まずユヴァスキュラ旅の基本情報を紹介します。拠点となるおすすめのホテル、またホテル周辺の街の雰囲気、買い出しに便利なお店やレストランも紹介しましょう。
ユヴァスキュラはこんな魅力的な街です 🎿 🚘 🏫
フィンランドの偉大な英雄的ジャンパー「ニッカネン」が育った街🏂🎿
ユヴァスキュラの街を象徴するキーワードは 「マッチ・エンシオ・ニッカネン」 「世界ラリー選手権 (WRC) 開催地」「アルヴァ・アアルト」ですかね。
ニッカネンはスキージャンプの元世界記録保持者で、フィンランドの英雄として称えられた人物です。ユヴァスキュラで育ったニッカネンは1982年の世界選手権を18歳で優勝すると、1984年にはサラエボ・オリンピックで金メダルを獲得しトップジャンパーに躍進し、その後のワールドカップやオリンピックの優勝記録をすべて塗り替え、フィンランドでは知らぬ人はいないほどの国民的英雄になりました。日本の葛西選手のライバルとして世界中のスキーファンを沸かせていましたね。
トヨタGAZOOレーシングが拠点とする 🚗💨 世界ラリー選手権 (WRC) の開催地
世界ラリー選手権 (WRC)の開催地としてモータースポーツファンの聖地でもあります。 ユヴァスキュラを拠点として湖水地方をコースとするラリー・フィンランド(旧称1000湖ラリー)には、毎年50万人が訪れる北欧最大のモータースポーツの祭典となっています。
美しい湖と針葉樹の深い森に囲まれた林道を走るグラベル(非舗装)コースですが、平均速度は135km/h、そして最高速度は200km/h超にも達するWRC屈指の超高速コースです。
日本から参加のトヨタは、チーム”トヨタGAZOOレーシング”として参戦。しかも拠点となるファクトリーをこのユヴァスキュラの郊外に構えています。それが功を奏してか”トヨタ・ヤリスWRC”はラリー・フィンランドを2017年から4連勝中、 世界ラリー選手権でもマニュファクチャラーズとドライバーズの年間タイトルを獲得する活躍を続けています。
そんなこと(トヨタや葛西選手)もあって…日本人はユヴァスキュラですぐ友達ができますよ。
20世紀を代表する世界的建築家「アルルト」が遺した🏫🏤北欧建築の展覧会場のような佇まい
アルヴァ・アアルト(Alvar Aalto:本名Hugo Alvar Henrik Aalto) は、フィンランドが生んだ20世紀を代表する世界的な建築家として有名ですが、都市計画家やデザイナーとしても活動の幅を広げ、国民的な人気も絶大で50フィンランド・マルッカ紙幣に肖像が描かれていた程です。
アアルトは1898年にクオルタネ(KUORTANE)に生まれ、5歳の時にユヴァスキュラに転居し青年期を過ごしました。その後ヘルシンキ工科大学で建築を学びプロとしてデビューします。1923年にはユヴァスキュラに建設設計事務所を開設し独立しています。名作として残る建築物は世界中に建てられていますが、ユヴァスキュラの街にも代表作がいくつも残されています。また彼の功績を称えアアルト美術館がユヴァスキュラ郊外にありますよ。
それらのアアルトの建築物の中でも、街中で見ることができる代表的な作品が「ユヴァスキュラ大学」です。
ホテルを選ぶなら…移動の拠点か?街歩きの起点か?おすすめを紹介します。
駅前の好立地「ソコス ホテル アレクサンドラ」。雪国でキャリーケースを持っている時は…
ユヴァスキュラは人口約13万人、フィンランド第7の都市で、駅の西部にあるユヴァスヤルヴィ湖(Jyväsjärvi))とトゥオヤルミ湖(Tuomiojärvi)に挟まれるように街が形成され、その周りを深い森が囲んでいます。まさに湖水地方を代表するような街です。
まずは宿の確保ですね。ユヴァスキュラは小さな街なので探すのも簡単です。ポイントは自然を楽しむために湖近くのホテルを選ぶか、利便性を優先して街中のホテルを選ぶかですね。
私は、雪の中で過ごすのに”利便性”を優先しました。食事や買い物に行くことを考えると街中が便利です。日本の道路に慣れた私達がフィンランドの雪道を歩くのって本当に大変ですよ。(ちなみに夏場の旅行ならどちらでもいいです)
