世界一周航空券 安いことはいいことだけど…もっと大切なことありますよね。
次はどうやって世界一周航空券を買うか?です。前に紹介した「スターアライアンスBook & Fly ツール」で計画した世界一周航空券の行程は、そのままオンラインで予約できるのですが、そんなに世界一周旅行の手配は簡単では無いです。 世界一周航空券自体はどこで買っても価格は一緒なんです。だから、それ以外に発生するいろんな手配への対応力が窓口選びのポイントなんですね。
旅立ってからの変更手続きなど不安な点もいっぱいありますよね。そこで、それらの問題点が一番解決しやすそうな窓口で航空券を手配することにしました。
選ばれた選択肢は次の4つです。
・ANAマイレージのオンラインサイトで購入する
・旅行会社の世界一周専用カウンターで購入する
・世界一周の専門代理店で購入する
・クレジットカードの海外旅行デスクで購入する
それぞれをじっくり検証してみました。
こだわりの世界一周航空券専門店【世界一周堂】
《世界一周堂》
世界一周航空券の専門店だけあって、実績も多く豊富な情報とアドバイスが安心です。手配内容によって手数料が細分化されてます。心配な人にはお得な「ベーシックパック」サービスがあって、定額制でメールか電話での相談、発券、現地でのホテル・鉄道・ツアーの手配、 主催セミナー「世界一周スクール」の 1回参加が受けられます。
◆初回発券：20,000円、以降変更：20,000円（航空券の区間変更料金は別途）
窓口相談：6,000円／90分（以降30分毎 3,000円）、航空ルートの作成のみ：10,000円（2回目以降5,000円）
※但し、お得なベーシックパック：50,000円（発券手続き20,000円も含む）でメール・電話相談やホテルなどの手配も可能。
身近な専門家集団【HIS 世界一周旅行デスク】
《HIS 世界一周旅行デスク》
説明もいらない誰もが知ってる旅行会社ですよね。全国の支店でも相談に乗ってくれますが、新宿本社の営業所には専門デスクがあります。担当者もベテランが揃っているので情報満載です。大きなメリットは世界中にある165都市のHISの支店がサポートしてくれることです。
◆見積（初回）：33,000円、変更見積（1回）：5,500円、現地航空券 2,160円、ホテル 1,080円、鉄道手配 無料、HISオプショナルツアーは手数料無料
すべてを手配してくれる専任コンシェルジュ 【ダイナースカードの海外旅行デスク】
《ダイナースカードの海外旅行デスク》
クレジットカードがゴールド会員以上であれば、カード会社の旅行デスクが便利です。私の場合はダイナースクラブのデスクを使っています。専任コンシェルジュが電話でサポートしてくれます。航空券以外にも現地での鉄道、ホテル、レストラン、コンサート、観劇、現地ツアー等、ほとんどの手配が一緒にできるのは大きなメリットです。現地でのサポートは提携のJTBかHIS（カードクラスにより異なる）の現地支店が対応してくれます。また、海外空港ラウンジが利用できるのは乗り継ぎが多いだけに大変助かりますよね。
◆初回発券：2,160円、以降変更発券：5,400円（航空会社の区間変更料金は別途125ドル）、現地鉄道のみ： 1件1,000円 、船舶・ホテル・レストラン等無料。
※プレミアカードの場合は、（世界一周航空券は高額なので）無料で空港送迎タクシー、空港特急列車、空港前泊ホテル等のサービスがつきます。
スマホでも簡単予約【ANAマイレージのオンラインサイト】
《ANAマイレージのオンラインサイト》
ふだんから使い慣れた会員用デスクでの発券です。電話だけですが航空会社らしい詳しいアドバイスがもらえます。ただ、あまり長時間の相談では迷惑が掛かりそうなので遠慮します。変更手続きや座席指定等、自分でネットでの変更ができるのも自由性があっていいです。やはり費用が節約できるのが大きなポイントですね。
◆初回発券：5,400円、以降変更発券：無料（航空券の区間変更料金は別途125ドル）あまり詳しく聞ききれていないところがあります。
※《ANAのオンラインサイトで特典航空券》
裏技でANAマイレージ特典航空券で引き換えるのも有りです。総航続距離で必要なANAマイル数が決まります。
発券手数料：ウェブサイトは無料、電話発券 2,200円（通常の特典航空券の利用と同じです）
これらのピックアップした窓口に1ヶ月にわたって連絡を取って細かい相談をして、それぞれのメリットとデメリットを整理しました。次のページで紹介します。
スターアライアンスなら、行ける国192ヶ国、使える空港1330ヶ所、使えるエアラインは28社。 ANA公式ページより◆ 世界一周航空券 発券条件一覧 購入にあたって、世界一周航空券にはいくつかの複雑なルールがある[…]