シェラトンオッフェンバッハホテルの朝食でしっかり腹ごしらえ
🥐🤤ソーセージが美味しい
旅行2日目、前日の大混乱が嘘だったかのような清々しい朝食です。泊まったシェラトン オッフェンバッハ ホテル(Sheraton Offenbach Hotel)では、レストランがビュージング公園(Büsing-Park)に隣接しているので、大きな窓から緑が映える風景に癒されながら朝食がいただけます。ドイツらしいフランクフルト・ソーセージとポテトが美味しい。
(今日も予想される大混乱との戦いに備え、しっかりと腹ごしらえ)
ホテルから手配のタクシーで約15分と余裕の到着🚖でも空港は前日に続き大混雑。
ホテルからはバウチャー手配のタクシーで空港へ向かいました。朝の通勤ラッシュ時間帯の前だったので約15分程で到着です。ここまでは順調だったのですが…。
今日の搭乗便にも”遅延”のマークが📛皆、フライトボードと搭乗ゲート周辺で見守ります。
空港到着後に早速フライトボードを確認すると、昨夜からの混乱が引き続いていて、今朝の便にも欠航や遅延が相次いでいます。私の搭乗予定の便にも「遅延」マークが!いつもなら空港ラウンジに立ち寄り搭乗ギリギリまでゆっくりするのですが、今日は搭乗ゲートに直行。ゲート付近には私と同じように早めに集まった乗客たちがいっぱいでした。
(まだこの時期の混乱は序章でした。7月も後半に近づくとルフトハンザ空港のストライキ等が重なりさらに拍車を掛けていきます。)
30分遅れでフランクフルト空港を脱出🛫💦ルフトハンザ航空はマスク着用義務ありです。
なんとかルフトハンザ航空LH848便は約30分の遅れでフランクフルトを出発しました。ちなみに機内ではマスク着用が義務化です。その後ヨーロッパ各国(フィンランド、エストニア、ドイツ、オランダ、ベルギー)を回りましたが、2022年7月時点でマスク着用が義務化されていたのはドイツの公共交通機関内だけでした。市中ではどの国もマスクをしている人はほとんどいませんでした。
フィンランド到着途中の足止めで日本から約31時間のフライト
コロナパンデミックの間に約10億€も投資し大幅に拡張したヘルシンキ・ヴァンター国際空港。
飛行機はそのままの遅れでヘルシンキに到着。ヘルシンキ・ヴァンター国際はコロナパンデミックの間に約10億ユーロを投資して大幅な拡張工事が行なわれています。2021年12月にはターミナル2が新しくオープンしました。すべてが完成するのは2023年予定だそうです。
今までターミナルが第1と第2に分かれ、迷いがちだったヘルシンキ・ヴァンター空港ですが、拡充された新空港では、1階に到着フロア、2階に出発フロアと整理されより機能的になっています。
(新ヘルシンキ・ヴァンター国際空港の案内や出発フロアの詳細はリンクの別ブログで紹介します)
ヨーロッパ各国への北の玄関口 らしく🛫トランジットにも便利な導線に生まれ変わりました。
フィンランドは日本から一番近いヨーロッパですね。いつもの北回りでは(現在はウクライナ侵攻の影響で南回りですが)ロンドンやパリに行く時もフィンランドの上空を通過していきます。私は冬の真っ白な雪に包まれたフィンランド湖水地方を眺めるのが大好きです。ですからトランジットを考えるのであれば、ヘルシンキ経由でヨーロッパ各地に飛ぶのが効率的で安い航空券が手に入りますね。
そんなヨーロッパの玄関口らしく新装なったヴァンター国際空港はシェンゲン区域などの配置が整理されて、とても便利になりました。
ヨーロッパの玄関口「ヘルシンキ・ヴァンター空港」改修工事は大部分が完成🎊 フィンランドは日本から一番近いヨーロッパですね。いつもの北回りでは(現在はウクライナ侵攻の影響で南回りが多いですが)ロンドンやパリに行く時も[…]
ほぼ新装になった新空港では、1階到着ロビーに出ると温かい日差しが降り注ぐ吹き抜けが迎えてくれます。中央には大きな岩を囲んで樹木や苔の緑が天窓からの自然光に映えて、美しいフィンランドの自然を感じる優しい雰囲気です。この設計は冬場に北欧に到着した時にはホッとする空間で嬉しいですね。(ちなみに設計者のブログでは、このアートは盆栽もイメージしていて、アジアとフィンランドを結ぶ意味も込められているそうですよ。
吹き抜けを囲むようにレストランやショップが配置されていて、とても利用しやすい印象です。ちなみに到着ロビーに出たすぐ左側に空港ラウンジ「PLAZA PREMIUM LOUNGE」があります。これなら、搭乗手続き前でも到着後にも利用できて便利そうです。
ちなみに人気のムーミンショップは到着ロビーに出て右側にありますよ。
フィンランド第2の都市タンペレに向かう・・・まずは鉄道に乗るために空港駅へ
到着ロビーを真っすぐ進み⏩⏬深い地階に続くエスカレーターの先です。
今回は地方都市タンペレに行くので、鉄道駅に向かいます。(ヘルシンキ市内に行くのも同じルートです)到着ロビーを出たらそのまま直進して下さい。正面に鉄道駅(Railway Sation)のサインボードが出てきます。ちなみにこの表示の右側がツーリスト向けの案内所です。何か困ったことがあれば、ここで相談を。
サインボードに従って鉄道ホームに向かいますが、相当深い地階にあります。大きな荷物を抱えているなら直通のエレベーターをおすすめします。
空港直結の鉄道「Ring Rail Line」でヘルシンキ市内へも地方への乗り継ぎも🚊🚆とても便利に。
