東京オリンピック・パラリンピックは過酷なコロナ禍を選手と共に乗り越え、永遠に記憶に残る大会に🕊🕊🕊

2020東京オリンピックが閉幕しました。
 コロナ禍における開催ということで、いろいろな意見がありました。
 開催の一方で、コロナ禍に苦労された方もいらっしゃったことには、しっかりとした対応やフォローは絶対に必要だと思います。

 そんな厳しい環境下の中でも、無事に大会が終えられたことは本当に良かったことです。
大会運営を支えた関係者や医療従事者、ボランティアの皆さんの多大な努力と頑張りに大いに感謝したいと思います。

 東京オリンピックでは繰り広げられた競技を通して、選手達の戦う姿、勝敗だけにとらわれず称えあう姿が、計り知れない元気を与えてくれました。また、大会期間中だけでなく前大会から東京オリンピックまでの5年の歳月を含めての葛藤や努力を知り、「スポーツには世界と未来を変える力」があると痛感しました。
 私自身が日本陸上競技連盟の登録選手として関わってきたので、開催までの道のりは本当に長く険しいものでした。そんなオリンピックを東京で、身近に感じながら体験できたことは、自分の人生にとっても素晴らしい想い出の大会となりました。「東京オリンピック」をしっかりと記憶にとどめておきたいと思います。

目次

オリンピック・パラリンピックが東京にやってくる
🥇みんなで応援しよう復興五輪🕊🕊🕊

大会まで想いをつなぐ『42195DASH‼』
土屋太鳳さんや桐生選手達と皆で走ったバトンリレー

 2013年9月、2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決定しました。
 東京オリンピック・パラリンピックが近づくにつれ、大会を盛り上げる地域での活動が増えてきました。私の住んでいる渋谷区にはオリパラの競技会場が多いので特に盛んなのかもしれません。初めて参加したのが2018年11月 代々木公園競技場で開催された「42195DASH!!」 です。
 マラソンの42.195kmの距離をみんなでバトンでつなぎながら東京大会を目指そうというイベントです。リレーのランナーには土屋太鳳さんや桐生祥秀選手、畠山愛理さんが参加し和気あいあいの盛り上がりでした。

42195DASH!!福島千里
陸上短距離の福島千里,長田拓也選手,パラリンピック走り幅跳びメダリストの山本篤選手のトークも楽しい。
42195DASH!!福島千里選手
福島千里選手の走りを生観戦。日本の女子短距離界を牽引してきた存在、東京大会での走りを見たかったなー。

オリパラ競技をリアルに観戦!!
金メダリストと一緒に走った『THE SHIBUYA SERIES 陸上競技』

 渋谷区では区内で開催される競技について、選手の最高峰のプレイを観戦・応援し、実際に競技を体験することができる「THE SHIBUYA SERIES オリンピック・パラリンピック 競技リアル観戦事業」を開催していました。競技の魅力を知り、2020年大会ではみんなで選手を応援して、会場を盛り上げようという企画です。
 2019年9月には「THE SHIBUYA SERIES 陸上競技」。ゲストはアテネ五輪・女子4×400メートルリレーのアメリカ代表金メダリスト Dee Dee Trotterさんや、リオデジャネイロ五輪・男子110メートルハードルの日本代表 矢澤航選手らでした。

THE SHIBUYA SERIES 陸上競技アメリカ代表金メダリストDee Dee Trotterさん
アテネ五輪・女子4×400メートルリレーのアメリカ代表金メダリスト Dee Dee Trotterさんに大感激!!
THE SHIBUYA SERIES 陸上競技男子110Mハードル日本代表の矢澤航選手
リオデジャネイロ五輪・男子110Mハードル日本代表の矢澤航選手のハードリングに魅了されました。


ちびっこ達も日本代表の直接指導に夢が広がる🏐💦💦
『THE SHIBUYA SERIES ハンドボール』

THE SHIBUYA SERIES ハンドボール
「THE SHIBUYA SERIES ハンドボール」では 大崎電気 OSAKI OSOL vs 東京トライスターズの観戦や実技体験も。


