【日光❶】国宝指定70周年を迎えた日光東照宮は🍁紅葉で真っ赤に染まって感動的な秋でした。

1日に1本だけ走る”新宿駅発日光行き”の直行列車で
🚞絶景の紅葉狩りに出発。

 コロナ自粛が緩和されたので、秋真っ盛りの日光に行ってきました。いつものように新宿発。
 新宿駅からは1日に1本だけ、日光に直通で行ける列車が運行されています。JR東日本と東武鉄道が共同で、山手線、東北本線(宇都宮線)、東武日光線経由で運行する特急列車です。

紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」
新宿駅ホームは5・6番線。ちょっと分かりにくい”成田エキスプレスと同じホーム”です。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」
特急「日光号」。同じように鬼怒川行きの特急「きぬがわ」もあります。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」
前後のシート間隔が1100ミリでゆったりとした座り心地。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」
日光1号は新宿7時31分発。この日は臨時運行の日光21号も走ってました。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅
共同運行なので、到着は「東武日光」駅です。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅

東武日光駅から路線バスの旅🚌お得なフリーパスもあり日光散策にとても便利です。

 日光から中禅寺湖にかけてローカルの路線バスが充実しています。路線数も運行本数も人気観光地らしく頑張ってます。
 それにお得なフリーパスもあり、日光散策に便利です。 東武バスの路線は『湯元温泉フリーパス(3,300円)』『中禅寺温泉フリーパス(2,200円)』 『霧降高原フリーパス(1,200円)』『大笹牧場フリーパス(1,800円)』『霧降の滝フリーパス(600円:当日限り)』の5種類。フリーパス区間内なら何回でも乗り降り自由。有効期間も2日間(購入当日を含む)なので、使い勝手がいいですよ。東武日光駅ツーリストセンターやJR日光駅みどりの窓口にて購入できます。

紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅
東武日光駅前はコロナ自粛明けということもあり、久々の賑わい。”the 観光地”って感じです。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅 路線バス
駅前のバスターミナルから各観光地に路線バスがたくさん走ってます。
紅葉の日光東照宮旅。nikko特急「日光1号」東武日光駅 路線バス
東照宮に行くので「中禅寺温泉・湯元温泉」行きバスに乗車。乗車時間は約10分。

人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』。秘密の”運試し”で縁結びのご利益をもらおう。

 最近、SNSで話題のパワースポットが「 二荒山神社 」。 伊勢神宮についで2番目に広い神域を持ち、ご利益スポットとして人気です。 その別宮で二荒山神社の主祭神”大己貴命の妃神”である”田心姫命”が祀られていて、特にパワーが強いと評判なのが 『瀧尾神社』です。
 場所は、日光東照宮の裏手に歩いて20分ほどの山中にあります。上り坂なので、ゆっくり散歩で行きましょう。神社のすぐそばに駐車場もありますよ。
 神社入口のすぐ左には「白糸の滝」が目印としてあります。滝尾神社に到着すると、どこからか滝の流れる音が聞こえてきます。 神社入口のすぐ左側奥に「白糸の滝」があります。白糸の滝は天狗沢にかかる滝で、高さは約10m程です。弘法大師が修行した滝としても有名です。
 本殿裏には「三本杉」の御神木が立ち、鳥居や灯籠を配した石組の大きな祭壇があります。ここが田心姫命の降臨したところと伝えられている神域で、鬱蒼とした森に佇み神秘的な雰囲気が漂っています。

 そして、今一番の注目スポットなのが…神社手前の「運試しの鳥居」です。子宝に恵まれ安産になるという「子種石」、笹に願を込めると縁が結ばれるといわれる「縁結びの笹」など、人気の御利益スポットで人気です。小石を3つ投げ、鳥居の額の真ん中にある丸い穴を通る数で運を試します。これなかなか難しいです。1個でも通れば最高にラッキーですよ。
 地元の人に聞いたところ、石を投げる時は神様に投げつけるのは失礼なので、神社に向かって投げるよりも、神社を背にして投げるのが良いらしいですよ。

紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
まずは東照宮の手前の「瀧尾神社」へ。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』白糸の滝
森に囲まれ涼しげな「白糸の滝」。山登りの途中の一服にちょうどよい。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
瀧尾神社の「楼門」。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
「運試しの鳥居」石を投げる時は神様に投げつけるのは失礼なので、神社を背にして投げるのが良いらしいです。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
小石を3つ投げ、鳥居の額の真ん中にある丸い穴を通る数で運を試します。けっこう難しい。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
瀧尾神社:拝殿から背後の唐門と本殿、周囲の石畳は国の重要文化財です。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』
田心姫命の降臨したところと伝えられている神域。「三本杉」の御神木が立ち、鳥居や灯籠を配した石組の大きな祭壇が囲んでいます。
紅葉の日光東照宮旅。nikko人気急上昇の最強パワースポット『瀧尾神社』「影向石」
「影向石」影向とは神仏が仮の姿で出現すること。弘法大師がこの地で修行していた時に奥の大岩のあたりに、美しい女神の姿で現れたという言い伝えが。

日光開山の祖,勝道上人の霊廟「開山堂」。隣には安産信仰の社「観音堂」が仲良く並んでいます。

 瀧尾神社から東照宮に向かって山道を下りてくると、途中の右手に「開山堂」が見えてきます。日光山の開祖、勝道上人が弘仁8年に遷化(死去)した時、荼毘に付されたのがこの地、仏岩谷です。その後、勝道上人の霊を祀るために朱塗りで重層宝形造りの開山堂が建てられました。
 堂内には、室町時代の作といわれる本尊地蔵菩薩及び勝道上人の弟子10人の木像が納められています。

 この開山堂に隣接するのが「観音堂」です。揚柳観音菩薩を御本尊として祀り、俗に香車堂あるいは産の宮と呼ばれています。この建物は 一間社流れ造りという江戸時代初期の様式を残した貴重な遺構です。 
 「産の宮」の別名の由来は、奉納されている”香車”の将棋の駒。香車は 戻らずに直進する駒なので、妊婦がこの駒を借りて帰り、自宅の神棚に祀ると無事出産できるという安産信仰の社なのです。出産後には、借りた駒と共に一回り大きい新調した駒を一緒に返納する習わしです。

紅葉の日光東照宮旅。nikko日光開山の祖、勝道上人の霊廟「開山堂」。隣には安産信仰の社「観音堂」が仲良く並んでいます。
紅葉の日光東照宮旅。nikko日光開山の祖、勝道上人の霊廟「開山堂」。隣には安産信仰の社「観音堂」が仲良く並んでいます。
「産の宮」の別名の由来となる奉納されている”香車”の将棋の駒。
紅葉の日光東照宮旅。nikko日光開山の祖、勝道上人の霊廟「開山堂」。隣には安産信仰の社「観音堂」が仲良く並んでいます。
紅葉の日光東照宮旅。nikko社務所
東照宮に向かって下りてくると紅葉が鮮やかに映える社務所の横を通ります。

日本を代表する世界遺産。東照宮境内には国宝8棟、重要文化財34棟が並ぶ豪華絢爛の美しさ。

 日本を代表する世界遺産である日光の社寺群。その中でも最も有名な「日光東照宮」は江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る全国の東照宮の総本社的存在です。 
 現在の社殿群は、そのほとんどが寛永13年3代将軍家光による「寛永の大造替」で建て替えられたもので、境内には国宝8棟、重要文化財34棟を含む55棟の建造物が並び、その豪華絢爛な美しさは圧巻です。
 また、日光東照宮はたんに世界遺産というだけではなく、最近はそのパワースポットの人気も評判で若者の人気観光地になっています。日光連山の霊山と言われている「男体山」から男性的な力強いエネルギーを、「女峰山」からは 女性的な柔らかで優しさに包まれたエネルギーを受けていると言われています。この地形が大地のエネルギーを産み、仕事運、勝負運、上昇運などのパワースポットとして多くの観光客の人気を集めていますね。

