《ちょっとTrip:たくさん溜まってる過去旅をダイジェストで紹介します。
現地情報は最新を調べて更新してありますよ。》
- 1 世界三大美術館に数えられるルーブル美術館。絶対に外せないパリ旅の大人気スポットです。
- 2 ルーブル美術館にある3カ所の入場口。そこに辿る5つのルート全部教えます。どう選ぶ?
- 3 定番の「ガラスのピラミッド 中央入場口」。雰囲気を味わうならココが一番かもしれない。
- 4 雨が降っても濡れずに直行🚇地下鉄降りたら「カルーゼル・デュ入場口」 まで地下道で迷わない。
- 5 一番早く『モナリザ』や『ニケ像』まで着けるのは…「カルセール凱旋門 両脇の入口」!!
- 6 ルーブル美術館 案内パンフレット。今は配布されてない日本語パンフ印刷して使ってください。
- 7 ルーブル美術館で課外授業。子供の頃からアートを身近に触れさせるフランスの教育方針に感心。
- 8 模写をしている人に作品を解説してもらうのも🎨ちょっとイイです。
- 9 開放的な中庭でアートを楽しみながらひと休み。
- 10 滅茶苦茶広いルーブルを攻略するために事前にネットで下調べ。最新のサイトを教えます。
世界三大美術館に数えられるルーブル美術館。絶対に外せないパリ旅の大人気スポットです。
フランス・パリは “花の都”や”芸術の都”など特別な愛称を数多く持つ世界トップクラスの観光地です。そんな中でも「ルーブル美術館」は特別な存在かもしれません。 アメリカのメトロポリタン美術館やロシアのエルミタージュ美術館と並んで、世界三大美術館に数えられる最大規模の美術館ですね。あの「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」、「バビロンの王のハンムラビ法典」…とその所蔵品数は約38万点以上にも及びます。
とても1日でも回りきれない美術館。だからいつも大混雑です。
そんな人気のルーヴル美術館で…「モナ・リザ」や「サモトラケのニケ」を自分だけで独占して鑑賞しツーショット写真を撮ってくる方法を教えます。もちろん優先入場券やガイドツアー等のお金のかかる方法ではありませんよ。
※2022年1月現在、コロナ感染予防の規制で入口が制限されています。どの入口が開いているか、事前に必ずご確認ください。
ルーブル美術館にある3カ所の入場口。そこに辿る5つのルート全部教えます。どう選ぶ?
定番の「ガラスのピラミッド 中央入場口」。雰囲気を味わうならココが一番かもしれない。
ルーブル美術館には入口が3カ所あります。「ガラスのピラミッド 中央入場口」「カルーゼル・デュ・ルーブル 入場口」「パッサージュ・リシュリュー 入場口」です。
ちなみに「パッサージュ・リシュリュー 入場口」は、ルーブル特別会員専用の入口です。ルーブルの年間会員やツアー団体客等が対象なので、一般の方( チケット予約者の方でも )はこの入口は利用できません。
一般的なのは「ガラスのピラミッド 中央入場口」 からの入場が多いですね。でもその結果、この入口は混みます。貴重なルーブル美術館の見学時間を待ち時間で過ごすなんてもったいないですよね。
雨が降っても濡れずに直行🚇地下鉄降りたら「カルーゼル・デュ入場口」 まで地下道で迷わない。
そこで狙うのが、ルーブル美術館唯一の地下入口となる「カルーゼル・デュ・ルーブル 入場口」です。この入口に行くには3ルートあります。一般的には地下鉄「Palais-Royal Musée du Louvre 駅(出口6番)」を降りて、直結するショッピングモール「Carrousel du Louvre」を通ってくれば、「カルーゼル・デュ・ルーブル 入場口」まで直通でアクセスすることができます。 便利でわかりやすいし、雨で天候が悪くても影響が無いので、この入口はおすすめです。但し、急いで一番乗りを目指すなら次に紹介する方法を選んでみてください。
一番早く『モナリザ』や『ニケ像』まで着けるのは…「カルセール凱旋門 両脇の入口」!!
