新型コロナ感染症の影響で、今年は出場を予定していた陸上競技大会がすべて中止になってしましました。残念!!1レースも走っていません。いつかは再開されると思って、筋トレだけは続けてきたのですが・・・余計に残念です。そこで今回は過去の大会の振り返りブログです。
- 1 2017 World Masters Games Auckland ★世界マスターズゲーム オークランド大会★
- 2 市街中心部を南北に貫く Queen Streetなら旅行の拠点に最適。レストラン、ショップで大賑わい。
- 3 Grand Mercure Auckland は”帆の街”の最高立地!『グランド メルキュール オークランド ホテル』
- 4 海と美しい街並を一望のスカイタワーの展望台で垂直落下のバンジー『SKY JUMP』で大絶叫!!
- 5 オークランドの交通はシンプル。主要SPOTは電車で、自由な散策ならバスがとても便利です。
- 6 4年に1度の祭典 『World Masters Games』いよいよ開幕。28競技に100ヶ国、24,905名の選手。
- 7 The Trusts Arena で陸上競技もスタート。各国から集うライバル達との再会、そして熱戦を誓う。
- 8 ついに念願の世界選手権タイトル獲得!!初代表から7年間、大きな怪我を乗り越えてきた。
- 9 大会は後半戦へ
2017 World Masters Games Auckland
★世界マスターズゲーム オークランド大会★
『2017年 World Masters Games(世界マスターズゲーム)』です。大会は2017年4月21日から30日の10日間に渡って、ニュージーランドのオークランドで開催されました。世界マスターズゲームは4年に1回開催されるマスターズ世代のオリンピックです。オークランド大会では陸上競技の他にも水泳、サッカー、卓球、サッカー、ラグビー等、全部で28競技に100ヶ国、24,905名の選手が出場しました。
オークランドは、ニュージーランド北島北部に位置するニュージーランド最大の都市です。オセアニア有数の世界都市でありポリネシア地域最大の都市でもあり、都会でありながら周辺に変化に富む自然環境を持っている魅力的な街です。
私は4月21日に成田発の全日空NH919便で出発し、上海でニュージーランド航空NZ288便に乗り換え、22日早朝にオークランドに到着しました。(直行便もあります。私は節約旅でANAの特典航空券を利用したため経由便になりました。)日本の春からニュージーランドの秋へ、気候的にはそれ程変わりません。時差も4時間程度ですから、時差ぼけも無く、到着からすぐにフル活動です。
市街中心部を南北に貫く Queen Streetなら旅行の拠点に最適。
レストラン、ショップで大賑わい。
さて、試合前にまず拠点となるオークランドの紹介です。オークランドは市街中心部を南北に貫くクイーン通り(Queen Street)をメインストリートとして、北側は海を臨み、南側は比較的高い丘に密集するように建てられている住宅地に繋がっています。クイーン通りの両サイドには飲食店を中心に銀行やスーパー、ハイブランドのお店など幅広いジャンルのショップが密集。クイーン通りだけで生活必需品から嗜好品まで取り揃えられるほか、市役所やシアター、ホールなどもあり市民生活の中心となる通りになっています。ホテルはこのクイーン通り近くに手配すると、より活動的にオークランドを楽しめますね。
Grand Mercure Auckland は”帆の街”の最高立地!
『グランド メルキュール オークランド ホテル』
ちなみに私が予約したホテルはグランド メルキュール オークランド(Grand Mercure Auckland)で港に近い地域にありました。
オークランドは別名「シティー・オブ・セイルズ(帆の町)」とも呼ばれています。小型船舶を所有する市民の比率が世界一とも言われていて、ヨットやクルーザーがひしめく景観は圧巻です。真っ青な海と空に、ヨットの白がとても映えていて気持ちのいい眺めです。グランド メルキュール ホテルの良いところは、港を囲む様に並ぶおしゃれなレストランやカフェが立ち並んでいて、海に面した街らしく、新鮮な絶品のシーフードが楽しめることです。気持ちの良い潮風を感じながら、ヨットハーバーの美しい眺められるテラス席を選んでください。
海と美しい街並を一望のスカイタワーの展望台で
垂直落下のバンジー『SKY JUMP』で大絶叫!!
