イベントとなっています。
 現役世代のオリンピックと同様に夏季・冬季大会は4年ごとに開催され(コロナパンデミックの影響で多少不規則になっていますが)、その間をつなぐように各大陸の選手権が開催されています。

 今回のパンアメリカンマスターズゲームズ2024では、陸上競技、水泳、バスケットボール、テニス、柔道など20種目の競技に、50カ国以上から4,000名超のアスリートが出場しました。@PAMG公式

 4年ごとに開催される世界マスターズ選手権の間をつなぐように各大陸の選手権が開催されています。@PAMG公式
 中心部のStrawbridge Plazaでの開会式により、大会は華々しくスタートしました。@PAMG公式
 各国の国旗が舞う入場行進は、子供たちにとってとても興味ある世界だったようです。@PAMG公式
 国情を越えてアスリートたちの輪が広がります。@PAMG公式
 南米から参加のアスリートたちはラテンのノリの良さで大会を盛り上げてくれます。@PAMG公式
 出場国数は50ヵ国、約4,000名の選手、1万名を超える観客が参加です。@PAMG公式
 シニアスポーツが世界的な広がりを見せているのを実感します。@PAMG公式
 トライアスロンに出場の選手団。@PAMG公式
 マスターズ・スポーツに参加する国々は年々広がりを見せています。@PAMG公式
 国際マスターズゲームズ協会の会長は、棒高跳びで伝説の金メダリスト”セルゲイブブカ氏”です。@PAMG公式
 大声援が選手たちを盛り上げ、後押ししてくれますね。競技だけでなくコンサート等のイベントも大会中各所で開催されます。@PAMG公式
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 開会式前に大会ボランティアに参加していた日本人大学生や観客と一緒に記念写真。
 街の至る所で競技が開催されているので、10日間の大会期間中に、自分の試合が無い日には他の競技も観戦に行って楽しんでました。
 野球の競技会場ではMLBクリーブランド・インディアンスのOBも参加。往年の名選手と一緒に競えるのもマスターズ競技の魅力です。@PAMG公式
 水泳は陸上に並び競技人口が多く、激戦が繰り広げられてました。@PAMG公式
 自転車やマラソン競技等、道路は封鎖されクリーブランドの街はマスターズゲーム一色になります。@PAMG公式
 武道競技では空手と柔道が開催されていました。競技人口も結構多いです。@PAMG公式
 バスケットはやっぱりアメリカらしく観客も多く、熱戦で沸いていました。@PAMG公式
 ボウリングが競技種目に入っているのも、パンアメリカン選手権らしいですね。@PAMG公式
 マスターズゲームではゲームセットと同時に、ライバルたちが国を越えて友達になれのが楽しい。@PAMG公式
 50代クラスの表彰式…気持ちは20代に戻ったような最高の笑顔が素敵です。@PAMG公式

Baldwin Wallace大学のマスコット『Yellow Jacket🐝』が迎えるスタジアム

 陸上競技はクリーブランド西郊べリアにあるボールドウィン・ウォーレス大学の競技場で開催されました。この大学は、20世紀のアメリカ陸上界を代表する選手ハリソン・ディラード(1948年オリンピックで短距離走とハードル走の両方の競技で優勝した唯一の男子選手)の出身校です。スタジアムは設備も運営も大変充実していて、選手としてこのトラックを走れることをとても光栄に感じました。

【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。George Finnie StadiumWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 陸上競技会場は『Baldwin Wallace University:George Finnie Stadium』。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。George Finnie StadiumWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 競技場フィールドの真ん中にマスコットのYellow Jacket🐝(スズメバチ)が映えてます。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。George Finnie StadiumWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 大学施設は街のシンボルだから、アメフトの試合では地元の市民達の熱狂の場になります。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。George Finnie StadiumWorld TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 アメリカ陸上界で20世紀を代表する Harrison Dillardを称えたモニュメント。
 DNAが違うのかな?ひと回り大きく感じる筋肉質の身体が羨ましい。@PAMG公式
 幅跳び系は怪我しやすいので、横で見ててもちょっとハラハラ。@PAMG公式
 マッスル系のライバルとはスタートで並ぶだけで圧倒されます。@PAMG公式
 日頃のトレーニングの成果がメダルに、笑顔に表れていますね。@PAMG公式
 左の選手はエクアドルだけど、右の選手は…こんな国旗あったかなぁ…?@PAMG公式
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 最高の笑顔!これがマスターズゲーム!とにかく嬉しい!@PAMG公式
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 (Pan-Pacific選手権でのスタートです)

