マルケス・デ・ラリオス通り(Calle Marqués de Larios) から始まるマラガ観光。
マラガはコスタ・デル・ソル(太陽海岸)の中心的存在です。だから街ではいつも音楽で賑わう楽しい街です。その旧市街のメインストリートはマリーナ広場(Plaza de la Marina)とコンスティトゥシオン広場(Plaza de la Constitución)を全長約300メートルで結ぶ「マルケス・デ・ラリオス通り(Calle Marqués de Larios) 」です。
華やかなファッションアパレルからジュエリー、お土産のお店。レストランやアイスクリーム店、路地裏のバル(ビストロ)とすべてが揃っています。そして、その通りを中心としてマラガの人気観光地が広がります。
片腕の貴婦人と呼ばれる美しい「マラガ大聖堂 Cathedral of Málaga」は歴史を伝える建築様式。
まずはマラガのシンボル的建物、マラガ大聖堂(Cathedral of Málaga)です。その建築様式にはまさしくマラガの歴史を映しています。
この大聖堂は16世紀の初めにカトリック両王(アラゴン王フェルナンド2世とカスティーリャ女王イサベル1世)の命により、作り始められたのですが、 南側の塔と正面ファサードはまだ未完成のまま残されています。 この未完成ながらも美しいフォルムのおかげで、大聖堂はLA MANQUITA(片腕の貴婦人)とも呼ばれています。
また、長年の建築のおかげで… ルネサンス様式を基盤に造られているのですが、その後のゴシック様式やバロック様式など、他時代の様式も取り入れられているのが面白い特徴です。
入場すると薄暗いですが、それがかえってステンドグラスから射し込むカラフルな光を幻想的に映しています。ドームの繊細な美しさとそれを支える大理石の柱の力強さが対照的で見ごたえがあります。 一連の礼拝堂も興味深く、なかには教会の名前の由来となったキリストの受肉(=エンカルナシオン)をテーマにしたものもあります。 彫像も素晴らしいものがたくさんありますが、中でも注目すべきは、中央の主祭壇内陣の聖歌隊席の彫刻と、涙を流す聖母マリア像です。この作品は、17世紀のスペインの有名彫刻家ペドロ・デ・メナ(Pedro de Mena)による傑作です。
パブロ・ピカソ生誕の地マラガでは生家の前の公園でピカソが一緒に記念写真を撮ってくれます。
マラガを象徴する偉人と言えば、パブロ・ピカソですね。
鮮烈な個性で人々に衝撃を与え続けてきた「20世紀最高の画家」。 現代美術に通じる新たな様式を生み出したピカソは生涯で14万点を超える作品を残しました。時代ごとに変化する作風は、新しい表現への貪欲さ、そして自身の心情が大きく影響しています。そのピカソが生まれ、育ったのがマラガです。
ピカソの生家はメルセー広場の目の前です。現在は「ピカソ生家博物館」になっています。中には、ピカソの歴史がギッチリ詰まってますよ。画家だった父親がピカソの絵が上手すぎて、描くのを辞めてしまったエピソードが紹介されていたり、ピカソ好きにはたまらない博物館です。
また、子供の頃遊んでいたというメルセー広場のベンチには、ピカソの銅像が柔和な顔でマラガの休日を楽しんでいるようです。
ピカソ家秘蔵のプライベートコレクションが233点も所蔵される貴重な「ピカソ美術館」。
是非立ち寄って欲しいのは、グラナダ通りにある「ピカソ美術館」。この美術館はブエナビスタ宮殿を改装して作られたもので、佇まいからして素敵です。
ピカソの相続人である息子の妻クリスティンと孫のベルナルド・ルイス・ピカソから寄贈された233点の作品が展示されています。この美術館の凄さは、ピカソの作品でもこれまで売りに出されなかったプライベートコレクションが展示されていいる意味で大変貴重なのです。
数百年の眠りから覚めたスペイン最古のローマ劇場は、翻弄されたマラガの歴史の生き証人です。
アルカサバ城塞下にある「マラガ古代ローマ劇場」は1951年に発掘されるまで、何世紀にもわたって土の中で眠っていました。 紀元1世紀、アウグストゥス皇帝によって建設され、 3世紀まで使用されていたようです。 後に劇場の柱頭、柱の胴部分は、アラブ人たちによりアルカサバの出入り口に見られる馬蹄型アーチの部材へと姿を変えられていますが、 その大きさは半径31メートル、高さ16メートル、オーケストラは15メートルを有します。 劇場の観客席は三つに分かれ、それぞれに入口(ヴォミトリウム)が設けられています。
🏃♀️マラガ観光に最高のロケーションです。大聖堂も地中海も…すべての人気SPOTに徒歩圏内。 今回のマラガ旅行で選んだホテルは四つ星「Hotel Molina L[…]
(COVIT-19で海外渡航ができないので、振り返りレポートです。2018年9月の旅ですが、現地情報は2021年1月時点で更新してあります)直行便の無いマラガへは何処経由?イスタンブール経由で地中海を越えて行く。ス[…]
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