今年の海外遠征第2戦目となった「World Masters Games 台北大会」出場の速報です。
(旅行記は後日追加します)

ワールドマスターズゲーム(World Masters Games)はオリンピックと同様に4年に1度開催される、マスターズクラス(30歳以上のアスリート)のための国際的な多種目競技大会です。前回は東京大会(2021年)の予定でしたが、コロナ・パンデミックのために中止となったので、2017年のオークランド(ニュージーランド)大会から8年ぶりの開催となりました。
陸上競技に出場した私は、絶好調の成績となりましたので、まずは試合成績を速報で報告します。
「鼎泰豐」の小籠包🥟に魅かれてエバー航空で台湾へ飛び立つ
今年度初戦の「2025 World Masters Athletics Indoor Championships(世界マスターズ陸上室内選手権)」を終え、フロリダから帰国して1カ月、今度は台北(台湾)に出発します。
今回のフライトはエバー航空を選びました。以前から一度は乗ってみたいフライトでした。その興味のポイントは”機内食”。エバー航空では機上で「鼎泰豐(ディンタイフォン)」の小籠包が味わえるからです。往路便から美味しい小籠包で元気をいただき、意気揚々と現地に乗り込みました。





Evergreen Laurel Hotel Taipei(長栄桂冠酒店)
台北での滞在先に選んだのは「Evergreen Laurel Hotel Taipei(長栄桂冠酒店)」です。このホテルはエバー航空グループの系列ホテルです。市内中心部の松江南京駅から近く、どこに行くにも便利なのがポイントでした。築年数が経っているので設備の旧さは感じますが、五つ星ホテルらしく綺麗に保たれていて、スタッフのサービスにも好感が持てました。フロントでは日本語も通じるので、日本人旅行客のお客様も多く利用していました。(現在、大改装中でした。きっと素敵に生まれ変わることでしょう)



老舗ホテルらしくエレガントな内装、菓子皿には毎日美味しい米菓が届きます🤤




ホテル周辺は台北の中心街、松江南京駅を中心に飲食店や金融機関等とても便利。

ホテル所在地の松江南京は台北市の中心に位置します。MRT松江南京駅の周辺には、有名ホテルや映画館、金融機関、旅行社などが密集し、オフィス街のニーズに応えるように飲食店がずらりと並んでいます。日本資本のチェーン店も多く、日本人旅行客にとってもとても便利な地域です。それに、路地に入ると伝統の台湾軽食、隠れ家的カフェなど多彩な食べ物が揃う、グルメを満喫できる絶好のスポットです。






パイナップルケーキ買うなら🍍
近くの1894年創業の老舗中華菓子店「台北犂記」がおすすめ



いよいよ開幕🎊熱闘!!World Masters Games 台北大会

World Masters Games 台北大会が開幕しました。この大会では35競技が台北市と新北市を中心に、桃園市、新竹市、新竹県、宜蘭県を加えた6つの県と市にある69の会場で開催です。私が出場する陸上競技のほかに、野球、バスケットボール、サッカー、テニス、卓球等の球技や、水泳、柔道、空手道、ウエイトリフティング、射撃、アーチェリー等の個人競技、カヌーやセーリングといったウォータースポーツまで熱戦が繰り広げられました。 出場選手総数は2万5000名を超え、応援に訪れた家族等も含めると10数万人の観客が台湾に集まりました。




開会式では大人気の「中華職棒應援團」が登場🤸🏼🤸🏼♂️パフォーマンスで最高の盛り上がり






歓迎セレモニーは、文化、祝祭、カーニバルの雰囲気を融合させた華やかなイベント。多様な音楽とダンスパフォーマンス、そして台湾の名曲を通じて、台北・新北市の文化の深みと包容力がとてもうまく表現されていました。






激戦の陸上競技は3会場に分かれ、応援の観客も走り回ってました。
陸上競技は、台北スタジアム(台北田径場)と桃園市立陸上競技場(桃園市立田径場)でトラック競技、マラソンなどのロードレースは台北市街地の周回コースで行われました。台北スタジアムはIAAF(国際陸上競技連盟)のクラス1認定を受けた国際基準の会場で、多くの公認国際大会が開かれてきた競技場です。










8年ぶりの世界チャンピオン🏆に向かって全力疾走
序盤戦の短距離(100m・200m)では惜敗のスタート、でも悪くない🏃🏼🏃🏼♀️
私の競技は100mと200mの短距離からスタート。どちらも順調に予選を突破し、決勝に進出です。決勝レースでは各国の強豪選手に惜敗し、100mと200mとも準優勝で銀メダル獲得となりました。アジアで初開催となるWorld Masters Gamesだけに、欧米からの出場者も多く、今までの国際大会で闘ってきたライバル達との厳しいレースが続きます。



大会日程中盤からは得意の400mを迎えました。しかし、以前からライバルとして競り合ってきたヨーロッパ強豪のREINHARD MICHELCHEN(ドイツ)に0.11秒差で敗退し、またもや銀メダルに終わってしまいました。



3レース連続で準優勝という悪い流れを断ち切るために…その夜ホテル近くにあった日本のとんかつチェーン店「さぼてん(勝博殿)」に出向き、ゲン担ぎに「かつ丼」をいただきました。今、台湾では日本のとんかつがブームのようで、「かつや(吉豚屋)」とか「大戸屋」が人気のようです。
そして、「かつ丼」の元気パワーに背中を押されて…翌日からの300mハードルと800mと次々に優勝することができ、流れが完全に変わりました。「かつ丼パワー」恐るべし!🍚🍚🍚

現地メディアも注目の800m!ウクライナとロシア対決に割り込み金メダル🥇獲得
特に800m決勝では、以前からライバルであり親友のウクライナ代表 Oleksandr Rysenkoとの対戦に、それに加わったのがロシア代表の Zhurba Valerii(元ヨーロッパ・チャンピオン)となり、因縁の対決に。時期的に国際関係が微妙な二国の戦いに注目が集まりました。結果は私が優勝し、表彰台では私を中心として左右にロシアとウクライナの国旗が揚がるという展開となりました。スポーツだからつながる雰囲気に、地元のメディアでも大きく取り上げられました。






台北での約2週間…大会後半になって調子を上げ、通算では金メダル2個、銀メダル3個獲得する絶好調の世界選手権となりました。台湾の人たちからも優しい声援を受け、日本から参加したボランティアの大学生からも熱烈な応援を受けて、とても想い出に残る大会となりました。











次はアフリカ大陸選手権にCHALLENGE

World Masters Games 台北大会は好成績を達成し終えることができました。ただ、一方で頑張り過ぎて、骨折していた脚を悪化させてしまいました。帰国し、当面は治療に専念します。
そして早期の復帰、次に目指すのはアフリカ大陸選手権です。2024年度の世界選手権での優勝者は南アフリカの選手です。強豪選手が待つアフリカの大地に向かいます。
新たに目指す目標は『世界5大陸の制覇!』への挑戦。楽しくそしてハードに世界を旅してます。 私は日本陸連所属のマスターズ(シニア)・アスリートです。 50代でメタボ体型をダイエットしようと始めたランニングでし[…]
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