- 1 初日からハイライト🎊ピラミッドに向かうツアーバスには警察官も同乗して安全を確保してます。
- 2 鉄筋丸出しのビルが建築途中で放棄されたの?エジプトの街並み🕌🏫🏦🏭
- 3 ギザ地区ピラミッドエリアに入場です🚐検問チェックも厳重👨✈️👮♂️
- 4 威容にそびえるクフ王のピラミッド🙏👳♂️4500年前なら ひれ伏してるレベルのド迫力スケール
- 5 王妃のピラミッド群とマスタバ墳に挟まれた葬祭殿跡は🐪ラクダとの自撮りが楽しめます📸
- 6 三大ピラミッドを背景に記念写真を📸絶好の撮影ポイントがココです
- 7 ギザの大スフィンクスには尻尾があるって知ってましたか?検証してみましょう🧐
- 8 スフィンクスの正面に世界一有名なケンタッキー🍟それよりもっと絶景なレストラン紹介します
初日からハイライト🎊ピラミッドに向かうツアーバスには警察官も同乗して安全を確保してます。
エジプト観光第1日目はギザの三大ピラミッド(Great Pyramid of Giza)からスタートです。初日からテンション爆上がりですね。朝早くホテルを出たバスは通勤渋滞にも巻き込まれず、順調にギザへと向かいます。
エジプトでは過激派のテロ攻撃を防ぐために、警察や軍の取締りが厳しい状態が続いています。特に大切な観光資源であるスポットでは検問も厳しく、私達のツアーバスにもホテルから警察官が1名同乗し、途中の検問でも止められます。ちなみに、ツアーバスへの警察官の同乗はカイロだけでなく、この後のルクソールやアスワンなど地方の観光地でも同様に行なわれていました。
鉄筋丸出しのビルが建築途中で放棄されたの?エジプトの街並み🕌🏫🏦🏭
ピラミッドに向かう途中、街並みを眺めていると・・・気になるのは、建築途中のビルが多いこと。それも結構築年数が経っているものです。一見すると(作りかけ途中で放棄されて)荒廃した街並みに見えます。
これ・・・実はエジプトの風習らしいんです。
建物はレンガ造りですが、柱も梁も露出していて、特に最上階の柱は鉄筋が剥き出しのままになっています。
これはまさしく建築途中の状態のままで住んでいるのです。エジプトでは土地を買い家を建てると、自分達が生活する部分(面積)だけ建築し、子供が大きくなるとその上に建て増ししていくという大家族スタイルらしいです。どうせ建て増しするなら、そのつなぎとなる最上階は鉄筋は剥き出しのまま次の工事に引き継ぎやすくしてるようです。(諸説には、建物の固定資産税は完成した時点から課税されるので、未完成のままにしているとの話しもあります)
とにかく、建築途中の状態で放置されたかのような街並みはあまり綺麗とは言えません。
ギザ地区ピラミッドエリアに入場です🚐検問チェックも厳重👨✈️👮♂️
さあいよいよピラミッド・エリアに到着しました。ヨーロッパではコロナ禍の規制が緩和されてきているので、観光客も徐々に増えているようです。私達の到着は8時前だったので、まだまだ空いてます。この後の観光地もそうでしたが、昼間には観光客でいっぱいになるので見学できる施設数も限られるので、朝の早い訪問をおすすめします。
ここではクフ王のピラミッドに入場するのに、少し時間が経つと長蛇の列になりますよ。
威容にそびえるクフ王のピラミッド🙏👳♂️
4500年前なら ひれ伏してるレベルのド迫力スケール
まずは、やっぱりその巨大さに圧倒されます。子供の頃からテレビで何度も見た光景ですが、間近に見る生の迫力は違いますね。こんなスケールの大きな建造物が、約4500年ほど前の古代エジプト王国第4朝時代に出現していたなんて…。
建設当時のピラミッドは、砂漠や大河を渡りこの地を訪れた人達にとっては・・・巨大な人工建造物を見て驚き畏敬の念を抱くのに十分だったと思います。現代においてもその荘厳な佇まいは、「やっぱりエジプトに来て良かったー」と感動的でした。
究極ガイド「2時間でまわるピラミッド」
📺エジプト旅の事前チェックに最適ですよ。
エジプト観光は見所がいっぱい。しっかりと計画を立てとかないと、後から後悔すること必至です。
ふだんの私は、旅行先が決まったら…旅先のテレビ放送予定をしっかり予約登録し録り溜めします。今回のエジプト旅行に役に立ったのは『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん(古代エジプト編)テレビ朝日系』でした。事前にチェックしていたので、とても効率で楽しい旅になりました。
