- 1 ヨーロッパの玄関口「ヘルシンキ･ヴァンター空港」改修工事は大部分が完成🎊
- 2 到着ゲートにはフィンランドの夏を楽しみに⛺🚢🏡旅行客が溢れてました。
- 3 明るい吹き抜けの日差し🌞🌅が迎えてくれる到着ロビーではムーミンが待ってます。
- 4 トランジットの乗客を意識したカフェやレストラン☕🥧人気のブランド店が充実した空港施設。
- 5 ヘルシンキ空港から市内や地方都市への移動🚎🚞🚢交通アプリで自由自在。
- 6 乗車券の購入は専用アプリが便利📲ルート案内や複雑なエリア区分も簡単です。
- 7 湖水地方や地方都市への長距移動の拠点となったバスターミナル🚌もちろん市内へも💨
- 8 早朝・深夜の出発・到着便にはヴァンター空港直結ホテルが便利です。
- 9 出国は2階フロアからまとめて⏪シェンゲン域内は右側⏩日本へは左側へ進んでください。
ヨーロッパの玄関口「ヘルシンキ･ヴァンター空港」改修工事は大部分が完成🎊
フィンランドは日本から一番近いヨーロッパですね。いつもの北回りでは（現在はウクライナ侵攻の影響で南回りが多いですが）ロンドンやパリに行く時もフィンランドの上空を通過していきます。私はヨーロッパ旅行の時に、冬の真っ白な雪に包まれたフィンランド湖水地方を眺めるのが大好きです。ですからトランジットを考えるのであれば、ヘルシンキ経由でヨーロッパ各地に飛ぶのが効率的で安い航空券が手に入りますね。
そんな便利なヘルシンキ･ヴァンター国際は、コロナパンデミックの間に約10億ユーロを投資して大幅な拡張工事が行なわれています。2021年12月にはターミナル２が新しくオープンしました。すべてが完成するのは2023年予定だそうですが、2022年7月時点でもう大部分が完成され、より便利で充実した空港になっていますよ。
今までターミナルが第１と第２に分かれ、迷いがちだったヘルシンキ･ヴァンター空港ですが、拡充された新空港では、１階に到着フロア、２階に出発フロアと整理されより機能的になっています。
到着ゲートにはフィンランドの夏を楽しみに
⛺🚢🏡旅行客が溢れてました。
フィンランド空港に降りると（2022年7月）、フィンランドではコロナ規制の無い夏休みでした。公共の場でのソーシャルディスタンスを保ち、手指衛生および呼吸器衛生管理の徹底は推奨されていますが、”制限や強制”はありません。お店やレストランも普通に営業されています。地元の人達はほとんどノーマスクです。ヘルシンキでは旅行者も多いのでマスク姿をチラホラ見かけましたが、地方の街に行くとマスク姿はありませんでした。
明るい吹き抜けの日差し🌞🌅が迎えてくれる到着ロビーではムーミンが待ってます。
ほぼ新装になった新空港では、１階到着ロビーに出ると温かい日差しが降り注ぐ吹き抜けが迎えてくれます。中央には大きな岩を囲んで樹木や苔の緑が天窓からの自然光に映えて、美しいフィンランドの自然を感じる優しい雰囲気です。この設計は冬場に北欧に到着した時にはホッとする空間で嬉しいですね。（ちなみに設計者のブログでは、このアートは盆栽もイメージしていて、アジアとフィンランドを結ぶ意味も込められているそうですよ。
吹き抜けを囲むようにレストランやショップが配置されていて、とても利用しやすい印象です。ちなみに到着ロビーに出たすぐ左側に空港ラウンジ「PLAZA PREMIUM LOUNGE」があります。これなら、搭乗手続き前でも到着後にも利用できて便利そうです。
ちなみに人気のムーミンショップは到着ロビーに出てすぐ右側にあります。
トランジットの乗客を意識したカフェやレストラン☕🥧人気のブランド店が充実した空港施設。
新しいヘルシンキ·ヴァンダー空港は、空港ロビーの盆栽をイメージしたデザインが象徴するように、日本からの旅行客を意識したレイアウトになっているように感じます。人気の北欧ブランド「ムーミン」や「マリメッコ」「イッタラ」等のお店はシェンゲン域外(日本便)のエリアに配置されているので便利ですよ。
