突然ですが…楽し過ぎたユヴァスキュラの旅も途中なのに、突然の帰国となってしまいました😪
突然ですが…帰国の写真です。
ユヴァスキュラから鉄道でヘルシンキ経由での帰り道…訳があってほとんど写真がありません。
その事情と、お世話になった人達への感謝の気持ちを後半に紹介します。







ヨーロッパの玄関口🛫『ヘルシンキ・ ヴァンター国際空港 』でやっとムーミンに会えましたよ。
帰路便はヘルシンキ・ヴァンター国際空港からの出発です。
ヴァンター国際空港はヘルシンキの北15kmに位置し、ヘルシンキ中央駅からは空港行きの鉄道「リング・レイル・ライン(Ring Rail Line)」が運行していて、市内から30分程度のとても便利な国際空港です。今回のようなフィンランドの地方都市から向かう場合は、ヘルシンキ手前の「Tikkurila駅」で乗り換え20分程です。
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ヘルシンキ・ヴァンター国際空港は日本からの直行便では、ヨーロッパで一番近い空港なので、各国へのトランジットに利用する方も多いですね。私もその一人です。
以前はフラットな構造の1本のゲートウェイで繋がっていたので、トランジットなどの移動が簡単だったのですが、2021年の12月に第2ターミナルが誕生しました。日本からの日本航空やフィンエアーの便はこの新しい第2ターミナルの発着となりました。 空港発着の列車、バスやタクシーのターミナルもまとめられて便利になったようです。 (私はまだ利用していませんので近々レポートします)






2021年12月に新規オープンした第2ターミナルにはもっと大きな「Moomin Coffee café」もできました。公式の紹介ページを次に載せておきます。
Come visit the Moomin airport café, Moomin Coffee, at Helsin…

空港ラウンジもお引越し、日本航空もフィンエアーも新しい第2ターミナルになりました。
ヘルシンキのヴァンター国際空港のラウンジは、私の好きなラウンジの一つでした。一番のお気に入りは北欧建築らしいデザイン性でした。シンプルですが、自然木の風合いを生かした内装とインテリアがとても心地良い空間でした。もちろん、食事や飲み物のメニューも充実していました。(過去形ばかりですみません)
そんなラウンジも、 ヴァンター国際空港のリニューアルで2021年12月に新設された第2ターミナルに移転しました。私自身はまだ行けていませんが、公式発表やすでに利用されている方のレポートを見ると、引き続き素敵で使いやすい空港ラウンジのようですので、次の訪問で利用できるのを楽しみにしています。







新しくなったターミナルに移転したフィンエアーのラウンジについて公式情報を少しまとめました。フィンエアーのラウンジは”oneworld加盟航空会社”の利用が可能なので、日本航空便でも利用できますね。
第2ターミナルでのラウンジは3カ所。シェンゲン協定非加盟国エリアのフィンエアービジネスラウンジ(Finnair Business Lounge)及びフィンエアープラチナウイング(Finnair Platinum Wing)、シェンゲン協定加盟国エリアのフィンエアーラウンジ(Finnair Lounge)の計 3カ所です。
利用時間は2022年3月現在、フィンエアーラウンジは毎日午前5時30分~午後23時30分、ビジネスラウンジは午前6時~午前0時ですが、プラチナウイングについては新型コロナウイルス感染症の状況を踏まえ現在閉鎖中です。利用される方は公式情報の事前の確認をお願いします。




oneworld加盟航空会社以外の航空便を利用の場合は、やっぱりプライオリティパス(Priority Pass)対応ラウンジの利用ですね。 ヴァンター空港では「Aspire Lounge」が利用ラウンジです。
ラウンジはエアサイドの保安検査を通過した後エリアで、ゲート26と27の近くの階段やエレベーターを上がった2階に位置します。シェンゲン圏外を移動中の場合はシェンゲン出入国審査の前にこのラウンジを利用できます。
営業時間は午前5時~午後6時ですが、利用は出発予定時刻の3時間前からとなっています。
©プライオリティ・パス公式 Priority Pass






実は…バタバタとなった帰国の理由👨🦼腓腹筋断裂の大怪我で車椅子生活になってしまったのです。
実は私の最初のフィンランド・ユヴァスキュラへの訪問は、2012年の世界マスターズ陸上選手権大会への出場遠征でした。
初めての海外遠征だったのと、ユヴァスキュラの街がとても素敵で(特に氷結した湖は珍しく)レースの合間の練習日には積極的に街散策をしていました。ただ、雪道(特に湖)を歩くのは相当脚に負担を掛けていたようで、予選の途中で腓腹筋(ふくらはぎ)断裂の大怪我を負ってしまいました。もちろん予選落ちです。






ユヴァスキュラでの開催が楽しくて大会の合間の休息日にも歩き回ってたら、予選のレース中に…
ユヴァスキュラの街がとても魅力的だったので、大会開催中にも関わらずレース合間の練習日にも、ついつい街周辺の散策に行ってしまいました。特に全面凍結してまっ白な雪に包まれたユヴァスキュラ湖が美しくて、湖面を渡って対岸まで行く等楽しんでいたんです。
ただ、雪道を歩くのは意外と脚へのダメージが大きかったようで、予選レースの最中に腓腹筋(ふくらはぎ)を断裂する大怪我を負ってしまいました。




すぐに大会医療機関のドクターにより応急処置をしてもらい、とりあえず車椅子の行動になってしまいました。ただ、時期がイースター休暇と重なってしまい、日本大使館など多くの機関が休業状態でサポートがほとんど受けられない状況であったので、手術を日本で行うことにし取り急ぎ帰国することになりました。
フィンランドの地方都市のユヴァスキュラから、ヘルシンキ経由で日本に到着するまで3日間もかかる長旅になりました。松葉杖等の医療用品の手配や、移動のサポート…とても多くの地元の人達にお世話になりました。感謝の御礼も含めて、最後に紹介します。
それにしても旅行中の大怪我がフィンランドで助かりました。福祉や介護に関心が高い北欧のイメージ通り、とても親切で優しいサポートを受けることができました。それに、旅行保険にもしっかり加入していたので助かりました。皆さんも万が一に備えて、忘れずに。




















フィンランド、ユヴァスキュラの旅、綺麗な景色と素敵な文化に触れとても想い出に残る旅となりました。
そして、出会った人々を通して素顔のフィンランドにも触れた気がします。大怪我を負ったことにより、現地の多くの人達にお世話になりました。多くは医療や介護には直接関係無い人達でしたが、とても親切に優しく接してくれたことが印象に残っています。”北欧=福祉”のイメージはありましたが…それは国の政策もあるでしょうが、国民の一人ひとりの意識の中に自然と根付いているものなんだなと感じました。
森と湖に囲まれ、とても自然な国です。治安も良く、ゆったりとした時間の流れる空間。居心地の良さがこの国の一番の魅力だなって感じます。だから、何度も行きたくなるんですよね。コロナ禍が収束したら、一番最初に行く国はフィンランドになりそうですね。

湖水地方の玄関口「ユヴァスキュラ」へ鉄道の旅🚞切符の購入方法を窓口もネットも解説します。 フィンランドと言えば、深い森と神秘的な湖が象徴するような自然の美しさですね。そこで今回はヘルシンキから郊外へ、フィン[…]
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