また、クイーン通りを散策すると、一番人気の観光スポットがスカイタワーです。328mの高さを誇るスカイタワーはオークランド中心部のどの場所からでも見つけられる街のシンボルです。タワーの展望台からは海に面したオークランドの美しい街を一望することができます。地上192メートルの高さには、アクティビティ・デッキが設置されていて、そこで楽しめるのがスカイウォークです。視界を遮るもののないデッキからは、美しい「帆の街」オークランド、そして近郊地域一体の全景を満喫できます。もう一つのスカイジャンプ(高さ192mからの垂直落下を15秒間も味わえるバンジージャンプ)も観光客に大人気です。
© Squirrel_photos from Pixabay © Beau Compton from Pixabay
オークランドの交通はシンプル。
主要SPOTは電車で、自由な散策ならバスがとても便利です。
市内にたった一つしかない駅だけど…
大自然が広がる郊外の絶景に行くには電車が一番。
シティの中心部から郊外の観光地まで…
目的地に合わせて縦横無尽に走り回るバスが一番。
ニュージーランドを満喫する離島への日帰り旅に
潮風を感じて海原を渡るフェリーは最高の想い出になるでしょう。
4年に1度の祭典 『World Masters Games』
いよいよ開幕。28競技に100ヶ国、24,905名の選手。
初日は、まず選手登録。大会本部は港近くにある「Queens Wharf Events Centre」です。「Queens Wharf」はその名の通りオークランドのランドマーク的埠頭です。ウォーターフロント地区なので、各地へのフェリー便の出発地として、港の景観やグルメを楽しむ観光客で賑わっています。当日は、すでに大会2日目で、マラソン競技が開催されていて、ゴールが埠頭だったこともあり、大変な観客で盛り上がっていました。
The Trusts Arena で陸上競技もスタート。
各国から集うライバル達との再会、そして熱戦を誓う。
登録後には、まずは会場の下見を兼ねて現地競技場入りです。陸上競技会場は「トラストアリーナ(The Trusts Arena)」にある「ダグラス競技場(Douglas)」です。オークランドの中心地から鉄道の西線(Eastern Line)で約30分の距離で開催されました。トラストアリーナは、オークランド郊外にあるヘンダーソンにある屋内アリーナです。スポーツイベントや音楽コンサートを開催する多目的スタジアムとして有名です。
ついに念願の世界選手権タイトル獲得!!
初代表から7年間、大きな怪我を乗り越えてきた。
私の国際大会の成績は…世界選手権大会では400M走で4大会連続でファイナリスト(決勝進出)と健闘してます。最近のオーストラリア:パース大会、韓国:大邱大会では連続で4位入賞と調子を上げてきましたが、あと一歩でメダルに届かずの成績でした。
まず私の大会出場は 300Mハードル予選から始まりました。無事予選は通過し、決勝は23日夕方。決勝のメンバーは今までの国際大会でライバルとして戦ってきた強豪メンバーばかりでした。自分はハードル種目に取り組むようになって日浅なのでハードリング技術はまだまだです。その分、得意の400M走で鍛えた脚力で補うのがレース戦略です。つまり、ハードルを越える時に抜かれて、ハードル間のダッシュで抜き返す。そんな乱暴な走りですが、冬場のオフシーズンには400Mのスピードと持久力を徹底的に強化しました。その成果がこの一戦に発揮できるか?
そして今回はこの作戦が最大限に成功しました。ハードリングも0.5歩手前から蹴り出すことにより、ハードル越えの山型感も少しフラットになり、スピードをあまり落とさずに通過していけるようになっていました。
結果は『優勝』!! 金メダルを手にしました!!! 世界選手権大会初のタイトル獲得です。大会前半のレースだったので時差ボケの調整が上手くできていなかったのか、McLawhorn David(アメリカ)やVvoloskov Nikolay(ロシア)らの有力選手が不調で、メキシコチャンピオンのVelazques Sandovalとの一騎打ちでした。ゴール前のストレートで、一生懸命鍛えた走力が生きたのが勝因でした。
大会は後半戦へ
『2017年世界マスターズゲーム オークランド大会』後編です。競技休息日にはマスターズオリンピックらしく 他の競技観戦で選手達との交流も楽しい。 大会は300Mハードルで念願の優勝を勝ち獲り、続く400Mも無事に予[…]
新たに目指す目標は『世界5大陸の制覇!』への挑戦。楽しくそしてハードに世界を旅してます。 私は日本陸連所属のマスターズ(シニア)・アスリートです。 50代でメタボ体型をダイエットしようと始めたランニングでし[…]
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