【カフェレストラン・フードコート】
注目の「Moomin Coffe」は映えスポットの中心です。
リニューアルによって、カフェを中心とした飲食店が増えた感じがします。トランジットの時にも便利に使えそうです。主なおすすめ紹介します。(©空港公式案内写真も掲載してます)
■ Moomin Coffee ：40番ゲート付近 ：11:00 – 18:00
■ Helsinki Market ：15番ゲート付近 ：05:00 – 20:00
■ O’learys ：29番ゲート付近 ：11:00 – 21:00
■ STARBUCKS：38番ゲート付近 ：11:00 – 18:00
■ 味千ラーメン：36番ゲート付近 ：11:00 – 18:00
■ Helsinki Market ：入国直後の出口ロビー ：06:00 – 23:00
■ ESPRESSO HOUSE ：入国直後の出口ロビー ：05:00 – 21:00
■ ESPRESSO HOUSE ：入国直後の出口ロビー ：Open 24 hours
■ 入国直後の出口ロビーのフードコート
【ショップ&サービス】
人気の北欧ブランドショップも品揃えが充実しました。
■ MOOMIN ：36番ゲート付近 ：10:00 – 18:00
■ MOOMIN ：入国直後の出口ロビー ：08:00 – 20:00
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■ marimekko ：36番ゲート付近 ：05:00 – 21:00
■ marimekko ：28番ゲート付近 ：05:00 – 21:00
■ iittala ：36番ゲート付近 ：09:00 – 19:00
【空港ラウンジ】
トランジット、到着、出発のすべてに対応できるラウンジが全部で6カ所。
ヘルシンキ･ヴァンター空港のラウンジは全部で6カ所。シェンゲン・エリアに「Finnair Lounge」「ASPIRE Lounge by Swissport」「SAS Lounge」、非シェンゲン・エリアに 「Finnair Lounge」「Plaza Premium Lounge」、そして入国直後の出口ロビーにも「Plaza Premium Lounge」があります。
■フィンエアー・ラウンジ（Finnair Lounge）：24番ゲート付近：05:30 – 23:30
■アスパイア・ラウンジ(Aspire Lounge)：27番ゲート付近：05:00 – 20:00
■プラザ・プレミアム・ラウンジ（Plaza Premium Lounge）：入国後のロビー ：06:00 – 23:00
ヘルシンキ空港から市内や地方都市への移動🚎🚞🚢交通アプリで自由自在。
まず起点となるヘルシンキ･ヴァンター空港駅へ 🚇 深～い地階です。
空港からの移動は鉄道が一番便利です。以前は主流だったエアポートバス（フィンエアーシティバス）も、2015年に空港鉄道（リング・レール線/P・I系統）が開業してからは、地方都市に向かう長距離バスのターミナルの一つになってしまいました。ただ、私はエアポートバスが好きです。空港からヘルシンキ中央駅に向かう途中、景色の移り変わりを眺めているとフィンランドに来たなと実感が沸いてくるからです。時間があるならエアポートバスもおすすめですよ。
ヘルシンキ市内に向かうなら、空港直結の空港駅「Lentoasema」からリング・レール線/に乗りましょう。所要時間は約30分、運賃は5.5€です。ちなみにエアポートバスでも約30分でヘルシンキ中央駅に着きます。
また、空港から直接地方都市（タンペレ等）に行くには、リング・レール線で3駅目の「ティックリラ（Tikkurila）」で長距離列車に乗り換えて向かいます。