一方で、帰国してから…この番組が出発前に放映されていたら最高だったなと、残念に思った番組がNHK放送の『2時間でまわるピラミッド』です。 帰国後にこの番組が放送されて…自分のエジプト旅を振り返ってみましたが、残念ながら見逃したところも見つかり、この番組の良さを実感しました。これからエジプト観光に行かれる方、必見ですよ。そこで番組で紹介されたポイントを少しお借りして載せます。
旅行中に”今世紀最大の発見” 🧐✨クフ王のピラミッド内の新たな空間がココ👆
私達がピラミッド見学をしている頃に ”今世紀最大の発見”の発表がありました。「Nature Communications」に発表されたのは、ピラミッド内に新たな空間が発見されたニュースでした。以前からその空間の存在は指摘されていたのですが、科学的に実証できたのです。昔のピラミッドの発掘(盗掘)では ダイナマイトを使ってバンバン爆破しながら内部を捜索する方法でしたが、現在では非破壊検査です。今回は名古屋大学の研究チームが行った”宇宙線のミューオン”を利用して、まるでレントゲン写真を撮るように、ピラミッドを傷つけることなく、その内部構造を可視化することに成功しました。
すると…ピラミッド表面の「シェブロン」と呼ばれる場所から80センチ奥にあって、大きさが縦横2メートルで奥行きが9メートルということまではっきりと分かったのです。そして、今年の調査でファイバースコープを使用し、4500年前の空間が実際に残っているのがしっかりと確認されたらしいです。
そんな注目のクフ王ピラミッドにいよいよ入場します。
いよいよクフ王のピラミッドに潜入🕵️♀️スマホのカメラ撮影OKでした👍
まだまだコロナ明けで、空いているようです。早速、エジプト最大のクフ王のピラミッドに潜入です。
私達観光客が入場するのは、正規の入り口から7mほど下方にある”9世紀にカリフのアル=マムーンが掘ったと伝承されている盗掘口”です。
入場口でチケットを渡してトンネルの中へ。ちなみにピラミッド内部はカメラやビデオによる撮影禁止です。何故か今回は・・・「スマホによる写真撮影は”可”」でした。きっとプライベートはOKという意味でしょう。コロナ緩和直後で観光客に甘い時期だったのでラッキーでした。この撮影許可ルールは頻繁に変わるようなので注意が必要です。
入場すると盗掘口らしいゴツゴツとした水平なトンネルが約30m程続きます。すると正規の入り口から下りてくる下降通路とぶつかります。そこからが上昇通路です。
ピラミッドの内部見学は初めてだし、暗く見えにくい、そして蒸し暑い…だから、効率的に回るために事前の情報収集が大切だと感じました。先に紹介したNHK放送の「2時間でまわるピラミッド」の他に、書籍ではエックハルト・R・シュミッツ著の「The Great Pyramid of Giza」が参考になったので紹介しておきます。
➡「The Great Pyramid of Giza」公式
この中で著者のエックハルト・R・シュミッツは冒頭で、ピラミッドを次のように表現しています。
「私は、大ピラミッドは数学の”普遍言語”で書かれた石の証であり、エレガントで単純な方程式の使用の中に、地球、天文学、天体物理学に関連して暗号化された高度な知識の情報が見出されると主張します。私は、ギザの大ピラミッドが遠い昔に私たちの祖先によって知られていた科学の記念碑であり、数え切れないほどの生涯にわたる人類とのコミュニケーションの手段として存在し、将来にわたって無期限に存続し続けることを実証します。」
上昇通路は約40m、傾斜角度約26度の急勾配です💦💦
大きさに圧倒される大回廊
でも必見は壁や天井の数多くの「シャクリ(刻み・溝)」🧐
大回廊の大きさは、長さ46.7m、幅2.1m、高さ8.7mです。
壁面は7段の持ち送り構造となっていて、1段あたり7.5cmずつ迫り出してきます。上部から5段目には何かを受けるようなシャクリ(刻み・溝)が付いています。天井は約1m幅の石板で仕上げられていますが、平面ではなく段差がつけられています。また下部には両壁に沿って幅50cm、高さ61cmのベンチ状の石段があり、左右それぞれ27個の四角い穴が均等な間隔で空けられています。
これらの、シャクリや窪み、段差と穴・・・。建設当時に巨大な石を運ぶための何らかの装置だったと考えられていますが、まだ何も検証されていません。
大回廊では、こんな疑問を一つひとつ探りながら探検するのが面白いですよ。
王の間(玄室)は謎だらけ…🧐❔
盗掘された? 未完成なの?ダミーなの?