紅葉の日光東照宮旅。nikko
紅葉の日光東照宮旅。nikko五重塔は、その特別な耐震構造が東京スカイツリーの設計にも生かされ、塔の頂点の標高が東京スカイツリーと同じ634mと縁の深いものとなっています。
 落雷による焼失から文政元年に再建された五重塔は、その特別な耐震構造が東京スカイツリーの設計にも生かされ、塔の頂点の標高が東京スカイツリーと同じ634mと縁の深いものとなっています。
紅葉の日光東照宮旅。nikko
紅葉の日光東照宮旅。nikko「東照宮表門」
「東照宮表門」4本の門柱の前後に控柱が計8本ある八脚門で、間に仁王像が安置されるという典型的な寺院門ですす。これは明治初年の神仏分離令以前の神仏習合時代の名残。像高4mもの迫力ある仁王像は京の大仏師・法眼康音の作。
紅葉の日光東照宮旅。nikko「上神庫」
「上神庫」。例祭等に使用する道具が収められています。
紅葉の日光東照宮旅。nikko
紅葉の日光東照宮旅。nikko神馬の厩舎である神厩舎には厩神とされる16匹の猿像。中央に位置する「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が有名ですね。
神馬の厩舎である神厩舎には厩神とされる16匹の猿像。中央に位置する「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿が有名ですね。
紅葉の日光東照宮旅。nikko
神厩舎に隣接する灯篭の苔むす感じが歴史を感じて素敵です。

江戸時代の建築様式,工芸,彫刻,絵画等の江戸文化が散りばめられた豪華絢爛な美しさ『陽明門』。

 日本を代表する最も美しい門で、宮中正門の名をいただいたと伝えられています。装飾には故事逸話や子供の遊び、聖人賢人など500以上の彫刻が施されています。 
 現在の陽明門は寛永13年の徳川家康の21回忌に徳川家光によって建て替えられたものです。当時の最高の職人と技術によって完成した陽明門には、江戸時代の建築様式、工芸、彫刻、絵画等の江戸文化が散りばめられています。その豪華絢爛な美しさはいつまで見ていても見飽きないところから「日暮の門」とも呼ばれています。
 平成25年から5年を掛けて行われた”平成の大改修”によって極彩色が施され、江戸創建当時の威容を取り戻し、さらに輝きを増していますよ。

紅葉の日光東照宮旅。nikko豪華絢爛な国宝「陽明門」。頂上からは黄金色に輝く”鬼瓦”が侵入者を睨みつけるように覗いています。
豪華絢爛な国宝「陽明門」。頂上からは黄金色に輝く”鬼瓦”が侵入者を睨みつけるように覗いています。
紅葉の日光東照宮旅。nikko豪華絢爛な国宝「陽明門」。
「随身像」は寺の仁王像と同じように、神に仕えて守護する者です。「右大臣」です。
紅葉の日光東照宮旅。nikko豪華絢爛な国宝「陽明門」御本社(拝殿・石の間・本殿)の入口に建つのが国宝の「唐門」。
御本社(拝殿・石の間・本殿)の入口に建つのが国宝の「唐門」。間口3m、奥行2mと陽明門に比べると小さく感じられますが、東照宮でもっとも重要な御本社の正門です。
紅葉の日光東照宮旅。nikko眠り猫
「眠り猫」に通じる入り口。その奥に徳川家康公のお墓である奥社(奥宮)に続く階段回廊があります。
紅葉の日光東照宮旅。nikko眠り猫
とにかく有名「眠り猫」。順に並んでパチリ。

日光東照宮で最も強力なパワースポット「奥宮宝塔」「杉叶」。もしかしたら日本一の御利益?

 日光東照宮は日本有数の観光地であると同時に、最強のパワースポットとしても人気があります。その最強説の理由は… 土地・風水・彫刻から生み出されています。例えば  
❶霊山である「男体山」と「女岬山」から流れる霊気が交わる所に位置する(陰陽のバランスが最適である)らしい。
❷風水師である南光坊天海が苦労の上に探し出した”龍穴 (大地のエネルギーが溢れ出ている場所) ”のポイントにあると伝えられる。
その他、主要な建造物を結ぶと”北斗七星の形”であったり、強いパワーの意味が込められた5000を超える彫刻が飾られている。等々1冊の解説本ができそうです。

 その日光東照宮における数あるパワースポットのなかでも、徳川家康公が眠る「奥宮宝塔」は生気の発生源とも言われていて、超最強のパワースポットと言われています。東照宮の一番奥、207段の石畳を昇り抜けた先にあるのが「奥宮宝塔」です。そしてその隣には「叶杉」が位置しています。 
 願い事を唱えると叶うと有名な「叶杉」は地中深くにまで根を張っていて、隣接する奥宮宝塔とともに徳川家康公の強いパワーを帯びていると言われています。 一番にエネルギーが強い場所は、奥宮宝塔の真横・真後ろだそうです。 是非、体験してみてください。

