- 1 「サウナ・キャピタル(サウナの首都)」と呼ばれるタンペレには公衆サウナが50カ所以上も。
- 2 バスに乗って『ラウハニエミ公衆サウナ(Rauhaniemi Public Sauna)』を目指す🚌乗り方も解説。
- 3 ラウハニエミ・サウナには4つのビーチ🏊♀️🚣♀️自分にあったエリアを見つけましょう。
- 4 公衆サウナの入り方🩳🧣入り口の脇に掛かってる板は何に使うの?マナーを解説。
- 5 目の前の飛び込み台、結構勇気が入ります。それに湖が冷たいので注意🔰
- 6 サウナ後のビールが最高🍺お土産にはサウナキャップやオリジナルTシャツがおすすめ🎁
- 7 高級感が漂う『ホリデイ クラブ タンペレ スパ』⛲会員制総合リゾートホテルで過ごす休日。
- 8 繁華街のど真ん中サウナ『Sauna Restaurant Kuuma』はレストランから飛び込める湖上プール🏊♂️
- 9 繁華街から散歩で行けるフィンランドで現存最古の『ラヤポルティサウナ (Rajaportti Sauna)』。
「サウナ・キャピタル(サウナの首都)」と呼ばれるタンペレには公衆サウナが50カ所以上も。
最近、日本でもブームの「サウナ」。本場のフィンランドでもタンペレは「サウナ・キャピタル(sauna capital):世界のサウナの首都」と呼ばれるほどの聖地です。タンペレ近郊にある公共サウナの数は実に50ヵ所以上、地元市民には生活の一部と言っていい存在になっています。フィンランドのサウナ文化は、2020年12月にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に認定されています。
せっかくタンペレ旅をするなら、絶対にサウナ巡りは外せません。おすすめのサウナと、その入浴法・マナーをまとめました。是非体験してみてください。
まず何処に行くかですが・・・おすすめは『ラウハニエミ公衆サウナ(Rauhaniemi Public Sauna)』です。バスで手軽に行ける近さと、なんといっても湖に隣接していて、サウナで温まった身体をすぐに湖に飛び込んで冷やせる・・・フィンランド・サウナの醍醐味が味わえるロケーションが最高です。
バスに乗って『ラウハニエミ公衆サウナ(Rauhaniemi Public Sauna)』を目指す🚌乗り方も解説。
ラウハニエミ公衆サウナに行くなら、路線バスを使いましょう。タンペレ駅周辺からならルート「2番:Rauhaniemi行き」に乗ります。
乗り方もちょっと解説…タンペレでは交通アプリ「Nysse Mobiili」が便利です。トップ画面で”現在地”と”行く先”を選ぶだけ、最適のルートを検索してくれます。そのまま乗車券を購入できますし、乗車中は地図上をナビで表示してくれるので安心ですよ。
バス終点の「Rauhaniemi」バス停で降車したら、今来た道を少し戻ります。坂を100m程下ると道路の右脇に細い下りの近道があるので、ガードレールを越えて下ります。(滑りやすいので気をつけてください)下りた所が駐車場です。その先に進むとラウハニエミ公衆サウナに到着です。エリアに入るとすぐ右側に海岸が見えてきます。夏場は皆が海水浴をしているので賑やかですよ。
ラウハニエミ・サウナには4つのビーチ🏊♀️🚣♀️自分にあったエリアを見つけましょう。
小さな岬がラウハニエミ公衆サウナのエリアですが、場所によって雰囲気が少し違うので、自分にあったエリアを選んでみてください。
■ラウハニエミビーチ(Rauhaniemi Beach):エリアに入って右側(サウナ施設の右手前)。遠浅の砂地の海岸をロープで囲って整備してあります。水深も浅いので子供にも安全、ファミリー向けで賑わってます。
■ネシ湖ポラッサルミ湾(Porrassalmi Bay)側: 入って左側(サウナ施設の左手前) 。広大なネシ湖につながる眺めの良いビーチです。すぐに深くなるので、泳ぎが不安な人は要注意です。どちらかというと若い人達が日光浴(たまに水浴び )を楽しんでます。
■サウナ施設の中庭:サウナの前庭は皆のコミニュケーションの場です。サウナ利用時の休憩場所としての溜まり場。サウナで火照った身体を目の前の岸壁から湖に飛び込んだり、日向ぼっこをしたり、それぞれに楽しんでます。
■サウナ施設の奥側:サウナの裏側に行くと桟橋が延びてます。ここは若い人達(カップルがチラホラ)が静かにゆっくりと癒されてる場所です。桟橋の右側の湖はロープの囲いもあり浅瀬なので安全ですよ。
サウナの入場は受け付けカウンターが施設の手前(売店の中)にあります。ここで入場券を購入します、利用料金は8€。営業時間(2022年夏)は14時から22時、週末は12時オープンです。 白夜の時期なのでたっぷり遊べますね。
公衆サウナの入り方🩳🧣入り口の脇に掛かってる板は何に使うの?マナーを解説。
まずは着替え、サウナ室の手前に更衣室があります。入り口の右側には「湖の水温」の表示板がありますから確認を(確かめてから飛び込みましょう)。脱いだ衣服等はテキトーに壁に掛けてあります。貴重品については更衣室内に個人ロッカーがあります。小さいロッカーなので最低限の持ち物にしましょう。(私は入りきれない時は2段使ったりしてました)
着替えたら持ち物はバスタオルのみ。水着は着用です。最近のタンペレの公衆サウナは水着着用で男女1室が基本パターンです。ホテルのサウナでは男女別で水着不可が多いです。男女一緒で水着不可はあまりないですね。
