【クアラルンプール】④早朝便で到着した初日は、チェックインの時間までに「バトゥ洞窟 BATU CAVES」探検をしてきた。

 クアラルンプール旅行初日。空港到着が早朝で、ホテル着が10時だった私達は軽装に着替え、ホテルのクロークに荷物を預けると、チェックインまでの時間を使って市内観光に出かけました。行き先は、市内の交通アクセスの下見も兼ねて、メトロや近郊電車の乗継で行ける「バトゥ洞窟 BATU CAVES」にしました。

チェックインまでの時間に
気軽に行ける市内観光『バトゥ洞窟 BATU CAVES』

初日はメトロに乗って街の全体像を把握する。クアラルンプール交通図。
初日はメトロに乗って街の全体像を把握する。クアラルンプール交通図。

 まず、ホテルを出たら、目の前にあるメトロ駅「Ampang Park」に。地階に降りたら自動販売機で切符を買いましょう。旅行期間中に使い勝手のある「Myrapid TnGo Card(日本のSuicaのようなもの)」の購入がおすすめです。
 まずは、乗り換え駅「KLセントラル(KL Sentral)」を目指します。「PUTRA HEIGHTS」方面行きに乗ってください。

切符の買い方

空港からクアラルンプール市内へ。鉄道、シャトルバス、タクシー…初心者目線で解説します。 まずは市内中心部(ホテル)へ。移動方法は次の通りです。①鉄 道      &nbs[…]

バトゥ洞窟を行くには、メトロとKTMコミューターを乗り継ぐのが簡単。

 KLセントラル 駅の乗り換え、「TM Komuter」線の改札口に向かいます。
KLセントラル 駅の乗り換え、「TM Komuter」線の改札口に向かいます。
KTMコミューターKLセントラル駅。入線してきて折り返しで出発する電車もあります。行く先の確認を間違いなく。
入線してきて折り返しで出発する電車もあります。行く先の確認を間違いなく。
ホーム中央のピンク色で囲まれたゾーンは女性専用エリアです。もちろん車両も女性専用車。
ホーム中央のピンク色で囲まれたゾーンは女性専用エリアです。もちろん車両も女性専用車。


 KL Sentral駅では「KTMコミューター(KTM Komuter)」線に進んでください。ホームでは行き先表示の確認が大事です。同じレーン(PLATFORM:番線)に「上り」も「下り」も入ってきます。必ず”行き先”を確認して下さい。今回は「BATU CAVES 方面行き」です。料金は往復で5.2RM(約150円)。郊外型の近距離電車ですから、窓から市街地から郊外までの景色が楽しめます。スマホのGooglemapを見ながら市内の位置関係を把握すると、その後の移動が楽です。約30分でBATU CAVES駅に到着です。

バトゥ洞窟の陰に隠れたラーマヤナ洞窟が意外と面白い。

バトゥ洞窟 BATU CAVES は4億年を数える大鍾乳洞。
バトゥ洞窟 BATU CAVES 駅前はお土産マーケット。
バトゥ洞窟 BATU CAVES 駅前はお土産マーケット。
バトゥ洞窟 BATU CAVES は4億年を数える大鍾乳洞。


 バトゥ洞窟は駅の目の前です。駅前には通路に沿って土産物の出店が並んでいるので買い物も楽しめます。
 敷地内に入って、右方向に進むとバトゥ洞窟ですが、入り口は地上100mのところにあり、そこまで実に272段もある急階段を登らなければなりません。
 バトゥ洞窟は1891年に建立されたヒンドゥー寺院で教徒たちにとっての聖地です。洞窟内の鍾乳洞は約4億年前からゆっくりと形成されたもので、中に入ると天井まで数十mもの高さがあり、壮観です。また、洞内を吹き抜ける風もあり酷暑の中では涼しささえ感じます。是非行って実感してください。ただ、バトゥ洞窟については他の方のブログでも多く紹介されていますので、このブログでは同じ敷地内にあるもう一つのラーマヤナ洞窟の紹介をします。

ラーマヤナ洞窟 で迎える ハヌマーン像 。
ラーマヤナ洞窟 で迎える ハヌマーン像 。

 敷地内に入って、左側が「ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave」です。目印となるのが巨大なハヌマーン像です。入場料は(5RM 約125円)。洞窟に入る前に迎えてくれる金色の馬車とビシュヌ神、この派手さがこの洞窟のイメージです。中に入ると極彩色の世界が続きます。歩くに従ってインドの叙事詩ラーマーヤナの物語が年代順に展開していきます。典型的な南インド様式の彫像がカラフルなライトアップで映えます。ヒンドゥー教のイッツ・ア・スモールワールドのようで楽しい!!これはこれでおすすめです。

 ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave の入り口を守る 金色の馬車とビシュヌ神 。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave の入り口を守る 金色の馬車とビシュヌ神 。
 ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。入り口からワクワク。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。入り口からワクワク。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
ラーマヤナ洞窟 Ramayana Cave 。インドの叙事詩ラーマーヤナの物語がライトアップで展開。
バトゥ洞窟 BATU CAVESの隣の寺院「Venkatachalapathi & Alamelu Temple 」は極彩色が人気。
洞窟の隣にある寺院「Sri Venkatachalapathi & Alamelu Temple

 行きは市内の交通アクセスの下見を兼ねて公共交通機関を利用してKLセントラル駅経由でKTMコミューターで移動しましたが、帰り道は時間の節約をしたい方にはタクシーの方が良いです。実はインターコンチネンタルホテルとバトゥ洞窟は直線距離で約9.5km程度です。タクシーでは20RM(500円程度)だと思います。

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