もう一つの ”おすすめの入口” が「カルセール凱旋門 両脇の入口」。ここも 「カルーゼル・デュ・ルーブル 入場口 」 に繋がっています。階段を降りると地階のショッピングモール「Carrousel du Louvre」です。そのまま「Musee du Louvre(ルーブル美術館)」の標識に従って「カルーゼル・デュ・ルーブル 入場口」に進んでください。私の経験ではこの経路が入場者が少なく空いているので、一番早く美術館に入れますよ。あとは事前に調べておいた、是非見たい作品に直行してください。他にだれもいない空間でその作品と一緒にツーショット写真が撮れる確率が高いです。よかったらお試しください。
ルーブル美術館 案内パンフレット。今は配布されてない日本語パンフ印刷して使ってください。
入場したら、見学ルートは事前にしっかり計画しておきましょう。とにかく所蔵品数が38万点以上の巨大な美術館です。それに注目の作品ばかりだから、本当に1日では見切れません。「地球の歩き方」は必携ですかね。簡単な紹介なら、次のパンフレットを参考にしてみてください。館内案内パンフは ルーブル美術館の公式ホームページからもダウンロードできるのですが、以前あった日本語版は2021年現在掲載されていません。
📸独占。ツーショットで撮りました『サモトラケのニケ』
📸独占。ツーショットで撮りました『ミロのビーナス』
「ミロのヴィーナス」 ドゥノン翼0階:展示室346
ヘレニズム時代の最高傑作と称されるミロのヴィーナスです。紀元前2世紀頃の制作でアンティオキアのアレクサンドロスの作とされる説があります。
1820年にミロス島で発掘された時は合計6個の破片でした。 パズルのように組み合わせた結果、美しい女性像になりましたが、両腕は見つからなかったことから、よりミステリアスな謎として長年注目を集めていますね。多くの芸術家や科学者が欠けた部分を復元した姿を再現していますが、定説はまだありません。ただ、林檎を手にしているという話が広く伝わっています。これはパリスの審判で「人間の中で一番美しい女性」に贈られた黄金の林檎のことから由来しているようです。
📸独占。ツーショットで撮りました『モナリザ』
レオナルド・ダ・ヴィンチ作「モナ・リザ」ドゥノン翼1階: 展示室711
「世界でもっとも知られた、もっとも見られた、もっとも書かれた、もっとも歌われた、もっともパロディ作品が作られた美術作品」として有名ですね。フランス王フランソワ1世が購入した作品ですが現在はフランスの国有財産となった逸品です。
現在まで数々の書籍やテレビ番組などで取り上げられている謎の作品です。スケールの大きな画面構成、立体描写の繊細さ、だまし絵めいた雰囲気、表現される画題の不確かさ等、制作当時としては斬新すぎるこの作品は、現在に至るまで多くの人々を魅了し続け、研究の対象となってきていますね。是非間近でしっかり観たい作品です。
ルーブル美術館で課外授業。子供の頃からアートを身近に触れさせるフランスの教育方針に感心。
ルーブルをはじめフランスの美術館を見学していると、よく見かけるのが子供たちの集団です。これは美術科の課外授業(小学生から高校生)ですね。一つひとつの作品に対して先生や学芸員が説明を加え、生徒たちも楽しみながら学んでいる姿は羨ましいですね。ちなみにルーブル美術館には1200名もの学芸員の方が従事されているそうです。
調べてみると…フランスの小学校の美術の授業では教科書が無いそうです。指導内容は先生に任されていて、子供たちに自由に制作させて先生がコメントする程度らしいです。それに成績もつけないのが基本方針。これらは「芸術に触れて素直に感動できる気持ちが育まれれば、人生は豊かになる」という教養主義の考え方がヨーロッパにはあると、翠波画廊の髙橋芳郎氏は紹介されています。
子供たちが小さい頃から自然にアートに触れ、魅了され、感性でその世界の素晴らしさに耽ること。その過程で物事に素直に感動する心を醸成しているのは素敵な考え方ですね。
模写をしている人に作品を解説してもらうのも🎨ちょっとイイです。
課外授業と同じように、よく見かけるのが模写をしている人たち。皆に見られながらも堂々と描いているのが凄いですね。模写については正規の申請をすれば日本人でも出来るそうですよ。
模写したい絵画を決めてルーブル美術館に申請し、許可が下りれば1つの絵画に対して最長3カ月間の模写が認められます。入場料も含め無料ですよ。土日祝日は観客が多いので模写はできないそうです。
調べてみると…模写をする人には3タイプ。①原作の画風や技法を忠実に写す人。②技法にはあまりこだわらず、 原作から受ける感覚やイメージを大切に表現する人。③職業として模写する人、完コピですね。
開放的な中庭でアートを楽しみながらひと休み。
ルーブル美術館には、全部で6つの中庭があります。中でもリシュリュー翼から入った半地下の 『マルリーの中庭』 と『ピュジェの中庭』の二つは、ガラス張りで自然光の入る開放的な天井と飾られた作品の数々が調和してとても癒しの空間です。2つの中庭は廊下を挟んで繋がっています。天井が高く展示室と違って静かな佇まいなので、ひと休みするにも最適ですよ。
『マルリーの中庭』には、ルイ14世(1643-1715年)が「マルリー宮」の庭園に飾っていたブルボン王朝の彫刻を集めています。庭の中央に流れる運河をイメージし、それを囲むように水に関する神々が集っています。作品はバロック様式の彫刻家アントワーヌ・コワズヴォ(Antoine Coysevox)作のものが多いようです。 コワズヴォの作品はヴェルサイユ宮殿にも多く飾られています。
『ピュジェの中庭』 には17世紀頃のピエール・ピュジェ(Pierre Paul Puget)の彫刻群が中心に飾られています。時代的に仏蘭戦争(17世紀に発生したフランス王国とオランダ・ハプスブルク帝国・スペインとの戦争)にまつわる作品も多く展示されています。
中庭から0階を移動します。ここには、古代ローマやオリエントの美術品を中心に、古代イタリア、アフリカ、アジア、オセアニアなどの彫刻や美術品が展示されています。
滅茶苦茶広いルーブルを攻略するために事前にネットで下調べ。最新のサイトを教えます。
ルーブル美術館を紹介するのは無理です。滅茶苦茶広いし、展示される作品数も膨大です。効率的に見学するために、注目の作品を見逃さないためにも、美術館に行く前にできるだけ情報を集めておくことをおすすめします。
そんな時に役に立つサイトをご紹介。まず「ルーブル美術館バーチャルツアー」は美術館の外観から館内の主要な展示室を360度カメラで覗くことができます。
続いて「ルーブル美術館 館内オンラインツアー」です。こちらはマウスを使いながら、館内の展示室を自由に観覧することができます。画像も鮮明で行先も自分で選べるので本当に観覧しているようですよ。
最後はルーブル美術館公式の所蔵品をすべて紹介する「ルーブルコレクション」です。48万点あまりの所蔵品を写真入りで詳しく紹介するデータベースです。掲載数が多過ぎて探すのも大変ですが、とにかく凄いです。絶対のおすすめです。
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行った人にしかわからない海外旅行情報を最新版で届けます。 私は現在、世界一周旅行進行中です。今まで250回を超える海外旅行をしてきましたが、初めての世界一周旅行です。私の場合…仕事の合間を縫っての海外旅行なので[…]
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