トリノは街歩きが楽しいです。夕方になると、通りに面したカフェのテラス席でスパークリングで涼みながら、前を過ぎるファッショナブルな人達を眺めるのが私の日課になりました。
サヴォイア家はアルプス山脈をまたいでフランス、スイスにまで勢力を広げました。そのことによりトリノには様々な文化が取り込まれています。ファッションでいうと南フランスの雰囲気が薫ります。
風になびくようなジョーゼットの柔らかなワンピース姿がとても似合います。
トリノでは 全長18kmものアーケード「Portico」 がショッピングを楽しくしてくれます。

ショッピングの中心は旧市街に全長18kmにも渡って造られた柱廊アーケード「Portico」です。お洒落な街並みを散策しながら、気になったお店に飛び込んでみましょう。きっとお気に入りの自分土産がみつかるはずです。トリノのファッションはイタリアの派手めな色使いとフランスの優しめの色使いをミックスしたようなコーディネイトが特徴です。ちょっと冒険してみてください。



ファッションだけでなく、グルメもトリノのショッピングの必須アイテム。トリノはチョコレートの街としても有名、歴史ある老舗カフェやチョコレート店を多く見かけます。起源はサヴォイア王家の王がトリノ王宮へチョコレートをもたらしたところから始まります。当時は、貴族階級だけで楽しまれていましたが、1678年にチョコレート販売が一般に許されたことをきっかけに、市民へ瞬く間に広がっていったのです。そして、ヨーロッパ中の職人がトリノにチョコレート作りを学び広まっていったそうです。
絶品パスタにお洒落食材 日本でも大人気「Eataly Lagrange」

東京にも支店があり、人気の Eataly Lagrange 。本店はトリノです。2階建てのフロアにはワイン、食材、調味料、食器などがギッシリ詰まっています。見てるだけでもワクワクしますね。私はここでいっぱいお土産を買い込みました。日本に帰ってから一番人気のお土産でした。





1836年創業。宝石のような砂糖菓子の高級スイーツ「STRATTA」
チョコレート発祥の街とも言えるトリノ。老舗のスウィーツShop巡りがとても楽しい。STRATTAは街の中心部サンカルロ広場に面しています。名物はもちろんジャンドゥイオットという三角のチョコレート。ジャンドゥイオットはカカオとヘーゼルナッツを合わせたクリーミーな味わいのトリノ名物。でも、私のおすすめはカラフルな砂糖菓子です。自分の好きな色を集めて専用箱に詰め合わせリボンを結べば、オリジナルのお洒落なトリノ土産になりますよ。



1826年創業。イタリアらしいお洒落でカラフルなパッケージ「 CAFFAREL 」
日本でも大人気の CAFFAREL のチョコレート。 1826年創業、ピエール・ポール・カファレルが生み出す洗練されたレシピが、それまで見たことのない新しいチョコレート「ジャンドゥーヤチョコレート」を誕生させ、世界中のグルメの食卓に乗せられるようになりました。また、その高い品質と優れた味わいにより、古くからヨーロッパ各地の王室や貴族ご用達チョコレートとして認められていますね。



フランスの香りを感じるトリノfashion street。







トリノのもう一つの顔は「美食の街」。トリノは1280年、フランス貴族サヴォイア家が初めて居城を構えたところから始まります。その後サヴォイア家はイタリアを統一し初代の王家となるのです。古くからフランスの影響を受けたトリノでは、現在でも名称[…]