空港鉄道駅に向かいます。到着ロビーを出たらそのまま直進して下さい。正面に鉄道駅（Railway Sation）のサインボードが出てきます。ちなみにこの表示の右側がツーリスト向けの案内所です。何か困ったことがあれば、ここで相談を。
サインボードに従って鉄道ホームに向かいますが、相当深い地階にあります。大きな荷物を抱えているなら直通のエレベーターをおすすめします。
ヘルシンキ･ヴァンター空港駅を通る路線はリング・レイル・ライン（Ring Rail Line）と呼ばれ、東京の山手線のように空港とヘルシンキ中央駅を円を描くように循環しています。IラインとPラインの2路線があり２方向（山手線の外回りや内回りの感じです）になっています。ヘルシンキ中央駅に行くにはどちらに乗っても変わらないので、早く来た方に乗ったらいいです。
地方都市のタンペレ等に行くには、途中ので乗り換えなので「Pライン」に乗ります。乗り場は「１番ホーム」です。間違えないように！ 間違えると、リング・レイル・ラインをほぼ１周もすることになりますよ。
乗車券の購入は専用アプリが便利📲ルート案内や複雑なエリア区分も簡単です。
ヘルシンキの交通はエリアで区分されていて、その区間で運賃が決まっています。下図のように区分されたエリアの範囲で運賃が定額です。例えば（A）と（B）の区間なら4.1€とかです。1回券（80分間有効）や1日券（7日券迄）等の種類があります。
ヘルシンキ市内近郊の交通アプリ「ＨＳＬ」
前述のようにヘルシンキで地下鉄やバスを使うのには、エリアを調べたり、利用可の時間を確認したりと、ちょっと手間がかかります。そんな面倒を楽にしてくれるのがHSLヘルシンキ交通局の専用アプリです。GoogleMapと同じように駅を選ぶだけで最適のルートと運賃が表示されます。エリアの判断も自動に判断してくれるので便利です。もちろん、そのまま決定購入すれば、デジタル切符がスマホに保存されるので手間がかかりません。
フィンランドの湖水地方（地方都市）を旅するなら鉄道アプリ「ＶＲ」が必携です。
2度目のフィンランドは湖水地方まで足を延ばす人多いですね。まるでムーミンが住んでいそうな森や湖が魅力的です。そんな時に必要なのがフィンランド鉄道アプリ「ＶＲ」 。地方都市への乗り継ぎもこれで安心です。
座席が中央を挟んで向かい合わせなので微妙です。（私の経験では）進行方向は基本的に1号車がヘルシンキ方向のようですが、タンペレ駅等で折り返してユヴァスキュラ方面に行くと反転してしまいます。
湖水地方や地方都市への長距移動の拠点となったバスターミナル🚌もちろん市内へも💨
空港から市内への移動の主流が鉄道に移ってしまっても、地方都市への移動には空港のバスターミナルが健在です。空港出口とヒルトンホテルとの間に広大なバスターミナルが設置されました。数十もあるプラットホームから各地に出発し賑わっていました。
早朝・深夜の出発・到着便にはヴァンター空港直結ホテルが便利です。
ヘルシンキ･ヴァンター空港はヨーロッパの玄関口としてトランジットで利用する人も多いと思います。深夜や早朝の乗り継ぎで便利なのが空港直結ホテル。買い物も空港の充実した施設が使えるので、ぜひ活用してください。
■グロ・ホテル・ヘルシンキエアポート（GLO Hotel Airport）
■ヒルトン・ヘルシンキ・エアポート（Hilton Helsinki Airport）
出国は2階フロアからまとめて⏪シェンゲン域内は右側⏩日本へは左側へ進んでください。
出国フロアは2階にまとめられています。中央の「ALL GATES」の入り口を中心に、右側にナショナル・フラッグ・キャリアのフィンエアーの受付カウンターが並びます。左側にはその他の海外航空会社のカウンター、中でも就航便数が一番多いルフトハンザ航空のスペースが大きいです。日本航空は1日1便ですが、受付カウンターは中央入口のすぐ左の目立つ所にありました。
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