2019年12月、新国立競技場がついに完成🎊オープニングセレモニーで最初のトラックに踏み込む

 オリンピック開幕の半年前、新国立競技場がついに完成しました。こけら落としとなるイベント「国立競技場オープニングイベント ~HELLO, OUR STADIUM~」が2019年12月21日に盛大開催されました。

新国立競技場 千駄ヶ谷門
遂に完成した国立競技場。隈研吾氏の設計による「杜(もり)のスタジアム」は木の優しさと植栽が調和する素敵な景観。
新国立競技場 青山門聖火台
元の国立競技場から”聖火台”も青山門前に移設されてます。”野見宿禰像”と”勝利の女神像”もありますね。

 昼間にはオープニング・セレモニーとして「ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)」が開かれ、完成後初めてトラックにランナーが足を踏み入れました。設計された隈研吾氏が登場しお披露目すると、走り初めではアンバサダーの土屋太鳳さんや渡辺直美さん、アスリートからは桐生祥秀選手、室伏広治さん、吉田沙保里さん、野口みずきさん、有森裕子さんら錚々たるメンバーが一般招待客の人達とメモリアルランを行いました。

新国立競技場ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)
新国立競技場ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)
アンバサダーの土屋太鳳さんや渡辺直美さん、桐生祥秀選手、そして設計した建築家 隈研吾氏らが勢揃い。
新国立競技場ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)
設計者の隈研吾氏から新国立競技場の設計コンセプトについて直接説明を受け感激のセレモニーでした。
新国立競技場ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)
メモリアルランでは招待客とアスリートがチームを組み、楽しい800Mリレーで盛り上がりました。
新国立競技場ASICS FIRST RUN(アシックス・ファーストラン)
私も新しいトラックの感触を確かめ、オリンピックへの期待感が更に高まったことを覚えています。
夜の「HELLO, OUR STADIUM」ではドリカムと嵐のライブ、リレーでは日本選抜vs世界選抜に大熱狂。

大迫傑選手が2時間5分29秒の日本新記録!MGCファイナルチャレンジ設定記録突破!日本代表に!

MGCファイナルチャレンジ・東京マラソン

 2020年に入ると日本代表の選考が佳境に入ってきました。でも一方で新型コロナの感染も収束が見えず、大会の開催自体が問われるような状況になっていました。
 そんな中で、マラソンの代表選考レース「MGCファイナルチャレンジ・東京マラソン」が2020年3月1日に開催されました。大会は感染症拡大の影響を考慮して一般ランナーの部を中止、エリートの部と車いすエリートの部のみででの開催となりました。すでに2019年9月に開催されたマラソングランドチャンピオンシップで1位の中村匠吾選手と2位の服部勇馬選手が内定していたので、残る枠は1つ!!
 新型コロナの感染も心配されていたので、私はソーシャルディスタンスを守りながらの沿道応援となりました。新宿スタート地点では大迫傑選手が先頭集団で順調に通過していきました。そして皆さんも知っている通り、2時間05分29秒の日本新記録の驚異的なタイムで、日本人トップ(総合4位)でのゴールとなり日本代表の最後の1枠をつかみ取りました。
 その後も続々と各種競技で代表選手が決定していきました。

新型コロナ感染症拡大で大会の1年間延期が決定。
悲喜こもごもの1年が始まります。

 しかし、新型コロナ感染症はさらに拡大し、世界中の国々でロックダウンが始まる等収束は見えず、2020年3月24日夜に安倍首相とバッハ会長との電話協議で「1年程度の延期」が決定したのです。
 前代未聞の1年延期は、代表選考レースにも大きな影響を及ぼしました。競技者にとっての1年間は大きな時間差です。選手としてのピークを過ぎる者、故障の回復に時間が稼げる者、悲喜こもごもの1年間が始まりました。

 一方、大会開催への準備は続きます。広がり続ける新型コロナ感染症の状況の中で、開催の是非すら問われることになりましが、関係者の皆さんのたゆまぬ奮闘が続きました。
 2020年5月にはブルーインパルスが東京上空を飛び、大会1年前の7月23日には新国立競技場で ”1年前セレモニー”が開催され、開催への希望をつなぎました。

2020年5月ブルーインパルス
2020年5月ブルーインパルスが予行演習で東京上空を飛行。オフィスか仲間達と大会の無事開催を一緒に祈りました。
©AFP_BBnews