大回廊を登り切ると小さな前室(通路)があります。盗掘を防ぐためこの空間は小さく区切られ天井も低く、しゃがんで進みます。
いよいよ「王の間(玄室)」に入ります。広さは約10m×5mで高さは6m程です。赤色花崗岩が隙間なく積まれていて、表面は平滑に仕上げられていますが装飾はありません。
部屋の一番奥には石棺があり、これがクフ王の棺です。盗掘に会ってクフ王のミイラや装飾品は持ち去られたとされています。
でも正直…これがクフ王の棺なのでしょうか?私はエジプト滞在中に考古学博物館などで多くの棺を見ましたが、もっと豪華で美しい装飾がなされたものばかりでした・・・。盗掘にあったから?
私の感想は、たぶん「未完成説」が有力だと思いますが…
棺の大きさは「長さ2.28m、幅0.98m、高さ1.05m」もあって、王の間の入り口(トンネル)はもっと小さいので、部屋が完成される前からこの場所に大きな石を置き、削り出されたものです。そしてこの形状にするには過去の実験考古学では延べ28,000時間(約9年間)かかると検証されています。
また、王の間の天井南側には亀裂がありますが・・・ここは盗掘のために開けられた穴とされていますが、実際には工事用の出入り口だったのではないでしょうか?
つまり、この出入り口が塞がれていないということは・・・部屋を造って、石棺を削り出している途中の未完成の状態でクフ王は亡くなり、クフ王のミイラはこの部屋には埋葬されず他に安置されたのだと考えられます(ヴィエスワフ・コジンスキー説)。だから盗掘には遭っていない。きっとクフ王のミイラは何処かにまだ眠っているのでは無いでしょうか?
と、勝手な妄想をしながら、ピラミッドの中心部を味わってきました。とにかくクフ王のピラミッドは王の間までの回廊の急坂が大変です。(何人か途中でリタイアしてました)行く前には少し足腰を鍛えておいた方がいいでしょう。
王妃のピラミッド群とマスタバ墳に挟まれた葬祭殿跡は🐪ラクダとの自撮りが楽しめます📸
クフ王のピラミッドを見学したら、次はピラミッド東側の「東のマスタバ墳」エリア ヘ移動します。マスタバとは長方形をした大墓墳です。ここには王妃たちのピラミッドもあります。またクフ王の母であるテプヘレス王妃の竪穴墓があったり、岩窟墓があったりとバリエーション豊富で意外と見所いっぱいですよ。
それにあまり時間が無い時の観光だったら、そのままスフィンクスにつながっているので時間節約にもなります。
ピラミッドの東側は当時の葬祭殿跡です。台状の石畳が広がっています。この広場に隣接するのが、3基の「王妃のピラミッド」です。北側から「クフの母ヘテプヘレス」」「クフ王妃メリトイテス」「王妃ヘヌトセン」の墳墓のようです(諸説あり)。 王妃のピラミッドは大ピラミッドと異なり、底面が水平に整えられていなく、大きさは大ピラミッドの1/5程となっています。
三大ピラミッドを背景に記念写真を
📸絶好の撮影ポイントがココです
ギザの三大ピラミッドを一番綺麗に撮影できるポイントがあります。
カフラー王のピラミッドの北側、GoogleMapだと「Panoramic view of the Pyramids」で検索できます。ここからだと三大ピラミッドが綺麗に一望できます。石の連なった段差があるので、その上に乗ると、ピラミッドをつまんだような写真が撮れますよ。
それにラクダもたくさんいるので一緒に記念写真が撮れます。ただし、乗る前に絶対に値段交渉して下さい、ボラれます。
ギザの大スフィンクスには尻尾があるって知ってましたか?
