【世界一周航空券】④特典航空券で行くべきか、一つひとつ検証してみました。すると…

世界一周航空券をいよいよ申し込み。その前に特典航空券の方がやっぱり得なのかな?

 ANAマイレージのスターフライヤー会員である私が、まず検討したのは「ANAのオンラインサイトで特典航空券」です。せっかく今までに貯めたマイルが沢山あるので、その有効利用です。
 特典航空券の利用はいつもの使い方と一緒です。自分でANAのオンラインサイトでクリック(無料)するか、マイレージクラブに電話(発券手数料 2,200円)して直接申し込みのどちらかです。
 メリットは航空券代金(手数料込)が安いことですね。もともと自分のマイルが使えるから航空券代がかかりません(別途燃料サーチャージ等はかかります)。それに適用マイル数もふだんと変わらない総航続距離に応じているので、うまくルートを組み立ててれば最低 70,000マイルくらいからで世界一周航空券(ほとんど直線コースですが)が手に入ります!!!

ANAのオンラインサイトを使うと意外と簡単に世界一周航空券を購入できます。

特典航空券での世界一周の隠れたメリットは、購入とは違う総航続距離の計算ルールです。

acworksさんによる写真ACからの写真 

 もう一つの特典航空券でのメリットは都市間の移動を鉄道や車などの陸路で行った場合の扱いです。その区間の距離を総航続距離に数えないことです。実は世界一周航空券を購入する場合は、次の都市まで観光を兼ねて陸路(地上)移動をした場合は、その区間の距離数も総航続距離数に含まれて加算されてしまうのです。これって結構大切なことで、私の場合でもその関係で 総航続距離数 が増え、上のクラスの航空代金に跳ね上がってしまうことがありました。ご注意を。

世界一周は飛行機だけではありません。陸路の移動でも距離数に加算されるのを知ってますか?


窓口決定の決め手は、旅行先現地でのトラブル対応力。海外では予期せぬ事故が多いですからね。

 私は検討した結果、マイレージ会員として特典航空券を使うのは、価格面ではとても魅力的だったのですが、断念しました。今回は世界一周という長い旅行なので、旅先での突発的な対処や再手配が予想されます。知らない土地で迷わないように、旅行中の現地でのサポート力を重視しました。結果的に予約の段階での相談や旅行中の連絡も含め、ちょっと情報不足なオンラインサイトでの特典航空券利用は選びませんでした。
 あと、大切なことを1点。特典航空券で予約できる席数は一般の購入できる席数に比べて少ないそうです。効率よく乗り換えを繰り返す世界一周旅行では、席数が限定的なのはルート作成の時に結構苦労しますよ。ご注意を。
 でも英語力が堪能で現地でも自信がある方は、 ANAオンラインサイトでの購入が一番得だと思います。

そして私が選んだのは、意外にもダイナースクラブの海外旅行デスクでした。

ダイナースカードのデザインって、そのまま「世界一周に行こう」って感じですね。

 さて、ここからが本格的な世界一周航空券の購入です。
これまでにピックアップした窓口に、1ヶ月にわたって連絡を取って細かい相談をしました。その結果最後に選んだ購入先は「ダイナースカードの海外旅行デスク」でした。(もちろん、他のクレジットカードデスクなら同じようなサービスを受けることができるはずです。ただゴールド会員以上だと思います。詳しくは加入しているクレジット会社に確認してください。)
 選んだ理由は
①基本的な計画は自分で立てるが、その後の相談に専門的なアドバイスがもらえる。
②相談事に関しては手数料が掛からないので割安。
③出発後も旅行先の現地でのトラブルに、提携旅行会社の現地デスクが対応してくれる。
④最後に…クレジットカードで世界一周航空券を購入したらポイントがたまります。そのポイント(マイル)で次の海外旅行に行けますよね。

 以上が「クレジットカード会社のゴールド会員の海外旅行デスク」を選ぶメリットですが、特に『ダイナースカードの海外旅行デスク』を選んだポイントは、専任の担当として「Tさん」がついてくれたことです。たくさんのスタッフがいる中で世界一周航空券の手配にはそれなりに専門知識の高い担当者ということで、Tさんが中心に対応してくれることになりました。本当にいつも私のわがままなリクエストに優しく具体的に対応してくれてます。

ダイナースで旅行サポート
海外旅行デスクですが、世界一周航空券の担当者は限定されてます。それだけ専門知識が必要。

 取扱手数料があまり発生しないで安価なのも嬉しいのですが、それ以上に大切なのは旅行中のトラブル対応でよね。普段の旅行と違って世界一周では、一つのフライトが欠航や遅延が起こるだけで、連鎖的にその後の一連の再手配が発生して大変です。それがアフリカや南米で発生したらと思うと不安ですよね。そんな時のサポート体制が決め手になりました。ダイナースの旅行手配では、海外の現地デスクが多くあり、提携旅行会社 (カードステータスによってJTBかHISの現地支店が対応) が対応してくれます。
 でも、《世界一周堂》《HIS社の世界一周旅行デスク》もとても親切で魅力的でした。それぞれに特長がありますので、皆さんは自分に合った窓口を選んでください。

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 第1回目の予約を始めます。2018年11月です。 まず最初は自分の考えたプランがどれだけ現実的なのか?ダイナースクラブの海外旅行デスクに相談です。(もちろん、JTBでもHISでも世界一周堂でも、自分の選んだ窓口で結構です。)[…]

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