 ”1年前セレモニー”に登場した池江璃花子選手は聖火が灯るランタンを手にし「逆境から這い上がっていく時にはどうしても希望の力が必要。希望が遠くに輝いているからこそ、どんなにつらくても前を向いて頑張れる」などと自身の闘病経験と重ねた思いを口にし「1年後の今日、この場所で希望の炎が輝いてほしいと思います」と締めくくった姿はとても感動的でした。



©東京オリンピック・パラリンピック公式

2020東京オリンピックついに開幕。熱闘の16日間。

開会を祝うブルーインパルスの五輪マークが空に舞う
🛫🛫🛫🛫🛫心を一つに

 2021年7月23日、東京オリンピックが開会式を迎えました。開会を祝い、ブルーインパルスが東京上空に五輪を描きました。入間基地を飛び立ったブルーインパルスは新宿都庁上空からスモークを噴出して周回飛行をスタートし、新国立競技場近くで待っていた私達は、首をグルグル回しながらブルーインパルスの飛行軌跡を追いかけていました。最後に青空に五輪を描き終えると、 周りに居た観客達から自然に拍手が沸きあがり、待ちに待った「東京オリンピック」が始まりました。

東京オリンピック開会式ブルーインパルス
東京体育館前に集まった観客は、新宿上空にブルーインパルスが登場すると一斉にカメラを構えました。
東京オリンピック開会式ブルーインパルス
東京オリンピック開会式ブルーインパルス
開会式に先立って7月21日には予行飛行が同じルートで行われ、スモークは白一色でしたが素敵に映えていました。
東京オリンピック開会式ブルーインパルス
新宿NSビル上空を通過するブルーインパルス。
東京オリンピック開会式ブルーインパルス
スカイツリー方面から新国立競技場方向に進むブルーインパルス。(新宿高島屋屋上庭園から撮影)
東京オリンピック開会式ブルーインパルス
ちょっと雲が多いのと風が強かったので、五輪のマークも少し薄れてしまいましたが大満足。元気もらいました。
東京オリンピック新国立競技場
東京オリンピック聖火台

卓球混合ダブルスの準決勝🏓「日本vsドイツ」戦の大逆転の試合で完全にオリンピック・モード

 そして、池江選手の誓いを叶えるように1年後、2021年7月24日に東京オリンピックは開幕しました。
 無観客という異例の開催で心配されましたが、始まると手に汗握る熱戦の数々に興奮し、数々のドラマに感動し、徐々に盛り上がって行きました。コロナ禍の厳しい状況の中でも選手達はベストを尽くし、世界を一つにしてくれました。
 私としては卓球混合ダブルスの準決勝「日本vsドイツ」戦の大逆転の試合で、完全にオリンピック・モードに入りましたね。連日、番組表とにらめっこでテレビ観戦が続きました。

©日本卓球協会

 大会期間中、無観客で実施されている合間には競技会場を訪れ、少しでも大会の臨場感を味わっていました。コロナ禍でのバブル方式の開催を守るために、炎天下でもキッチリと運営を徹底している大会関係者の姿には頭が下がりました。開催されることを信じながらも不安を抱えて厳しい練習を耐えてきた選手たちに、安心して競技に熱中できる環境を支え続ける関係者や医療従事者、ボランティアの方々の存在。
 日本を含め各国の選手たちが試合終了後に発した感謝の言葉の数々は、こんなところにあったと思います。せっかく東京で開催されたオリンピック、生観戦はできなかったものの、リアルなオリンピック大会そのものを身近に感じられたことが私にとって貴重な時間となりました。

『離れていても、どこにいても、私たちはTEAMだ。』
感動の熱戦を支えるTEAM OLYMPIC。

お台場東京オリンピック会場
お台場フジテレビ離れていても、どこにいても、私たちはTEAMだ。
お台場のフジテレビ本社にはオリンピック応援のメッセージ。最上段には”ビッグ佳純”の巨大人形です。
東京オリンピック選手村
選手村も海上保安庁の巡視船が警備する物々しい雰囲気でしたが、各国の横断幕が気持ちをつないでくれてました。
新国立競技場

