羽田発ANA便は韓国・金浦空港まで2時間20分で到着🛫ほぼ満席の状態に戻ってきましたね
韓国に行ってました。
想い出多い旅になったのでしっかりと投稿したかったのですが、もう次の旅が迫ってきてしまい…このままではまたボツになってしまう旅行記になりそうなので、取り急ぎ簡単な内容ですが投稿します。スミマセン。
（時間ができたら、もう一度戻って再編集して内容を濃くする予定です）
今回の旅は『2023 Jeonbuk Asia-Pacific Masters Games（アジア・太平洋マスターズ選手権大会）』への出場です。この大会はシニア・スポーツ（35歳以上）のオリンピック（アジア大会）です。私の出場する陸上競技の他に、水泳やサッカー、卓球、バスケット、トライアスロン等の26競技に、22ヶ国（地域）から約13,000名が出場しました。
コロナ禍で中止が続いていた国際大会もやっと再開。この日を待っていた開催地の韓国は、最大限に盛大な大会を用意して迎えてくれました。
金浦空港から益山（イクサン）への移動は
🚌🚌大会チャーターバスで直行
今回の目的地は全羅北道中部の街「全州市（チョンジュ：전주시）」です。全州市は道庁所在地であり、全羅北道で唯一の大都市です。
一般的な移動方法としては、KTX（韓国高速鉄道）でソウル龍山駅から約1時間30分の距離にあります。
今回、私はアジア・太平洋選手権大会への出場選手なので、大会本部が手配したシャトルバスで移動しました。空港を出ると眼の前に待機しているシャトルバスに乗り込むと、直行で大会会場の全州ワールドカップ競技場（전주월드컵경기장, Jeonju World Cup Stadium）に向かいました。
高速道路の途中休憩に利用した 「正安（チョンアン）栗夜サービスエリア」 は綺麗で便利🅿
高速道路を使った大会シャトルバスの所要時間は約3時間です。空港から大会会場まで、ドア・ツー・ドアでこの移動は高速鉄道を乗り換えるのに比べても楽で、本当に助かりました。選手としては試合前の体調管理には敏感なので、大会主催者の配慮ある準備に感謝です。
いよいよ全州に到着🚌百済時代の伝統的な建築様式の立派な料金所ゲートが迎えてくれました
Asia-Pacific Masters Games🏆
『アジア・太平洋マスターズ選手権大会』に出場
今回の韓国渡航の目的は「2023 Asia-Pacific Masters Games（アジア・太平洋マスターズ選手権大会）」への出場です。
コロナ禍で中止が続いていた国際大会ですが、約3年振りの再開となりました。マスターズゲームとはシニア・スポーツの国際的競技会です。オリンピックのような存在で、陸上競技や水泳、卓球、レスリング、ラグビー、バレーボール･･･といろいろな競技が一同に会して開催されます。今回はアジア・太平洋地域の大会となっていて、22ヵ国から約13,000名が出場しました。
コロナ明けの再開で主催国が韓国ということもあり、とても盛大な開催となりました。開催地は韓国南西部に位置する全羅北道（チョルラブクト）です。この地は韓国有数の穀物地帯で「数千年の間、韓民族の食糧を支えてきた生命の源」であり、それとともに韓国文化を育んできた地域と紹介されています。（開会式で壮大な歴史を語る映像紹介がありました）
中心都市の全州市が2002年にはFIFAワールドカップの開催地に選ばれ、その後工業都市としても発展し現在に至っています。
アジア・太平洋マスターズ選手権大会は大規模開催なので、会場は全州市を中心に周辺の14ヵ所の市町村に分散され開催されました。私が出場していた「陸上競技」は益山市（イクサン）の益山総合スタジアムが会場となりました。
コロナ明け初の国際競技大会🏃♀️🏃♂️アジア・太平洋の各国から約13,000名が出場し熱戦が始まる
初日、開会式に参加したのですが、大変な盛り上がりでした。久しぶりの開催ということもり、アジア・太平洋の各国からたくさん選手（約13,000名）が集まったこともあるのですが･･･主催国の韓国の力の入れ方が際立っていました。韓国のエンターテイメントのレベルの高さを実感しました。
開会式のセレモニーの演出が凄く、韓国舞踊やテコンドーの演舞･･･、そしてメインは、大人気のK-POPアイドルグループ「OH MY GIRL」が登場しました。他にも韓国の人気歌手が続々登場したので、会場はそのファンクラブの人達が大集合していたので、数万人の観客で埋め尽くされました。もちろん、アイドルグループ目当ての観客達も入場する選手達に熱い声援を送ってたので、私達の気分も高揚する想い出の開会式となりました。
開会式🏆✨K-POPエンターテイメントの発信地らしい盛大な歓迎に感激
2023 アジア・太平洋選手権大会で優勝
🥇金メダル3個🥈銀メダル1個🥉銅メダル1個 を獲得
