満開の桜を追って東京ランニング🏃♀️🌸皇居から新宿、渋谷へ。
今年(2023年)は桜の開花が早かったですね。
東京では、見事に一斉に咲いて、雨に降られて、あっという間の1週間でした。
でもコロナ禍も明けつつあり、楽しめた花見となったのでちょっと紹介します。
お花見を楽しんだ所は3ヵ所でした。 いつものランニングコースでほぼ毎日のように立ち寄っていた『代々木公園』、散り際が特に美しい『千鳥ヶ淵の花筏(はないかだ)』、最後の締めくくりは大人気の夜桜イベント『NAKED桜の新宿御苑』でした。順に紹介します。
都立公園開園150周年を迎えた代々木公園では「東京パークガーデンアワード」も開催中。
ふだんからの散歩・ランニングコースなので、身近に自然に触れられています。
今年の代々木公園の花見は、外国人の皆さんが急激に増えた感じです。日本人の皆さんがシートを敷いて花見の宴を楽しんでいる横で、外国人の皆さんはポートレートの撮影が多いですね。特にアジア系の皆さんはポーズや衣裳がとても印象的です。インスタ映えしそうな写真を撮りながら楽しそうでした。
開催中の「第1回東京パークガーデンアワード」
🌷🌼🌻入賞作の花壇が出迎えてくれます。
現在代々木公園では、新しい発想を活かした花壇デザインを競うコンテスト「第1回 東京パークガーデンアワード」の入賞作品が実際に展開されています。
このコンテストの最大の特徴は宿根草(しゅっこんそう)等を活用した「持続可能なロングライフ・ローメンテナンス」をテーマとするこれまでにないコンテストであること。デザインはもとより、植物や土壌の高度な知識が求められ、今までのものとは一線を画すガーデンコンテストです。(©公式より)
オリンピック選手村を改装した広大な代々木公園では中央広場を中心に700本の桜が見頃です🌸
代々木公園の敷地は 54ヘクタール、およそ東京ドーム11個分もあります。昔は陸軍の代々木練兵場でしたが、1964年(昭和39年)の東京オリンピックで代々木選手村として整備され、大会後に5年をかけて植栽運動が行われ現在の代々木公園に生まれ変わりました。外周エリアや内部の中央広場には多く種類の広葉樹が植えられ、ランニングしていると…桜、イチョウ、ヒノキなどが季節毎に変化のある美しさをみせてくれます。
桜の数は約700本で、ソメイヨシノを中心に、サトザクラ、ヤマザクラ、コヒガンザクラなど種類も実に様々。それぞれに満開の時期も少しずつ異なるので、お花見を長い期間楽しめますよ。
代々木公園は、A地区とB地区という2つのエリアに大きく分けられます。
A地区には広大な中央広場を中心に、豊かな自然に囲まれた広場が点在します。B地区にはサッカー場や陸上競技場、イベント広場等の施設が集まっています。最寄の駅も近く、NHKや代々木体育館も隣接しているので、いつもたくさんの人出で賑わっていますね。
公園内にある「織田フィールド(陸上競技場)」には桜と共に新入部員たちの歓声が響いてます。
代々木公園の隣にある陸上競技場が「織田フィールド」です。正式名称は「代々木公園陸上競技場」と言いますが、日本人初のオリンピック金メダリスト織田幹雄さんの功績を称えられて愛称が名付けられました。
元々は1964年に開催された東京パラリンピックのメイン会場としても使われた。その後も国立競技場が近く、主要な陸上大会の練習会場にも使われることが多く、陸上競技選手にとっては聖地とも言える競技場です。毎週無料開放日があり、陸上競技部や市民ランナー達の練習で賑わっています。私もこの競技場を本拠地として練習を重ねています。
4月の新年度になり、大学や中高校の陸上部に入った新入部員を歓迎するようにフィールドの桜も満開となりました。陸上部員の活気と桜の華やかさが彩を添える東京らしいお花見が楽しめました。
皇居桜並木の通り抜けを楽しむ乾通り公開🌸そして千鳥ヶ淵の花筏なんて…最高の流れです。
都内の花見といえば外せないのが「千鳥ヶ淵(ちどりがふち)」でしょう。
地下鉄の九段下駅や半蔵門駅から近く、隣接して皇居、靖国神社、北の丸公園と桜の名所が連なるので、ソメイヨシノを中心とした桜の数は数千本になり、平日の昼間から会社帰りの花見宴会まで人出が絶えませんね。
ちなみに「千鳥ヶ淵(ちどりがふち)」の由来は、江戸時代に飲料水を確保するために造られた貯水池で、皇居を囲むお濠の形が”千鳥”に似ているので名付けられたそうです。
見所は2つ、まずは全長700mにも及ぶ遊歩道、まるで桜のトンネルのようです。夜にライトアップが始まるとさらに美しさが増します。