紅葉の日光東照宮旅。nikko徳川家康公 の墓となる「奥社(奥宮)」。 唐門と銅宝塔が続きます。
徳川家康公の墓となる「奥社(奥宮)」。 唐門と銅宝塔が続きます。
紅葉の日光東照宮旅。nikko徳川家康公 の墓となる「奥社(奥宮)」。 唐門と銅宝塔が続きます。
まさしくこれが徳川家康公が眠る墓徳「奥社宝塔」です。昭和40年に公開されるまで350年もの長きにわたって非公開とされてきました。
紅葉の日光東照宮旅。nikko徳川家康公 の墓となる「奥社(奥宮)」。 唐門と銅宝塔が続きます。
金銀銅の合金で造られています。
紅葉の日光東照宮旅。nikko願い事を唱えると叶うと有名な「叶杉」は地中深くにまで根を張っていて、隣接する奥宮宝塔とともに徳川家康公の強いパワーを帯びていると言われています。
願い事を唱えると叶うと有名な「叶杉」は地中深くにまで根を張っていて、隣接する奥宮宝塔とともに徳川家康公の強いパワーを帯びていると言われています。
紅葉の日光東照宮旅。nikko豪華絢爛な国宝「陽明門」御本社(拝殿・石の間・本殿)の入口に建つのが国宝の「唐門」。
紅葉の日光東照宮旅。nikko豪華絢爛な国宝「陽明門」
陽明門の御本社側の姿です。

古くより霊峰二荒山(男体山)を神の鎮まり給う御山として尊崇したきた「二荒山神社」。

 二荒山神社は古くより霊峰二荒山(男体山)を神の鎮まり給う御山として尊崇したことから、御山を御神体山と
仰ぐ神社で、日光の氏神様でもあります。御祭神は荒山大神である親子3神である大己貴命(父)、田心姫命(母)、味耜高彦根命(子)が祀られています。境内は日光国立公園の中枢をなし、日光連山を始めとして御神域は3400㌶におよぶ広大なものです。

紅葉の日光東照宮旅。nikko古くより霊峰二荒山(男体山)を神の鎮まり給う御山として尊崇したきた「二荒山神社」。
紅葉の日光東照宮旅。nikko古くより霊峰二荒山(男体山)を神の鎮まり給う御山として尊崇したきた「二荒山神社」。「茅の輪くぐり」
「二荒山神社の茅の輪くぐり」左、右、左と回ってから参拝。無病息災や厄除け、家内安全を願います。
紅葉の日光東照宮旅。nikko古くより霊峰二荒山(男体山)を神の鎮まり給う御山として尊崇したきた「二荒山神社」。
御朱印をいただきに。
紅葉の日光東照宮旅。nikko
紅葉の日光東照宮旅。nikko
紅葉の日光東照宮旅。nikko

社寺見学をタップリ楽しんだあとは、日光名物の”湯葉うどん”を美味しく堪能する。

 日光に行ったのだから、昼食は”湯葉”と決めてました。そこで選んだのが、西参道にある食事処「山楽」です。世界遺産である二社一寺-日光東照宮・二荒山・輪王寺の間近、徒歩圏内にある食事処です。
 観光地の食堂では、味と値段のバランスが微妙な店がたまにありますが、この山楽さんは良心的です。湯葉そばとうどんを注文して日光らしさをさらに楽しみました。”日光ヒミツ豚のかつ丼”も美味しいらしいですよ。

紅葉の日光東照宮旅。nikko「山楽」日光名物の”湯葉うどん”を美味しく堪能する。
紅葉の日光東照宮旅。nikko「山楽」日光名物の”湯葉うどん”を美味しく堪能する。
山楽「湯葉うどん」。美味しく食べて、写真撮るの忘れてたので、公式HPから「湯葉蕎麦」。
紅葉の日光東照宮旅。nikko
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パワースポット・寺院巡りの後は、ロマンチック街道でお土産買いながら紅葉狩りの散策。 日光東照宮、二荒山神社と寺院巡りをした後は、今日の宿泊地「ふふ日光」ホテルへと進みます。歩くのはロマンチック街道(国道120号線)、紅葉の山道を眺[…]

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