サウナ室前の棚にタオルなど自分の持ち物を入れましょう。そして、シャワーを浴びて・・・
サウナ室でのマナーは「汗を他人に触れないように」注意することです。北欧ではタオルは自分を隠すものではなく、お尻の下に敷いて汗を座面に落とさないようにするものです。地元の人たちは「マイシート(クッション)」を持参していました。旅行中でマイシートを持参できない場合は、サウナ室の入り口右側に「四角い木の板」が掛けてあります。これを使ってください(無料です)。入室したらあとは日本でのルールとだいたい同じです。
目の前の飛び込み台、結構勇気が入ります。それに湖が冷たいので注意🔰
しっかり身体が温まったら、水風呂は目の前の湖です。場所によっては深いですから気をつけて。最初のうちは岸壁にある梯子階段でゆっくり入りましょう。私はバンバン泳ぎました。最高に気持ちイイです。スッキリしたら自分の落ち着き場所を決めてゆっくりしましょう。焦ることないですから・・・夏は白夜ですから、たっぷり楽しめますよ。
サウナ後のビールが最高🍺お土産にはサウナキャップやオリジナルTシャツがおすすめ🎁
売店には飲み物やサウナ・グッズが置いてあります。カエル顔のサウナキャップが可愛らしいです。私はオリジナルTシャツを記念のお土産にしました。飲み物はサウナということもあり、ノンアルコール・ビールが充実していますよ。
サウナから出たあと、売店前のカウンター席で湖の景色を眺めながらのビールは格別ですよ。
高級感が漂う『ホリデイ クラブ タンペレ スパ』⛲会員制総合リゾートホテルで過ごす休日。
街の北部のナシ湖(Näsijärvi)に面して建つ「ホリデイ クラブ タンペレ スパ(Holiday Club Tampereen Kylpylä)」もおすすめです。ここはサウナ、スポーツクラブ、SPAを併設した会員制総合リゾートホテルです。他の公衆サウナと比べると格段に豪華です。
ホテルのあるLapinniemiの岬地区はLapruins公園(Lapinraunionpuisto)まで広がる自然豊かなエリアです。ホテルに宿泊しなくても地元の散歩コースとしても親しまれています。
ホテルの敷地に入ると湾(左手)側にヨットハーバーが広がります。それを過ぎるとナシ湖岸に続きフィンランドらしい爽快な景色が視界いっぱいに広がります。この一帯にはホテルの他にも滞在型アパートやSPAバケーションホーム等の様々なタイプの宿泊施設が点在し、それぞれにタンペレのリゾート休暇を過ごせるようになっています。中庭の芝生や湖岸沿いの木陰で、のんびりと読書したりして過ごしている姿を見ると、時間の流れが違うように感じますね。
繁華街のど真ん中サウナ『Sauna Restaurant Kuuma』はレストランから飛び込める湖上プール🏊♂️
ちょっと変わったところでは、街の中心部にある「Sauna Restaurant Kuuma」。ここはレストランにサウナが併設されている施設です。それも繁華街のど真ん中。素敵な施設ですが、ちょっと人目が気になりますね。丸見えですから、レストランからも近くの橋からも…。でも地元っ子達には大人気です。
旅行客には少し抵抗があるかもしれません。(私も外から眺めただけで、利用したことはありません)夜なら人目も気にせず、雰囲気もいいかもしれませんね。
サウナは昔ながらの薪ストーブ式と最新のスモークサウナの2種類が用意されています。
繁華街から散歩で行けるフィンランドで現存最古の『ラヤポルティサウナ (Rajaportti Sauna)』。
ラヤポルティサウナは、タンペレのピスパラ地区に1906年に開業したフィンランド現存最古の公衆サウナです。当時そのままの作りを継承していて、地元市民の生活の一部となっているようです。私は今回時間が無く、前を通って覗いただけですが、入浴客が中庭に皆集まって楽しそうに談笑してました。
近くにピューニッキ展望塔やピューキメッタ公園等の人気の観光スポットも多いので、散策のついでに立ち寄るにもいいと思います。
入場料は6€。水着着用です。サウナ室と更衣室は男女別ですが、中庭は共用です。
営業時間は、月・水曜 16:00 – 22:00、金曜・土曜 14:00 – 22:00、火・木・日曜日が定休日になります。
タンペレで一番の人気観光スポット「ムーミン美術館 」にはいつも笑顔が溢れてます😊😊😊 フィンランドを象徴するシンボルといえば「ムーミン」ですね。そのムーミンと作者「トーベ・マリカ・ヤ[…]
コロナパンデミックでお休みしていた海外旅。再開後の最初の訪問地はでタンペレ(Tampere)です。 タンペレはフィンランドを代表するテキスタイル「フィンレイソン」が生まれた工業都市として、 フィンランド第2位の都市(人口36万人)へと発[…]
行った人にしかわからない海外旅行情報を最新版で届けます。 私は現在、世界一周旅行進行中です。今まで250回を超える海外旅行をしてきましたが、初めての世界一周旅行です。私の場合…仕事の合間を縫っての海外旅行なので[…]
『自分だけの海外旅行に出かけよう!!』そんな情報ブログです。旅行計画を立てながらもっと情報が欲しい人、出発日直前になって今すぐ現地情報を確認したい、そんな人のために、少しでも役立てたいと願うサイトです。【最新情報:[…]