2023 アジア・太平洋選手権は5月12日から9日間の熱戦が続きました。
（出場したアジア大会のレース模様は後日アスリート・ブログで投稿する予定です）
私の成績は、400ｍ、800ｍ、300ｍハードルの3種目で優勝。100ｍで第3位。日本リレーチームで出場した4×100ｍリレーでは準優勝と、🥇金メダル3個🥈銀メダル1個🥉銅メダル1個を獲得しました。出場5種目ともに入賞と、昨年のコロナ明けから出場している国際大会はすべてメダル獲得で好調の波を続けています。
でも、今回の大会で感じたのは、東南アジアの各国の選手層が厚くなったことです。以前は日本、中国、台湾、韓国で独占状態だったメダル争いも、マレーシアやシンガポール、モンゴルが上位に迫ってきて、幅広い地域でシニア･スポーツの輪が広がっていることを実感しました。でもそれだけ多くの国のライバル達と親交を深められ、想い出に残る大会となりました。
ワングン(王宮)里遺跡と弥勒寺址に代表される百済文化が息づく街『益山』を紹介
陸上競技会場となった「益山市」を紹介します。
全羅北道西北部に位置します。歴史は古く、鼎立していた高句麗、百済、新羅の三国統一後、歴史の要衝として栄えてきた街です。この街は7世紀に百済の武汪が建立したとされる弥勒寺石塔（大韓民国国宝11号、および世界遺産「百済考古遺跡」の一部）等の歴史的遺産に代表される百済文化が息づく街です。
また益山駅は、鉄道の全羅線が東に、湖南線が西に分岐する交差点で、KTXを含めたすべての旅客列車が停車することから交通の要所としても栄えています。 ちなみにソウルまではKTXで最速1時間4分の道程です。
宿泊ホテルは奇跡的に良かった🏨✨
『トップクラウドホテル益山（탑클라우드호텔 익산）』
今回宿泊したのは『トップクラウドホテル益山（Topcloud Hotel Iksan：탑클라우드호텔 익산）』です。
韓国では地方に行くとホテル探しに苦労します。ホテル検索サイトで見ると数は多いのですが、モーテルタイプが多いんです。日本にもあるラブホテルなんですが、現地の人達は普通に旅行客が宿泊します、家族でも。私は雰囲気が苦手なので、それ以外の一般的なシティホテルを探すのですが、益山市にはほとんど無くて…。
その中でやっと見つけたのが『トップクラウドホテル益山』 でした。しかし、ホテル近くの町”仁北路”に着くと、付近はラブホテルだらけ…暗い顔でホテルに向かいました。
ところが奇跡的に『トップクラウドホテル益山』だけが、ポツンと普通のシティホテルでした。1週間ほど宿泊したのですが、施設も良く、フロントもフレンドリーで快適なホテルでしたよ。
何か気付きましたか？
実は回りはモーテルがいっぱいなんです。主要幹線の国道のインターチェンジが近いこともあり、モーテル街の名所のようになってます。
韓国ではモーテルが旅行者用のホテルとして普通に利用されています。でも外観はラブホテルのままです。宿泊料金も安いので、家族連れでも気軽に利用しているようです。
しかし、私は抵抗感があるんですよね。以前に大邱に泊まった時も今回も、宿泊サイト「Hotels.com」で検索するとたくさんヒットします。特に地方の町ではモーテルの方が断然多いです。今回も益山にはモーテルしかないんじゃないか？と思うくらい大部分がモーテルだったのですが、やっと1軒見つけた貴重な存在でした。到着するまで半信半疑で怖かったのですが、ちゃんとしたシティホテルにホッとしました。
ホテル周辺は全羅北道の仁北路付近、韓国の下町の雰囲気が味わえますよ
街の中心に韓国三大マートの「e-mart」滞在中には大変お世話になりました
益山市の繁華街の中心にあるのが「e-mart」です。韓国三大マートの1つですが、品揃えも豊富で滞在中に何度もお世話になりました。特に食料品が豊富で、助かりました。
やっぱり定番の「STARBUCKS」☕韓国はインスタ映えのカフェ文化ですね
韓国ではカフェがお洒落な存在です。インスタ映えを意識して素敵な店構えやメニューが目立ちます。e-martの周辺にも多くのカフェが点在していました。代表格はやっぱりスターバックスでしょうか。ソウルなどの他の都市でも多く見かけましたが、独立店の大きな店舗が多かった感じです。
韓国鉄道の要所「益山駅」はユネスコ世界遺産「百済考古遺跡」の玄関口🚉
旅の締めくくりはソウルで 「景福宮」「北村八景」「サムギョプサル」「お土産のコスメ買い」
競技会出場で韓国を訪問しましたが、やっぱり首都ソウルを観光せずには帰国できませんね。
大会終了後はKTXに乗り、ソウルで1泊。「景福宮」「北村八景」の観光名所を巡り、もちろんサムギョプサル等の韓国グルメの名店も訪ねました。ソウル編の旅日記は後日投稿します。
詳しくは次の投稿で紹介します。
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