 そして私の成績は…優勝して金メダルを獲得することができました。
 最初のレース「200m」はアメリカ選手との体格差に圧倒され、残念ながら第3位 銅メダルと敗れてしまいました。続く第2レースの「400m」では準優勝 銀メダルと調子を上げていけました。
 そして最終日 ボルテージが上がります。運命の「800m」は戦略を練り直し、最初から飛ばすプラン。とにかく逃げて逃げて、残された力を出し切る。それだけでした。結果的に逃げ切り、優勝し金メダルを獲得できました。ゴール後、他の選手や観客達から「Great job!」と声を掛けられたのがとても嬉しかった。
 これにより、挑戦中の『世界5大陸制覇チャレンジ』はオセアニア、アジア、ヨーロッパ大陸制覇に次いで4大陸目の達成となりました。最終日のレースで達成という薄氷を踏む展開となりましたが、逆に自信にもなったレースとなりました。

【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 クリーブランドの青空に日の丸を掲げることができました。
【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 全米大陸選手権なので、地元アメリカだけでなく、カナダや中南米のジャマイカ、南米からはブラジルやアルゼンチン…と強豪選手が多数出場。レース後は友人となったトリニダード・トバゴのライバル選手と一緒に記念の1枚。(それにしても脚が長い…こっちは回転数で戦わなければ)
【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 陸上競技の聖地”アメリカ”で金メダルを獲れるとは…感激です。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 全米大陸選手権で 金、銀、銅のメダルをすべてコンプリートしました。
【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato

 高かった目標もあと1歩のところまで登ってきました。残すはアフリカ大陸選手権ですが…ただ、アフリカでは政情など難しい背景もあり、大会の開催が予定されていません。開催実現に向けて、とにかくトレーニングを継続していくのみですね。

【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 「世界5大陸制覇チャレンジ」のメダルケースも4つ目が埋まりました。残るはアフリカ大陸選手権の制覇を目指します。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 大会も無事終了し帰国の途に。相棒のトランクに想い出たくさん詰め込んで…。
【Pan-American Masters Games】全米大陸マスターズ選手権に出場でクリーブランド遠征。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界一周
 シカゴから安心のANA便に乗り換えです。
 帰国便はとにかく爆睡ですね😴😴
【Pan-American Masters Games】クリーブランドで開催のパンアメリカン・マスターズ選手権で優勝。World TraveRunner(ワールド・トラベランナー)世界5大陸制覇の旅 Ryuichi Sato
 帰国のANA便では、金メダルを祝ってCAさん達に祝福のメッセージをいただきました。往路便も含めていつもホスピタリティの高いサポートありがとうございます。

【世界五大陸制覇】の旅

新たに目指す目標は『世界5大陸の制覇!』への挑戦。楽しくそしてハードに世界を旅してます。 私は日本陸連所属のマスターズ(シニア)・アスリートです。 50代でメタボ体型をダイエットしようと始めたランニングでし[…]

2022パンパシフィック選手権

70kmも続くコーラルリーフ。世界有数のビーチパラダイスで開催されたシニアスポーツの祭典🏆 『世界五大陸チャレンジの旅』の第1弾はオーストラリアのゴールドコーストで開催された「Pan Pacific Masters[…]

2023アジア太平洋選手権

羽田発ANA便は韓国・金浦空港まで2時間20分で到着🛫ほぼ満席の状態に戻ってきましたね韓国に行ってました。 想い出多い旅になったのでしっかりと投稿したかったのですが、もう次の旅が迫ってきてしまい…こ[…]

2023ヨーロッパ選手権

ヨーロッパ中から集まったアスリートとサポーターが北欧タンペレの夏を満喫 今回のタンペレへの訪問の目的は「European Masters Games(ヨーロッパ・マスターズ選手権)」への出場です。コロナパンデミックが明けた2022[…]

2024世界選手権

夏休みはパリオリンピックからスタート 🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂þ[…]

目次はこちら

行った人にしかわからない海外旅行情報を最新版で届けます。   私は現在、世界一周旅行進行中です。今まで250回を超える海外旅行をしてきましたが、初めての世界一周旅行です。私の場合…仕事の合間を縫っての海外旅行なので[…]

プロフィール紹介

『自分だけの海外旅行に出かけよう!!』そんな情報ブログです。旅行計画を立てながらもっと情報が欲しい人、出発日直前になって今すぐ現地情報を確認したい、そんな人のために、少しでも役立てたいと願うサイトです。【最新情報:[…]

海外旅行情報を現地から届けます。

WorldTraveRunnerの海外旅行/最新情報をチェック!!
error: Content is protected !!