夏休みはパリオリンピックからスタート
🏃♂️🏃♂️🏃♂️🏃♂️4×100mリレー決勝に大興奮
今年も各地を旅行し貴重な体験を重ねていますが、いろいろ忙しくてブログへの投稿が遅れてます🤔
今夏も7月のシカゴでの全米大陸選手権を終えて帰国。わずか1週間程の調整トレーニングを挟んで、スウェーデンで開催される世界選手権に向けて出発しました。ただ、8月上旬はオリンピックで盛り上がっていることもあり、パリに立ち寄ってオリンピック観戦のスケジュールをねじ込んだので、とにかくギュウギュウの日程となってしまいました。
そんな流れの中で、陸上競技の大会出場についてはたくさんの方々から応援をいただいていますので、まずは優先的に投稿しようと考えています。また どの大会出場も終了後には、その街を起点に周辺の国々を訪問して最新情報を収集してきました。これから陸上競技のオフシーズン期間に入るので、順次新しい旅情報を投稿していく予定です。 美しい運河と街並みが調和した景観
東京を出発して、まずはパリオリンピックを観戦。女子バスケット予選はベルギーの国境隣街のリール LA DECATHLON ARENA 「STADE PIERRE MAUROY」スタジアムだったので、そのままベルギー観光したり、卓球女子団体戦準決勝ではドイツに大逆転の熱戦・・・最後は Stade de France の競技場で4×100mリレーの決勝で大興奮のオリンピック観戦となりました。(また次の投稿でパリ旅の最新情報載せます)
パリはオリンピック便乗でバカ高いホテル代と航空運賃だったので、節約のために東京からロンドン経由でヨーロッパ入り、宿泊も観戦日以外はベルギーやオランダに泊まっていたので、4ヵ国周遊の旅になってしまいました。そんな節約旅の最新の旅情報は、次のブログで投稿します。
いよいよ世界マスターズ陸上選手権の出場に向けて北海を渡りスウェーデンに出発🛫
パリオリンピック観戦という最高に楽しかった夏休みを終え、気分も改めて世界選手権出場に向けてスウェーデンに出発しました。パリはオリンピックの影響で大混雑なので、ユーロスターに乗ってロンドンに移動、ヒースロー空港からブリティッシュ航空の直行便で現地に向かいます。
イェーテボリ(ヨーテボリ)は、スウェーデン西海岸に位置する、同国で2番目に大きな都市です。
この街は、17世紀にグスタフ2世アドルフによって建設されました。街の名前は”ヨート人(Gothenburger)の領地”という意味で、北欧神話で伝承される「航海技術の高い民族だったヨート人が北海を渡ってこの地を開拓した場所」から生まれているようです。
北欧の玄関口 イェーテボリは運河とそれを囲む歴史的建造物が広がる美しい街並み
イェーテボリは「北欧の玄関口」とも呼ばれ、古くから貿易の拠点として栄え、現在も北欧最大の港湾都市として重要な役割を担っています。街の中心部を流れる運河と、それを囲むように歴史を感じさせる美しい建物が広がる街並みは、穏やかな雰囲気が漂う素敵なところですよ。
トラム、バス、鉄道、フェリーを乗り継いで北欧らしい贅沢な時間を過ごしてみる
2024世界マスターズ陸上選手権に 世界111の国と地域から約8,000人のアスリートが集結
2024世界マスターズ陸上選手権は8月12日に開幕し、13日間の熱戦が繰り広げられました。エントリー数は、世界111の国と地域から約8,000人のアスリートが出場となりました。各年代の種目で予選、準決勝、決勝へと展開される数多くのレース数をさばくために、競技会場は「Slottsskogsvallen」「Ullevi」「Björlandavallen」の3つのスタジアムにも広がりました。
メインスタジアムはスウェーデンの陸上競技の歴史を刻んできたシンボル『Slottsskogsvallen』
一方「Slottsskogsvallen 競技場」は1923年に完成した、歴史的なスタジアムです。1926年には国際女子オリンピック大会が開催され、スウェーデンでの陸上競技界の第1歩を踏み出した地です。
日本人女性初のオリンピックメダリスト”人見絹江”さんが
初優勝した伝説の競技場
この国際女子オリンピック大会では、後に日本人女性初のオリンピックメダリスト(アムステルダム大会)となった人見絹枝選手が出場し、走幅跳で5m50cmの世界記録で初優勝した記念すべき会場でもあります。私もこんな由緒ある競技場で世界選手権ランナーとして走れることを誇りに感じ、嬉しくなりました。
北欧諸国でも有数の巨大スタジアム『Ullevi 競技場』や『Björlandavallen 競技場』でも続く熱戦
世界選手権は種目も出場選手数も多いので複数の競技場で同時開催されます。2つ目の会場となる「Ullevi 競技場」は北欧諸国でも有数の巨大スタジアムで、サッカーワールドカップや世界陸上選手権等の国際大会が開催されているスウェーデンのシンボル的な競技場です。収容人数は43,000人、コンサート開催時には約75,000人を収容できるほどです。
日本選手団は金メダル6個を含む29種目で入賞と大健闘。私の成績は…
世界選手権の舞台で国際大会連勝記録を伸ばせるか?
