- 1 「清々しい」って言葉がぴったり、朝のワルシャワ散歩が旅の一日をとても素敵なスタートに。
- 2 ワルシャワ市民の憩いの場Park Łazienkowski(ワジェンキ公園)は朝散歩に一番です。
- 3 数奇な人生を過ごした”ピアノの詩人”ショパン像。
- 4 かつてのポーランド国王の夏の離宮水上宮殿「 Lazienki Palace(ワジェンキ宮殿) 」。
- 5 メトロのCentrum駅の北西部に広がる文化地区ピアノの演奏が聴こえてくる「ショパンの街」。
- 6 第二次大戦の戦禍から見事に復興した市民の象徴世界遺産「Stare Miasto(ワルシャワ歴史地区)」
- 7 レストランと人気のブティックで溢れるノビ・シフィアト通り(Nowy Swiat )でお土産を探そう。
「清々しい」って言葉がぴったり、朝のワルシャワ散歩が旅の一日をとても素敵なスタートに。
ワルシャワは朝の散歩もいいですよ。今朝の最初の目的地は Park Łazienkowski(ワジェンキ公園)。ホテルからは 徒歩で10分程です。途中の通りの街並みも落ち着いた雰囲気で素敵です。
ワルシャワ市民の憩いの場
Park Łazienkowski(ワジェンキ公園)は朝散歩に一番です。
■Park Łazienkowski(ワジェンキ公園)
ポーランド市民の憩いの場ですね。朝から散歩している人達も多く、清々しい雰囲気です。
この公園は、ポーランド最後の王であるスタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキが建造したワジェンキ宮殿を中心に造園されたものです。18世紀に完成しましたが、ポーランドの分割を経てワジェンキ宮殿はロシアに売却され、第二次世界大戦末期にはナチス・ドイツに破壊されてしまいます。戦後に復元され、現在はそのような不幸な歴史を感じさせないほど静けさと平穏な雰囲気に満ちています。
数奇な人生を過ごした”ピアノの詩人”ショパン像。
この公園でまず訪れたのは「ショパン像」。この像もやはりワルシャワ市民の誇りですね。「ピアノの詩人」と呼ばれた世界的な作曲家フレデリック・ショパンもまた数奇な人生を過ごし、わずか38歳で他界しています。夏の間は毎週日曜日にショパンコンサートが開かれているようです。
かつてのポーランド国王の夏の離宮
水上宮殿「 Lazienki Palace(ワジェンキ宮殿) 」。
そして Lazienki Palace(ワジェンキ宮殿)。宮殿は王家の夏の離宮として建てられたものですが、その後公園はロシアに売却され、1918年にポーランドが独立した際にようやく国家の所有となったものです。
第二次大戦でドイツに占領されると、宮殿の美術品は持ち出されたあげくに内部は放火され、壊滅的な状態になりましたが、戦後、市民の熱意により復元され、国立博物館の分館として一般公開されています。なんといっても映えるのは公園内の池(Stawy Łazienkowskie)の中央にある橋から池越しのアングルです。水面に映える白い宮殿はまさに「水上宮殿」の名にふさわしい記念の1枚になるはずです。
メトロのCentrum駅の北西部に広がる文化地区
ピアノの演奏が聴こえてくる「ショパンの街」。
公園で清々しい朝を迎えたら、次はワルシャワのシンボルでもある”音楽の聖地”を目指します。公園近くの「Politechnika」駅へ、メトロに乗って次の降車は「Ratusz Arsenał」駅です。
■ショパン博物館
メトロの Centrum駅の北西部に広がる文化地区。この辺りは「国立ショパン研究所」や世界屈指の名門音楽大学「ショパンアカデミー」がある、まさにショパンの街です。建物の窓から学生達が熱心に練習するピアノの音が聴こえてくるほど音楽好きにはたまらない街並みでしょう。その中心となるのが「Muzeum Fryderyka Chopina(ショパン博物館)」です。
もう説明の必要もないでしょうが、7000点ものコレクションを所蔵する世界一のショパン資料館です。もちろん数だけでなく、ショパンが生前に弾いていたとされるプレイエル製のグランドピアノやデスマスク等貴重な資料が注目です。
あと展示も面白い、入場チケットはICカードで、これを館内の様々な所にあるセンサーにかざすと、そこからショパンの音楽や映像が流れるというユニークな仕掛けになっています。
開館時間 11:00-20:00(最終入場19:00) 休館日:月曜、水曜日は無料。
第二次大戦の戦禍から見事に復興した市民の象徴
世界遺産「Stare Miasto(ワルシャワ歴史地区)」
■ワルシャワの歴史地区(旧市街)
ワルシャワ市の最も古い地区です。でも第二次世界大戦後に再建された街並みです。
ポーランドは第二次世界大戦時にナチス・ドイツとソビエト連邦の両国による占領を繰り返す戦禍に見舞われ壊滅的な荒廃に見舞われた国です。ワルシャワの街は1596年にクラクフから首都が遷され発展を遂げ、その繁栄ぶりは「北のパリ」と称されるほどでした。しかし第二次世界大戦で街の8割以上が破壊され、旧市街にいたってはほとんどが瓦礫と化してしまいました。
しかし戦後、市民たちが町並みの復元に立ち上がり、18世紀の画家の風景画や、戦前から建築学校に残されていた建物の精密なスケッチを手がかりに、もともと使用されていた煉瓦は可能な限り再利用し、破片さえも元の場所にはめ込むなど、それは「レンガのひび割れ一つに至るまで」と形容されるほど丹念な修復をしたのです。この「破壊からの復元および維持への人々の営み」が評価され1980年に世界遺産に登録されました。
17~18世紀の町並みを忠実に復元したカラフルな街並みはとても美しく一見の価値ありです。
レストランと人気のブティックで溢れる
ノビ・シフィアト通り(Nowy Swiat )でお土産を探そう。
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