イスラム建築の粋を極めた宮殿だから
🏫🎨🌳まだまだ紹介する景色がいっぱいです。
グラナダ紀行①ではアルハンブラ宮殿のすべてを紹介することができませんでした。それ程、アルハンブラ宮殿は壮大で繊細です。今回も引き続き、アルハンブラ宮殿の魅力をお伝えしようと思います。
個性的で美しい建築や装飾が生まれた背景
🕌🕍イスラムとキリスト教に翻弄された波乱の歴史。
イベリア半島は紀元前193年にローマの支配下に入ります。その後8世紀初めにイスラム勢力がアフリカ北西部からジブラルタル海峡をわたってイベリア半島に進出し、756年に後ウマイヤ朝が建国されます。これ以降グラナダは15世紀まで約780年の間、イスラムの支配地となるのです。
この間も内戦が繰り返されますが、1238年に建国されたナスル朝グラナダ王国は約250年間存続し、経済・文化が最も繁栄します。アルハンブラ宮殿は、この時代に建てられたイスラム建築の傑作とされています。15世紀後半に入るとキリスト教諸国連合軍の侵攻が始まり、1492年ナスル朝は滅亡しイスラム勢力によるイベリア半島の支配は終焉してしまいます。
しかし、アルハンブラ宮殿はその後も改築を受けながらも残され,現在にまでその姿をしっかりととどめています。ヨーロッパ風の街並みのグラナダで静かにそびえるイスラム様式の建築物の一群は、ヨーロッパとアフリカ、キリスト教世界とイスラム世界を結び、さまざまな民族・宗教が訪れては去っていったイベリア半島の歴史を自分の眼で確かめられる貴重な遺跡です。
アルハンブラ宮殿に行くなら、歴史の勉強をしておくと、何倍にも愉しく観ることができますよ。
やっぱり凄いアルハンブラ宮殿のポイントを、もう一度まとめてみました。📸✨✨
①歴史的な文化を映した壮観な建築物の佇まい
②多彩な技法を駆使した壁面装飾の美しさ
③窓から見える風景を意識した芸術
④光を絶妙に取り入れたドームの美しさ
⑤変化を与える中庭や自然との融合
なんて感じですね。
ずっと見上げていたい🤩🌟🥰
ステンドグラスを通る光が幻想的に美しく飾る天井ドーム。
自然と調和し愉しむ。窓からの借景は
空の青さや鮮やかな花々を取込み🎨佇まいを演出してます。
遺跡の一角に佇むアベンセラヘスの宮殿跡
🌆往時の姿を想像するだけでも楽しい
いかがでしたか?
アルハンブラ宮殿は広くて…というよりも見るべきモノが多くて、1日では回りきれませんよ。絶対に泊ってじっくり回って、望遠レンズ使ってギャラリーを作りましょう。
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