ヘルシンキ・ヴァンター空港駅を通る路線はリング・レイル・ライン(Ring Rail Line)と呼ばれ、東京の山手線のように空港とヘルシンキ中央駅を円を描くように循環しています。IラインとPラインの2路線があり2方向(山手線の外回りや内回りの感じです)になっています。ヘルシンキ中央駅に行くにはどちらに乗っても変わらないので、早く来た方に乗ったらいいです。
今回はタンペレに行くために、途中のティックリラ駅(Tikkurila)で乗り換えなので「Pライン」に乗ります。乗り場は「1番ホーム」です。間違えないように!間違えると、リング・レイル・ラインをほぼ1周もすることになります。
切符購入はフィンランド鉄道(VR)のアプリで…運行状況も確認できて便利です。
まず、タンペレ行きの列車を購入(予約)します。フィンランド鉄道(VR)のアプリを使用します。
ヴァンター空港出発🚇ティックリラ駅で長距離線に乗り換え🚃タンペレに向かう🚞🚞
リング・レイル・ライン(Ring Rail Line)はPライン(1番線)に乗りましょう。
Pラインでヴァンター空港駅から3駅目がティックリラ駅(Tikkurila)です。フィンランドの地方都市に行く場合はこの駅で乗り換えです。まずホームをつなぐデッキ通路に上がります。列車の案内表示板があるので乗車予定の列車と出発ホームを確認します。フィンランドの鉄道は遅延が多いので確認は絶対必要ですよ。確認できたら指定のホームに降りましょう。まだ時間がある場合はデッキで待機した方がいいです。ガラス張りの屋根があるので冬の寒さや夏の暑さから守ってくれます。
ティックリラ駅(Tikkurila) の乗り換えは要注意!遅延する列車の入れ替わりに注意。
タンペレに行くために途中のティックリラ駅(Tikkurila) で乗り換えです。到着ホームの2階部分の連絡デッキに上がりましょう。ここは待合室であり乗り換え情報の確認場所です。ティックリラ駅は湖水地方への長距離列車の主要乗換駅ですので、いろいろな方向(行く先)の列車が停まります。どの列車も同じホームを通過するので分かりやすいのですが、遅延があると列車の順番が入れ替わり、かえって間違った列車に乗ってしまうこともあります。
連絡デッキにある電光掲示板で自分が乗る予定の列車の運行状況を必ずチェックしてください。自分の列車が遅延で次発の列車に追い越されていないか?到着した列車の行先案内表示もさらに確認しましょう。より簡単に確実に確認するのでしたら、前述のフィンランド鉄道(VR)のアプリの運行状況ページが便利です。
この日私がデッキのベンチで列車待ちしていると、地元の人に話しかけられました。「旅行ですか?」「日本人?」・・・(フィンランドでは日本人を見ると気軽に話しかけて来る人多いです、親日的です)「タンペレに行くんだ」と答えたら、「今日は工事区間があるので、途中の区間は列車が止まってバスに振り替えられるぞ(たぶんそんな意味だと、つたない英語力で聞き取りました)」と教えてくれました。
ここでも予約の列車が遅延❗🤣今回の旅、まともに乗り継ぎができたことがありません。
出発時刻が近づいたらホームに降ります。ホームの案内掲示板(電光ボード)を見ていると“遅延”の表示が。待っていると更に“遅れる表示”が。この次の列車の方が先に到着するようで順番が変わりました。(ここ大事です!)
こんなことがあることを事前に知っていなければ、間違った行く先の列車に乗ってしまうトラブルに会ってしまいましたね。必ず案内掲示板(電光ボード)で到着順を確認し、来た列車の行き先表示も再確認して乗車しましょう。
トイヤラ駅(Toijala) に近づくと車両に入ってきた車掌が何か叫んでます。
列車はティックリラ駅を約20分遅れて出発しました。約1時間程走ったところで車掌が回ってきました。改札かな?と思っていると、何か叫んでます。フィンランド語なので全く分かりません。でも、すべての乗客に向かっていますし、乗客もそわそわ頷いているので、やっぱり途中運休の乗り換えの連絡をしているように感じました。その後次のトイヤラ駅(Toijala)に近づくと乗客たちが荷物を整理しだしたので確信しました。やっぱりティックリラ駅で教えてもらったようにバスに振り替え輸送のようです。これ事前に知らなかったらパニックでしたね。
トイヤラ駅に到着すると全員が降車しだしたので後について行きました。数台のバスに乗り換えてタンペレに向かいます。高速道路を飛ばして約40分、やっとタンペレに到着です。
やっとタンペレに到着🥳ここまで羽田出発から37時間もの長旅…お尻が痛い🤣
タンペレの駅は湖水地方の玄関口なので、遠距離鉄道や長距離バスの起点となる主要ターミナルです。ホームは5本ですが、ヨーロッパによくある分割式のホームなので、各ホームはアルファベットで区分されていて全部で20カ所の乗り場があります。構内にはレストランやショップも多いのでとても便利ですよ。
さあ、タンペレに到着。いよいよコロナ明けのフィンランドでの休日が始まります。
フィンランドの駅では(ヨーロッパでは多いですが)長いホームを分割して乗り場が分かれます。例えば1番ホームでも、Aエリア、Bエリア…と区分され違う列車が入線します。だから、同じホームでも行先の違う列車が来るので、時刻表は”ホーム”と”エリア”をよく確認して乗車しましょう。
乗車ホームの後ろにアルファベットが付いていると乗り場が前方になったり、後方になったりします。
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