検証してみましょう🧐
三大ピラミッドを観たあとの締めくくりは「ギザの大スフィンクス」です。ピラミッド地区の東側駐車場から入りお土産物屋の通りを進むと待望のスフィンクスが見えてきます。
まず手前の小高い丘から一望しましょう。建設当時はこの前にはナイル河が流れていました。そして船着場があり、その荷物を運び込んだのがカフラー王の河岸神殿(Khafre’s Valley Temple)です。
定説では、ギザの大スフィンクスは紀元前2500年頃、第四王朝カフラーの命により第2ピラミッドと共に作られたとされています。
スフィンクスはたびたび砂嵐で埋没し、現在の全身が現れたのは1926年です。その後1988年にかけて大修復が行われ、現在のカタチとなっています。以前は長い顎ひげがありましたが脱落してしまい、発掘された破片はカイロ博物館に3つ、大英博物館に1つ保存されています。
また、鼻の部分が欠落しているのは、ナポレオンがギザを訪れた時、フランス軍がスフィンクスを標的に大砲を打ち込んで一部を破壊してしまったという説があります。
ところで、スフィンクスには尻尾があるのを知っていますか?テレビ朝日「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」で芦田愛菜さんが紹介していたので、興味深く観てきました。結構長い尻尾がありますよ。
カフラー王ピラミッドへ続く参道の入口「河岸神殿」はナイル河の船着き場でした⛵
大スフィンクスの前に構えているのが河岸神殿です。ここはカフラー王のピラミッドに続く参道の入口であり、ナイル河で運ばれた物資のための船附場でもありました。 カフラー王の死後はこの神殿で王のミイラが作られたとされています。
中に入ると直線状に切り出された花崗岩で造られた壁や柱は、風にさらされても当時のままの姿を保ち、荘厳な雰囲気を漂わせています。これらの石材は、隣の敷地にあった岩山から彫り出してスフィンクスを作った際に、掘り出された岩をそのまま使ったようです。石材を調査すると…スフィンクスの切り出した断面と一致する部分が多数見つかっているようです。
河岸神殿を抜けると眼の前にスフィンクスが現れます。鼻が欠けてる!
日本人観光客に大人気!スフィンクスの後ろに回ると…そこには巨大な尻尾😍
最近日本人観光客に大人気なのが「大スフィンクスの尻尾」です。テレビ朝日放送の「サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」の今年の新春3時間スペシャルでエジプトを特集し、その時に紹介された『 大スフィンクスの尻尾 』が大反響となり、日本から来る観光客が楽しみにしているのです。私もその一人でした。
そして実際に目にしたスフィンクスの尻尾は思ったより巨大でした。
スフィンクスの正面に世界一有名なケンタッキー🍟
それよりもっと絶景なレストラン紹介します
ギザのピラミッドとスフィンクスをテレビの旅番組で紹介すると、必ず一緒に映るのがスフィンクスの正面に位置する「 ケンタッキーフライドチキン (2階はピザハット)」のお店ですよね。
当然のように寄ってみました。場所はギザ地区ピラミッド地区のスフィンクスに近い入場口の前です。お店の中に入ると1階はケンタッキー・フライドチキンのカウンターです。でも2階に上がるとガラス窓の正面にスフィンクスが座っています。その斜め後ろにはクフ王のピラミッド…絶景ですね。
でも、わざわざエジプトに来て、フライドチキンやピザを食べるのもなぁ…という人には朗報です。
すぐ隣りのレストランも2階は全面のガラス張り、もっとダイナミックにピラミッドが一望できますよ。お店の名前は『Abou Shakra Restaurants』です。それに特別メニューに「ピラミッド・プレート」があります。料理はエジプトらしい”タンドリーチキンとケバブ”、同じ皿の上にピラミッドの形をしたライスが盛られています。この料理と一緒にピラミッドとスフィンクスを背景にした自撮り写真は想い出の1枚になりますよ。
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