また、もう一つはお濠のボートです。ボートに乗ると桜並木を見上げるように眺められ、漕ぎ出す角度によってお濠の景色が様々に変化します。シーズン後半の散り際には水面を埋め尽くす”桜 花筏”が絶景ですよ。
(ボート料金は通常期30分500円、60分1,000円。、観桜期は30分800円、60分1,600円です)
ちなみに千鳥ヶ淵の桜の歴史は、1881年にで千鳥ヶ淵公園の向かいにある「英国大使館」の前に植えられたものが最初とされています。イギリス出身の外交官だったアーネスト・サトウ氏が親善のために植樹し東京府に寄贈されたものです。それから150年の歴史を経て、都内屈指の桜の名所となっているんです。
皇居東御苑に入苑したかったのですがもう閉門⏲ぐるっと丸の内を目指します。
千鳥ヶ淵、北の丸公園の桜を楽しんだら皇居にも立ち寄りたいですね。通常は東御苑が開放されているので楽しめます。
ただ、この日は遅くなったのですでに閉門していて残念でした。お花見シーズンの開門時間は午前9時から午後5時(入苑は4時30分まで)です。
乾門を入った皇居乾通り周辺にはソメイヨシノ52本、サトザクラ5本、シダレザクラ3本、ヤマザクラ系12本、ヒガンザクラ4本の合計76本の桜が植栽されています。
東御苑が閉門してしまったので、この日は丸の内に向かって皇居を半周します。
『NAKED桜の新宿御苑2023』プロジェクションマッピングで都内屈指の桜の園が輝きます。
今年は新宿御苑で「NAKED桜の新宿御苑2023」が開催されています。これは体験型アート展で有名なネイキッド社とのコラボイベントです。
都内屈指の桜の名所である新宿御苑をライトアップし、体験型の夜桜を楽しむ企画です。新宿御苑には900本以上の桜がありますが、約70種の桜が満開時期をずらしながら咲き誇るので、3月31日(金)~4月23日(日)の長い期間を楽しむことができるようです。
※入場料は前売り券、一般・平日1,600円、週末1,800円(シニア割引:1,400円、週末1,600円)です。当日券、一般・平日1,800円、週末2,200円(シニア割引:1,600円、週末2,000円)です。
苑内の展示は夜桜のライトアップだけでなく、同時開催の京都二条城のアートとネットワークを通じて平和の花をプロジェクションマッピングで咲かせ合うことができるアートプロジェクト『SAKURA DANDELION』や、TREE by NAKED監修のヴィーガン&プラントベースの園内カフェ「NATIONAL PARKS CAFE Under the Tree」のキッチンカーでの出店がある等多彩です。
今回のシンボル的な作品が、アーティスト 村松亮太郎氏の平和の花を咲かせていくアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』の新作です。新宿御苑の桜とコラボレーションし、本物の桜とデジタルアートの桜が融合した新作は『SAKURA DANDELION』と名付けられました。
同時期に『DANDELION PROJECT』を開催している京都の二条城と繋がり、お互いにネットワークを通じて、平和の花をプロジェクションマッピングで咲かせ合うことができる楽しい作品です。
今回の夜桜ライトアップに協力してるのがトヨタ自動車。開発した水素を使って走る燃料電池自動車「MIRAI」や、「Moving e」(燃料電池バスと大小バッテリーをセットにした移動式発電・給電システム)による給電を期間限定で活用し、発電機を使用せずにライトアップの電力を供給する環境に配慮した夜桜イベントになっています。
人気のレストラン「TREE by NAKED」のキッチンカーも出店していました。お花見らしいサステナブルなヴィーガンメニューです。酒類の持込みは禁止されているので、桜のノンアルコールカクテルや、まるでチキンのような食感と美味しさを楽しめるヴィーガンナゲット、具沢山のヴィーガンチャウダースープ、桜餅のような味わいの桜ヴィーガンスコーン等のメニューが揃えられていました。容器やストローまで、すべてバイオプラスチックや木、紙といった環境に配慮した素材が使われていました。
とても美しくて楽しいイベントでした。新宿御苑には900本以上約70種の桜が満開時期をずらしながら咲き誇るので、まだまだ楽しめそうです。開催は4月23日(日)まで。
大変混んでいるので、公式Twitterアカウントの混雑状況(当日券の発売状況等)をよく確認してから行くことをおすすめします。
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