得意の800mからスタート💨💨
私のレースは、得意の800m予選から幕を明けました。でも7月の全米選手権から続く遠征による蓄積疲労か、ちょっと身体が重く感じ…タイムが伸びません。一応、予選は2着でなんとか通過しました。
そして800m決勝。勝負はラストのホームストレートでのスプリントの競り合いになることが予想されるので、まずはスタートから作戦通り2番手に位置してレースを展開します。2周目に入るとトップグループは4人に絞られました。あとは最後のスパートを誰が、どのタイミングで仕掛けてくるか?
予想通り残り150mから3番手の選手が仕掛けてきました。肘打ちも交えた激しい競り合いの中で、最初に脱落したのは自分でした。そのまま意気消沈してズルズルと後退し、結果は6着と敗退してしまいました。残念ながら課題の残るレースとなってしまいました。
続く300mハードルは気持ちを入れ替えて再チャレンジです。予選、準決勝と本来の自分のペースで順調に勝ち進んで決勝に進出です。しかし、雨の決勝では少し出遅れて…ホームストレートに戻ってきた時点では4番手とまた苦しい展開となってしまいました。日頃の過酷なトレーニングを積み重ねてきた成果を発揮するのはこんな時…最後は残る力を振り絞り、ゴール直前で抜き去り第3位に滑り込みました。粘りの銅メダル獲得です。順位以上に満足できるレースとなりました。
リレー日本チームのアンカーとして激走🏆銅メダル獲得。
そして日本新記録樹立🎊
個人種目最後の400mも決勝まで勝ち上がりました。しかし残念ながら第5位とメダルには届かず、世界の壁は厚くて高いことを痛感させられました。一応、出場した3種目とも決勝進出のファイナリストとなり、銅メダル1個獲得とまずまずの個人成績で終了しました。
残るは日本チームへの貢献です。大会最終日 4×400mリレーに出場、大会を締めくくるレースに日本代表チームのアンカーとして出場です。
強豪国がひしめくレース、日本チームは 1番手、2番手、3番手と大健闘の走りでバトンをつないでくれました。「負けられない!」私にとっては個人種目以上に力の入る展開となりました。とにかく必死で、必死でゴールへ。順位は優勝アメリカ、第2位イギリスに次ぐ第3位で銅メダル獲得です。しかもタイムは”日本新記録”でのゴールとなりました。チームの皆のおかげで、想い出に残る大会の締めくくりとなりました。
大会ボランティアが盛り上げてくれた大会に感謝。次の韓国大会での再会を誓って閉会。
世界選手権も無事に終了しました。選手たちはそれぞれの大切な想い出をお土産に抱えて帰国の途につきます。今大会運営で一番印象に残ったのが、現地の大会ボランティアの皆さんの活躍でした。競技を無事に進行するだけでなく、世界中から集まった選手達に、安心して競技に参加し最高のパフォーマンスを発揮できるようフォローしてくれた素晴らしい大会でした。とても楽しかったスウェーデンの想い出をありがとうございました。
レースの合間を縫ってデンマークやノルウェーを巡る北欧旅⛄アナ雪のベルゲンにも行ってました
2024世界マスターズ陸上選手権は、出場全種目でファイナリストとなり、銅メダル2個獲得する成績となりました。皆さんの応援のおかげです。ありがとうございました。
13日間にも渡る長い期間の大会でしたので、途中レースの無い日を使って近隣諸国に小旅行をしてきました。デンマークの宮殿巡りや、ノルウェーではアナと雪の女王の舞台となったベルゲン等、最新の情報を集めてきました。こちらの情報もブログに順次投稿していく予定です。
いよいよ陸上競技の聖地”アメリカ大陸”に挑戦🏃♂️💦🏃♀️全米大陸から集結するアスリート達はやっぱり凄[…]
行った人にしかわからない海外旅行情報を最新版で届けます。 私は現在、世界一周旅行進行中です。今まで250回を超える海外旅行をしてきましたが、初めての世界一周旅行です。私の場合…仕事の合間を縫っての海外旅行なので[…]
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