私が選んだのは「オリジナル ソコス ホテル アレクサンドラ ユヴァスキュラ(Original Sokos Hotel Alexandra Jyväskylä)」。駅から徒歩3分、大きな旅行トランクを持っても歩ける距離です。中心地に近く買い物にも飲食にも便利です。運営もソコス(Sokos)グループだから平均レベルの施設とサービスが保証されています。ソコスのホテルは、Break、Original、Soloの3つグレードで設定されていて、” Original (オリジナル )”グレードのこのホテルは真ん中、標準的なシティホテルのクラスです。
ホテルのロケーションは?レストランやショッピング、徒歩圏内にある施設を紹介します。
ホテルは施設やサービスだけでなくロケーションも大事ですよね。私が団体ツアーで海外に行かない理由は、ホテルがギリギリまで決まらないこと。やっぱり街歩きを計画するのに、ホテルが旅行先の街のどの位置にあるかは重要なポイントです。ユヴァスキュラで選んだソコスホテルの周りの雰囲気を紹介します。
Asemakatu通りとKauppakatu通りの十字路が繁華街の中心地🐾🐾ホテルからは徒歩5分
ユヴァスキュラはこじんまりとした街なので繁華街も限られています。徒歩圏の中でレストランも買い物も十分にできますよ。ここを拠点に湖水地方を毎日のように巡るには最適だと思います。
繁華街の中心にSokkari Shopping Centre🎁🧸イケアもムーミンショップも入ってますよ
冬季は雪に包まれるので、外を歩き回るのも大変です。繁華街の中心にあるソッカリ・ショッピングセンター(Sokkari Shopping Centre)にはソコスデパートやいろいろな専門店が入っているので使い勝手がいいです。営業時間は平日10時~20時、土曜日10時~18時、日曜日12時~17時です。
💌郵便局にはMarimekkoやムーミンの可愛らしい便箋やレターセットが揃ってます
ユヴァスキュラの街で意外なおすすめは「郵便局」。郵便だけでなく、雑貨などの品揃えも充実していて、しかもそれらに日本でも人気のマリメッコやムーミンのオリジナルグッズがあって、お土産選びにもいいですね。
バイキング・コスプレでトナカイのステーキに陽気にかぶりつく「HAROLD」🍖🍻🍗
「HARALD」はフィンランドで人気のバイキングレストランです。ユヴァスキュラの他にもヘルシンキやタンペレ等数都市に出店する人気のチェーン店です。
店内に入るとちょっと薄暗い雰囲気。間接照明に浮かび上がる大きなヘラジカの剥製が迎えてくれます。古めかしい木組みの店内にはバイキングの丸盾や戦斧の武具が飾られていて、雰囲気にワクワク感が高まります。ウェイトレスも中世の北欧の民族衣装で登場し、お客さんも角付きの兜をかぶって、陶製のマグカップで乾杯と…気分も最高に盛り上がりました。
料理もバイキング・メニューです。鮭とじゃがいものスープ、ポテトフラットブレッド、サーモンのソテー、リンゴンベリーという木の実のソース、トナカイのテンダーロインや赤鹿のフィレステーキ…と北欧らしい食材と調理の郷土料理です。ボリュームもタップリで、楽しく、美味しくいただきました。
私の写真はうまく撮れていなくて美味しさが伝えられていないので、公式写真からも載せます。
ヨーロッパ旅行の時にいつも飛行機の窓から楽しく眺める🛫日本から一番近いヨーロッパ ユヴァスキュラの街やフィンランドの湖水地方のこと、皆さんご存じですか? 実は…ヨーロッパ旅行に行く人なら、よく見ている地域ですよ。ヨ[…]
行った人にしかわからない海外旅行情報を最新版で届けます。 私は現在、世界一周旅行進行中です。今まで250回を超える海外旅行をしてきましたが、初めての世界一周旅行です。私の場合…仕事の合間を縫っての海外旅行なので[…]
『自分だけの海外旅行に出かけよう!!』そんな情報ブログです。旅行計画を立てながらもっと情報が欲しい人、出発日直前になって今すぐ現地情報を確認したい、そんな人のために、少しでも役立てたいと願うサイトです。【最新情報:[…]