陸上男子400mリレー決勝を応援に行くぞ🏃‍♂️
ガンバレ日本🎉🙌田中希実は日本新記録で初入賞

 8月4日、待ちに待っていた「陸上男子4×100mリレー決勝」。それに女子1500mでは田中希実選手が決勝に進出。もうテレビ観戦では我慢できないでしょ。
 ということで…無観客で入場はできないんですが、もっと日本代表チームを近くで応援したくて、新国立競技場の隣りのホテルを予約し”半生観戦”です。泊ったのは三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア、部屋から目の前に新国立競技場が見える特別なホテルです。競技場正面の部屋はもう満室だったので、ベランダに出ると競技場が望める部屋に泊りました。

三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア
ホテルは競技場の隣、絶景ってわかりますよね。窓を開けてると競技場のアナウンスが聴こえて臨場感たっぷりです。
三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアからの眺め
ベランダから見える新国立競技場と新宮外苑サブトラック(選手練習場)。
三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミアからの眺め
煌々と明かりが灯るサブトラック(左の森の中)では決勝に向けて選手たちの最終調整が進んでます。
東京オリンピックサブトラック
ホテルからの望遠レンズで撮っていましたが、我慢できずにサブトラックまで行ってしまいました。

 トラックを直接見ることはできなくても、テレビの映像と外から聞こえる競技場からの音声で臨場感たっぷりの観戦となりました。
 リレー競技はバトンミスで途中棄権になってしまいましたが、女子1500mでは田中希実選手が日本記録で8位入賞を一緒に祝えたので大満足です。

田中希実選手が凄い、次々と日本記録を更新して日本人初の入賞をつかみ取る。©日本陸上競技連盟
攻めた結果だ。きっとパリ・オリンピックにつながると信じてるよ。 ©日本陸上競技連盟

16日間の熱戦も閉会式で打ち上げ花火とともにパリに旅立ちました。🎆🌈

 8月6日閉幕、日本チームは金27、銀14、銅17と史上最多の58個のメダルを獲得する大活躍で、嬉しい成績となりました。でもそれ以上に世界中の選手達が残してくれたものは大きかったです。
 走り高跳びで優勝したイタリアのジャンマルコ・タンベリ選手。リオ五輪では足を骨折して直前で欠場、長く苦しいリハビリを経て5年後にやっと辿り付いた東京オリンピック。そんな努力もコロナ禍で大会が中止になり水の泡に帰すかもしれない不安の中で迎えることができた決勝戦。金メダルを獲得した時の歓喜の雄叫びはすべてを象徴していたでしょう。こんなに厳しい状況下でもオリンピックを開催させた日本への感謝の言葉は胸を打ちましたね。コロナに打ち勝ち未来に進む希望をスポーツの力から学んだ気がしました。

走り高跳び優勝のジャンマルコ・タンベリ選手、治療中に使ったギブスには「Road to Tokyo 2020」の文字©毎日新聞


 テレビ観戦していた閉会式でも、たまらず新国立競技場に掛け付け、最後のセレモニーを間近で楽しみました。私の居た場所は、ソーシャルディスタンスで間隔を空け応援してましたよ。(テレビでは”蜜”な状況が報道されていましたが一部ではないでしょうか?)

東京オリンピック閉会式 花火
東京オリンピック閉会式 花火

 閉会式の最後の打ち上げ花火が終わると、周りから自然と拍手が沸きあがり、私達の東京オリンピックも幕を降ろしました。
 熱戦につぐ熱戦でスポーツの楽しさを再認識したオリンピック大会でしたが、コロナ禍の開催で意義から問われる大会の中で、その答えを見つけ出そうする選手たちの姿には胸打つものがありました。勝ち負けだけではない、称え合う姿は、これからの”with Corona Virus”の世界にも通じる姿なのかもしれませんね。

「アリガトウ東京オリンピック」
次のパリではコロナに打ち勝ち、選手も観客も自由に楽しめる大会になることを祈ってます。

日本オリンピックミュージアム
各国大使館リスト

 各国の大使館には、査証(ビザ)の申請等でたまにお世話になりますね。直接訪問することは少ないですが、海外旅行好きならお気に入りの国の大使館って興味ありませんか? 東京にある各国の駐日大使館を紹介しましょう🏃[…]

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