シェムリアップまで来たなら、絶対に行って欲しいところがあります。アンコールワットはだいぶ観光地化されてしまったので、これから話題になりそうな観光地です。
目的地はタイとの国境にある「天空神殿プレアヴィヒア」です。アンコールワットからは120kmもあるので個人的に行くのはなかなか難しいです。私が選んだのは地元の旅行会社スケッチトラベルカンボジア:Krorma Tours(クロマーツアーズツアー)社の催行する「絶景世界遺産へ!天空神殿プレアヴィヒア+ベンメリア寺院観光ツアー」でした。
タイ国境まで4WDで120kmの旅。悪路を覚悟して、信頼ある旅行社を選びましょう。
当日は朝の7時にホテルにお迎えの車(なんとレクサス!)が来ました。同じツアーにもう一人女性が申し込んでいたので2人で貸し切りのツアーになりました。今日のガイドさんは「サンポ」さん。日本語ペラペラ、ちょっと関西弁でよくすべる日本語ギャグが楽しい。プレアヴィヒアには週に数回通うらしいです。
アンコールワットより感動。天空の城ラピュタのモデルにもなったベンメリアの凄さは”廃墟感”!
出発して約1時間(40km)で、一つ目の目的地「Beng Mealea(ベンメリア)遺跡」です。アンコール・ワット建造前の11世紀末から12世紀初頭にかけて造られた寺院ですが、クメール王朝が滅ぶと密林の中に埋もれ、その存在すらも長く忘れられていました。1860年に一部が発見されたのですが、その後の内戦で崩壊が進み、いまだ修復されることなく発見当時のまま放置されています。ただ、全貌が明らかになればアンコール・ワットを凌ぐといわれるほどの規模を持つと推測されています。「天空の城ラピュタ」のモデルにもなったと言われるこの遺跡の凄さは”廃墟感”です。建物の修復も遺跡に絡まる樹木の伐採もされていないので、木の根が建物を絡み、苔は生え放題、崩れ落ち瓦礫の山と化した巨大な寺院が鬱蒼とした森に包まれている風景は、クメール王朝のかつての栄華と没落を目の当たりにするようです。探検家気分で楽しんでください。
※ 「天空の城ラピュタ」のモデル 説は調べるとちょっと怪しいです。でもそんな夢を描かせてくれるワクワク感がある遺跡です。
インスタ映えSPOT満載。一人旅でもガイドさんがベストアングルで撮影してくれます。
さあ、次は天空神殿 Preah Vihear Temple(プレアヴィヒア)
(ベンメリア遺跡レポートからの続きです。) ベンメリアを後にして途中の Svey Leu、道路沿いの食堂で昼食です。お弁当は出来立ての野菜炒め、目玉焼き乗せでした。熱々で美味しかったのですが、お腹の弱い私には屋台ご飯の地元[…]